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GUIDE / INTERLOCKING

ILBとは?インターロッキングブロックの種類・厚さ・寸法と施工方法

歩道・広場・駐車場に敷くインターロッキングブロック(ILB)の仕組み、普通・透水性・保水性・遮熱性の違い、歩道と車道の厚さ、JIS A 5371と曲げ強度、寸法と重さ、施工方法を、JIS・協会の資料とメーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年10月14日更新

この記事の答え

インターロッキングブロックは、目地に詰めた砂でブロックどうしをかみ合わせ、人や車の重さを周りへ分ける舗装用のコンクリートのブロックです。選ぶときは「水をどうするか(普通・透水性・保水性と遮熱性)」「車が乗るか(厚さ60mmか80mm)」「色と形」の3つを先に決めます。

インターロッキングブロックとは

  • インターロッキングは「かみ合わせる」という意味。目地砂でブロックがかみ合い、荷重を分ける(JIPEA)
  • 歩道・広場・公園・建築外構から、大型車が走る車道まで使われている(JIPEA)
  • 1枚ずつ外して戻せるので、掘り返したあとも同じブロックで直せる(久保田セメント工業)
  • 略してILB、ILブロック、現場ではインターとも呼ぶ

比較ページには、日本法人のある会社が自社で作るコンクリートのインターロッキングブロックを載せています。点字ブロック、縁石、レンガ・タイルだけの製品、植生用ブロック、施工だけのサービス、代理店品は載せていません。

種類の違い

普通(一般)

  • 水を通さず、雨水は表面を流して側溝へ出す
  • 色と形の品ぞろえがいちばん多い
  • 値段を公開している例:エスビックのオールラウンドペイブ・スタンダードは1平方メートル10,000円(税抜、厚さ60mm)

透水性

  • ブロックのすき間から雨水を地中へ通す。水たまりと泥はねができにくい
  • 協会の要領を引いた国土交通省の資料では、透水係数は1.0×10⁻²cm/s以上
  • 曲げ強度は普通より低く、3.0MPa以上(普通は5.0MPa以上)

保水性・遮熱性

  • 保水性:ブロックにためた水が蒸発するときの気化熱で冷やす
  • 遮熱性:赤外線をはね返して表面温度を下げる
  • JIPEAは、アスファルトより11℃以上下がるブロックを「クールブロックペイブ」として認定している

厚さの決め方

  • 人が歩く歩道や広場は60mm、車が乗る所は80mm(美建工業は歩道用6cm・車道用8cmと案内)
  • 歩道の車両乗り入れ部は、車道と同じ舗装の構造にする(JIPEA)
  • 大型車が入るなら曲げ強度5.0MPa以上の80mm厚、入らなければ3.0MPa以上の80mm厚(JIPEA)

規格

  • JIS A 5371:2016(プレキャスト無筋コンクリート製品⁠)⁠の推奨仕様B-3がインターロッキングブロック
  • 舗装の設計と施工は、JIPEAの「インターロッキングブロック舗装設計施工要領」(2017年3月)
  • JIS の本文は日本規格協会で確かめる

寸法と重さ

  • いちばん多いのは200×100mm。100×100mm、300×300mmなども並べて模様を作る
  • 寸法には目地込みと実寸がある(200(198)mmのように書くメーカーが多い)
  • 200×100×60mmで1個2.4〜2.7kgほど

施工方法

  • 路盤の上に敷砂を敷いてならし、ブロックを並べ、目地砂をほうきで掃き込む
  • 透水性・保水性は、路盤の上に不織布を10cmほど重ねて敷き、敷砂の流れ出しを防ぐ(サンヨー宇部)
  • 敷砂に空練りモルタルは使わない。浮き上がりや局部沈下のもとになる(JIPEA)

アスファルトとの違い

  • 最初の工事費は高いが、20年でライフサイクルコストがほぼ同じ、40年で6〜19%安くなる解析例がある(JIPEA)
  • 色と形で模様を描ける
  • 白い粉(白華)が出ることがあるが、強さには関わらない(久保田セメント工業)
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