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GUIDE / GRAPPLE

グラップルとは?油圧ショベルに付けるグラップル(つかみ機)の種類(機械式・全旋回・スクラップ用・木材用)と⁠、適用ショベル・開口幅・質量の選び方

解体材・廃材・金属スクラップ・丸太をつかむグラップル(つかみ機・フォーク)の4つの種類、機械式と全旋回式の違い、付けられるショベルのクラス、油圧配管、林業用の木材グラップルの見方を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年10月29日更新

この記事の答え

グラップルは、油圧ショベルに付けて、木材や廃材、スクラップをつかむアタッチメントです。つかみ機・フォークとも呼びます。旋回しない機械式、爪が油圧で回る全旋回式、金属スクラップ用の多爪の型、林業用の木材グラップルに分かれます。選ぶときは「付けるショベルのクラス」「何をつかむか」「旋回が必要か」の3つを先に決めます。

グラップルとは

グラップルは、油圧ショベルのアームの先に付けて、物を爪で挟んでつかむアタッチメントです。バケットではすくえない長い物やかさばる物を、つかんだまま運んで積めます。解体現場の分別、産業廃棄物の処理、金属スクラップの荷役、林業の木寄せや積み込みで使います。

比較ページには、自社で作るか日本法人が自社グループの製品として売るグラップルを、各社の代表の型の単位で載せています。切る機能の付いたグラップルソー、林業機械の本体、クレーンに付けるグラップル、販売店が売る他社製品は載せていません。

4つの種類

  • 機械式つかみ機(フォーク)は⁠、爪を旋回させない構造の簡単な型です。例はタグチ工業のグラスパーV3 GT-120と、オカダアイヨンの機械式フォーク S-450Lです
  • 全旋回つかみ機は、爪が油圧で回り、つかんだまま向きを変えられます。例はタグチ工業の全旋回グラスパーVS、エステーケーの全旋回式フォークグラップル、MBジャパンのMBグラップルです
  • スクラップ用グラップルは、爪の多いバケット形で、金属スクラップをまとめて運びます。例はマルマテクニカのグラップルバケットと、松本製作所のTRG-2200です
  • 木材グラップルは、丸太を抱える爪の林業用です。例はイワフジ工業のGS-90LJ、オカダアイヨンのNWG-130R、オノデラ製作所のWGB-45、ユアサ製作所のGSP-70、松本システムエンジニアリングのメガロです

機械式と全旋回式の違い

  • 機械式は爪が回らず、構造が簡単で軽い型です。向きはショベルの動きで合わせます
  • 全旋回式は爪が油圧で回るので、ショベルを大きく動かさずに長い物を並べたり積んだりできます
  • 同じ12〜14tクラスで比べると、タグチ工業の機械式GT-120は610kg、全旋回のGV-122Sは860kgです

付けられるショベルのクラス

  • 型ごとに付けられるクラスが決まっています。タグチ工業のグラスパーV3は0.7〜45tクラス、MBグラップルは1.3〜30tクラスまでそろえています
  • タグチ工業は、クラスの違うショベルには付けられないと案内しています。エステーケーは、仕様欄のクラスでも付けられない場合があるので相談するよう案内しています
  • つかむ作業はアームに負担がかかるので、タグチ工業はアームの補強を勧めています

油圧配管と操作

  • 全旋回式は、開け閉めと旋回の配管を用意します。タグチ工業の全旋回グラスパーVSは、2往復の油圧配管が必要です
  • 電磁弁を本体に入れた型は、ベースマシンへの架装が楽です。オカダアイヨンの電磁弁内蔵型の木材用グラップルは、ブレーカ配管だけで足ります

木材グラップルの見方

  • 見るのは、ショベルのクラス、つかめる重さ、最小つかみ径です
  • オカダアイヨンのNWG-130Rは、定格荷重3,000kgで最小掴み径100mmです
  • イワフジ工業のGS-90LJは、最大許容荷重2,000kgで最小掴み直径130mmです
  • オノデラ製作所のWGB-45は、最小掴み径が直径90mmです
  • 南星機械の木材用グラップルは、2024年4月からオカダアイヨンの型式(A50R1はNWG-130R)になっています

値段

  • このページに載せたグラップルは、どれも公式サイトに値段を出していません。ショベルのメーカー・型式・クラスと、つかむ物を伝えて見積もりを取ります
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