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GUIDE / SHIELD-TENT

シールドテントとは?ルーム型・デスクトップ型・メッシュ型の違いと選び方、価格

外の電波を遮る組立式の設備、シールドテントの3つの種類、シールドルームとの違い、遮蔽性能と周波数の見方、価格を公式資料からまとめました。

2026年11月6日更新

この記事の答え

シールドテントは、導電性の布で囲って外の電波を遮る組立式の試験空間です。人が入るルーム型、小さいデスクトップ型、光と空気を通すメッシュ型があります。選ぶときは、試験する周波数の上限と、そこで要る遮蔽量を先に決めます。

シールドテントとは

シールドテントは、金属をメッキした導電性の布を骨組みに吊るか留めて、外の電波を遮る空間を作る設備です。電磁波シールドテント、電波シールドテントとも呼びます。無線機器の開発、EMCのプレ試験、電波法を守るための試験、漏洩電波の対策に使います。

シールドルームのように据え付ける工事が少なく、使わないときは畳んでしまえます。東京計器アビエーションは、シールドルームの低コスト版と案内しています。

種類と違い

選ぶときは「周波数の上限」「要る遮蔽量」「人が入るか」の3つを先に決めます。

  • ルーム型は、人と測定器が一緒に入る広さです。SR7030T、イキソルラボ ILS-232、MST-PY(3)、HST シリーズがこの型です
  • デスクトップ型は、試験品だけを入れる小さい型です。SR4010DT、イキソルラボ ILS-111、SE シリーズがこの型です
  • メッシュ型は、光と空気を通します。EMCテント EMCT181820-3とMST-PXF(2)がこの型です

遮蔽性能と周波数の見方

遮蔽量はdBで表します。電波の強さが1/100になれば-40dB、1/10,000になれば-80dBです。

  • 東京計器アビエーションのSR7030Tは、500kHz〜30GHzで70dB以上と保証しています
  • イキソルラボ ILS-232は、30MHz〜40GHzで約80dBの実測値を出しています。保証値ではないと公式に書いてあります
  • テイエスエスジャパンのSE シリーズ(2層式)は、1MHz〜6GHzで60dBを保証しています
  • 新日本電波吸収体のMST-PY(3)は、100MHz〜110GHzで-40dBです

保証値と実測値では意味が違うので、同じ数字でも書き方を確かめます。布を重ねると遮蔽量が増え、SR4010Tの1重は40dB以上、SR7010Tの2重は70dB以上です。

価格

値段が公開されている製品は多くありません。

  • イキソルラボ ILS-111は、通販で770,000円(税込)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • イキソルラボ ILS-232は、通販で2,571,800円(税込)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • EMCテント EMCT181820-3は、公式の参考価格で3,300,000円(税別)⁠で⁠⁠⁠⁠す

ほかのメーカーは見積もりで聞きます。電源フィルタや換気ファン、電波吸収体を足すと、その分の費用がかかります。

入れる前に確かめること

  • 電源と通信線の引き込み方を決めます。電源はフィルタ入りのボックス、LANは光変換器を通します
  • 熱の出る機器を動かすなら、換気や空調のオプションを見ます。メッシュ型なら追加の空調が要らない製品もあります
  • 期間限定の試験なら、東京計器アビエーションや新日本電波吸収体のレンタルで足ります
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