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GUIDE / KAKUSEIKI

拡声器とは?メガホン・ワイヤレスアンプ・車載型の違いと選び方

工場・建設現場・イベント・避難誘導で使う拡声器の種類と、出力・音声到達距離・電源・防水性能・重さ・価格の選び方を、メーカーの公式仕様で整理します。

2026年10月27日更新

この記事の答え

拡声器は、マイクで拾った声を大きくして周囲へ伝える機器です。移動して呼びかけるなら携帯メガホンやショルダー型、会場の司会ならポータブルアンプ、広報車なら車載型で分けます。出力のW数だけで決めず、声を届ける場所、雨への強さ、電源と持ち運ぶ重さを確かめます。

拡声器とは

声を拾うマイク、音を増幅するアンプ、周囲へ音を出すスピーカーを使う機器です。メガホンのように一体になった型から、車載アンプに別のスピーカーをつなぐ構成まであります。

拡声器の比較ページでは、現場・会場・避難誘導・自治体の広報で使う型番を掲載しています。家庭用だけの品、常設の非常放送設備、単体のマイクやスピーカー、代理店が扱う他社製品は対象に含めません。

種類と使い分け

  • 携帯一体型は、本体を手に持って話します。TOAのER-1115はホーン形、キングジムのSPMC10はマイク形です。巡回の声かけや短い説明で、持ち出す機材をまとめられます。
  • ショルダー型は、本体を肩に掛け、手元の分離マイクで話します。TOAのER-2115は別売スタンドにも取り付けられます。
  • 会場用ポータブル型は、マイク入力とスピーカーをまとめたアンプです。サンワサプライのMM-SPAMP4はワイヤレスマイク付き、ヤマハのSTAGEPAS 100BTRはマイクを別に用意して使います。
  • 車載型は、車の電源でアンプを動かし、車外のスピーカーへ音声を送ります。ノボル電機のYA-502は12V車用で、スピーカーや取付部材を別にそろえます。

出力と到達距離の見方

同じW数でも音声通達距離は異なります。TOAのER-1115は定格15Wで約315m、ER-2115は同じ定格15Wで約400mです。どちらも静かな街頭で新品電池を使った条件で、周囲の雑音・風・障害物によって変わります。稼働中の工場や建設現場では、公表距離だけでなく、実際に声を聞く位置で確認します。

  • ノボル電機のTS-634は、音声約250m、ホイッスル約315mです。合図音の距離と、話した声の距離を分けて読みます。
  • サンワサプライのMM-SPAMP4は実用最大20W、ローランドのCUBE Street EXは最大50Wです。定格出力と最大出力を同じ数値として扱いません。
  • ヤマハのSTAGEPAS 100BTRは、ダイナミック出力100Wです。音声到達距離は仕様表に記載がなく、W数から距離へ換算しません。

防水性能と持ち運ぶ重さ

  • ノボル電機のTS-634はIP66、ユニペックスのTR-215AはIP65です。どちらも電池を除いて約630gですが、電池を入れた状態の重さも持ち出し前に確かめます。
  • TOAのER-1115はIPX4です。説明書では、強い雨、直接の散水、水中での使用を避けるよう指定しています。防滴の表記だけで、あらゆる雨の中で使えるとは判断しません。
  • サンワサプライのMM-SPAMP4は、防水機能がなく屋外使用は動作保証の対象外です。屋内の会議や講義に分けて使います。
  • キングジムのSPMC10は約350g、ヤマハのSTAGEPAS 100BTRはACアダプターを除いて5.5kgです。軽さだけで比べず、手で持つのか、会場へ運んで置くのかを先に決めます。

電源・電池持続時間とマイク

  • TOAのER-1115は、単2形乾電池6本か、付属アダプターを使った単3形乾電池6本で動きます。単2形で音声約20時間という数値は、1日30分使った延べ時間です。
  • キングジムのSPMC10は充電式で約6時間です。使用条件で変化するため、催事前に充電し、終了までの運用時間を確認します。
  • パナソニック コネクトのWX-PS200は、AC100Vか単2形乾電池10本で動きます。定格出力はAC時60W、DC時20Wと変わります。
  • WX-PS200は、ワイヤレスマイク用チューナー3chを標準装備しています。マイク本体は別にそろえます。MM-SPAMP4にはワイヤレスマイクが1本付属します。
  • STAGEPAS 100BTRのBluetoothは音源入力に使います。ワイヤレスマイクを使うときは、マイク用受信機と接続する構成を別に確認します。

価格と車載型の見積もり

  • TOAのER-1115は27,300円、ER-2115は34,700円です。どちらも税抜の希望小売価格です。
  • キングジムのSPMC10は本体32,000円に消費税、サンワサプライのMM-SPAMP4は標準価格81,400円(税込)⁠で⁠す⁠。税の扱いと、付属するマイクや電源をそろえて比較します。
  • ノボル電機のYA-502はアンプの定価100,000円(税別)⁠で⁠す⁠。メーカーは50W・16Ωの専用スピーカー2台を接続する構成を示しています。アンプだけの価格に、スピーカー・架台・コード・キャリアの費用を加えて見積もります。

仕様と価格は2026年10月27日に各社の公式資料で確認しました。出典は比較ページの各製品と出典欄にまとめています。

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