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GUIDE / PULSE-POWER-SUPPLY

パルス電源とは?プラズマ処理・レーザー・成膜・めっきで使う4つの種類と選び方

必要な瞬間だけ大きなエネルギーを出すパルス電源の4つの種類、ナノ秒の高電圧型・マイクロ秒と高周波の型・成膜用・めっき用の違いと、出力電圧・パルス幅・繰り返し周波数の見方をまとめました。

2026年11月6日更新

この記事の答え

パルス電源は、必要な瞬間に出力をONにして、短い時間に大きなエネルギーを出す電源です。選ぶときは、使う工程を決めてから、出力電圧・パルス幅・繰り返し周波数を負荷の条件で比べます。公式の公開価格は今回確かめた製品に無かったので、同じ条件を揃えて見積もりで比べます。

パルス電源とは

パルス電源は、電気を出し続けるのではなく、必要なタイミングで出力をONとOFFに切り替える電源です。OFFの間にエネルギーをため、ONにしたときに瞬間的に大きな電力を出します。

比較ページには、日本の会社が自社で作るパルス電源を、公式の製品ページで仕様を確かめられた型の単位で載せています。直流の高圧電源や、代理店が売る海外製品は載せていません。

4つの種類

  • ナノ秒の高電圧型:短いパルスを高い電圧で出します。例は明電舎のパルス電源、末松電子製作所のPPM1000S-1KESP、松定プレシジョンのHKシリーズです
  • マイクロ秒・高周波型:幅のあるパルスや繰り返しの高いパルスを出します。例は栗田製作所の高電圧パルスモジュレータ、ネクスファイ・テクノロジーのPPT500-2.5k-01です
  • 成膜用:スパッタなどで使います。例はアルバックのDC-10-P、計測技術研究所のHiPIMSタイプです
  • めっき・陽極酸化用:電流をパルスにして流します。例は中央製作所のPPE2-300-030、栗田製作所の陽極酸化被膜用電源です

選ぶ順番

  • まず、使う工程と負荷を決めます。電圧・幅・立上がりは負荷で変わります
  • 次に、出力電圧とピーク電流を決めます。プラズマの生成と、めっきの処理では桁が変わります
  • パルス幅と繰り返し周波数を決めます。この2つで、入れる電力が決まります
  • 直流電源や操作ボックスが別かどうかを確かめます。栗田製作所の高電圧パルスモジュレータは別に揃えます
  • 高周波を使う型は、設置の許可を確かめます。末松電子製作所のMPC1110S-15KLPは高周波利用設備に当たります

数字の見方

  • 末松電子製作所のPPM1000S-1KESPの立上がりは、10ns以下です
  • 松定プレシジョンのHKシリーズの立上がりは、15nsです
  • パルスパワー技術研究所のスマートパルスパワー電源の電圧は、30kVpから100kVpです
  • ネクスファイ・テクノロジーのPPT500-2.5k-01の繰り返しは、500kHzです
  • アルバックのDC-10-Pの定格電力は、10kWです

各メーカーの値は公式の製品ページで確かめた時点のものです。実際に使う負荷での波形を、見積もりのときに確かめます。

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