口コミを書く
GUIDE / CAMERA-MODULE

カメラモジュールとは?機器に組み込むカメラモジュールの種類(MIPI・USB・GMSL・ズーム)と選び方

検査装置・ロボット・IoT機器・ドローンに組み込むカメラモジュールの3つの種類、MIPIとUSBとGMSL2の違い、画素数・フレームレート・動作温度・消費電力の見方を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月2日更新

この記事の答え

カメラモジュールは、レンズとセンサーと基板を一体にし、機器に組み込んで使うカメラの部品です。組込カメラ・ボードカメラとも呼びます。選ぶときは「映像の出し方」「画素数と速さ」「使う温度」の3つを先に決めます。値段は公式に出ていないので、数を決めて見積もりを取ります。

カメラモジュールとは

カメラモジュールは、検査装置・ロボット・IoT機器・ドローンの中に組み込む、レンズとセンサーと基板が一体になったカメラの部品です。筐体に入った完成品の産業用カメラと違い、自社の機器の形や使い方に合わせて基板やレンズを選びます。

比較ページには、メーカーが自社で作るか自社ブランドとして売るカメラモジュールを、型番の単位で載せています。

3つの種類

  • 基板型(MIPI・パラレル)は、近くのボードへケーブルで映像を送ります。例はシキノハイテックの KBCR-S51MM、日本ケミコンの NCM25-AA と NCM12-FC-127、イノディスクジャパンの EV8M-CSM1-RTCF ⁠⁠です
  • USB・LAN・GMSL出力の型は、カメラを本体から離して付けられます。例はシキノハイテックの KBCR-iC21MG-N2L と、イノディスクジャパンの EV2F-OOM3-RHCF ⁠⁠です
  • ズームブロック型は、光学ズームのレンズとカメラを1つにまとめています。例はソニーの FCB-EV9520L と FCB-ER8530、タムロンの MP3010M-EV ⁠⁠です

映像の出し方の違い

  • MIPI CSI-2 は、基板どうしをケーブルでつなぐ出し方です。KBCR-S51MM は1〜4レーンで出し、変換基板で Raspberry Pi 5 につなげます
  • パラレルは、NCM12-FC-127 が使う出し方で、8bit で映像を送ります
  • USB と LAN は、パソコンや離れた機器にそのままつなげます。KBCR-iC21MG-N2L は LAN で、MJPEG の映像を30fpsで送ります
  • GMSL2 は、車両やロボットの外にカメラを付けるときの出し方です。EV2F-OOM3-RHCF の FAKRA ケーブルは1mから15mまで用意されています

画素数と速さ

  • 速く動く物を撮るなら、KBCR-S51MM がグローバルシャッターで最大120fpsです
  • 細かく見るなら、EV8M-CSM1-RTCF が8MP、FCB-ER8530 が約851万画素です
  • ズームで遠くを見るなら、FCB-EV9520L が光学30倍、FCB-ER8530 が光学20倍、MP3010M-EV が光学10倍です

使う温度と電源

  • 寒い所や暑い所では、NCM25-AA と NCM12-FC-127 が-30〜80℃、EV2F-OOM3-RHCF が-30〜70℃で動きます
  • ズームブロック型の3製品は-5〜60℃です。屋外では、ハウジングの中の温度も見ます
  • 基板型は消費電力が少なく、NCM12-FC-127 は250mW、KBCR-S51MM は最大0.6Wです
  • ズームブロック型はモーターを動かす分だけ増え、FCB-EV9520L は4.4Wで、ズーム動作時は5.4Wです

買い方と値段

  • 表の9製品とも、公式の値段は出ていません。ソニーの2製品はオープン価格です
  • 日本ケミコンの2製品は、最低発注数量が500個です
  • シキノハイテックは、産業用途向けに小ロットに対応し、レンズ選びなどのセミカスタムにも応じます
比較記事にしてほしい製品の依頼はこちら👉