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GUIDE / SETCHI-TEIKOU-TEIGENZAI

接地抵抗低減材とは?種類(セメント系・バイオ炭入り・樹脂ジェル)と選び方

接地極のまわりの土に入れて接地抵抗を下げる接地抵抗低減材(接地抵抗低減剤)について、主成分の違い、水の要否、固まるか、施工の量、価格の調べ方をまとめました。

2026年11月6日更新

この記事の答え

接地抵抗低減材は、接地極のまわりの土に入れて接地抵抗を下げる材料です。主成分はセメント系・バイオ炭入り・樹脂ジェル系の3つで、選ぶときは水の要否、固まるか、施工の量を見ます。

接地抵抗低減材とは

接地抵抗低減材は、接地極のまわりの土に入れて接地抵抗を下げる材料です。接地抵抗低減剤とも呼びます。接地棒や銅線だけでは抵抗が下がりにくい場所で、接地極と土の間に電気を通しやすい層を作ります。

比較ページには、自社の製品として公式に案内している7社9製品を載せました。

3つの種類

選ぶときは「主成分」「水の要否」「施工の量」の3つを先に決めます。

  • セメント系は、セメントに炭素物質やカーボンブラック、炭素繊維を混ぜた低減材です。ホクデンEP-1、カーボンアースCA10、ドーデンクリートS-010などがあります。
  • バイオ炭入りは、導電材にバイオ炭を使う低減材です。バイオサンアースBC1は、同社のサンアースM5CよりCO2排出量を約21%減らしています。
  • 樹脂ジェル系は、固まらない高分子樹脂の低減材です。イージェルEG-4000は開栓して流し込むだけで使えます。

水の要否

水を現場に運べるかどうかで、選ぶ製品が変わります。

  • ホクデンEP-1とカーボンアースCA10は水がいらず、土の水分で固まります。
  • サンアースM5CとバイオサンアースBC1は、帯状施工なら水がいりません。
  • ニッピアースⅢは、1袋あたり約2.4Lの水で練って使います。
  • イージェルEG-4000は水がいらず、イージェルパウダーは水に溶かして使います。

施工の量

溝の長さや接地棒の本数から、袋数を決めます。

  • サンアースM5Cは、25kgで約3m施工できます。
  • バイオサンアースBC1は、19kgで約3m施工できます。
  • ホクデンEP-1は、10kgあたり1m施工できます。
  • イージェルEG-4000は、パイプ接地棒1本に1〜2Lを使います。

低減効果は大地抵抗率で変わるので、先に土を測ります。サンコーシヤは公式サイトに接地設計の簡易計算機を出しています。

価格の調べ方

このページの9製品に、製品ページで公開価格を出している製品はありません。日動電工のカーボンアースCA10は標準価格をオープンとしています。サンコーシヤは製品ページから見積もりを依頼できます。

しまい方と扱い方

  • ホクデンEP-1は倉庫内で−10℃〜40℃にしまい、直置きを避けます。
  • 粉の低減材を扱うときは、手袋と防塵マスクを着けます。
  • イージェルパウダーの水溶紙は水や衝撃に弱いので、ぬらさないようにします。
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