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工場・ビル・データセンターの大電流の幹線に使うバスダクトを選ぶ、電気設備・施設管理・購買の担当者向けです。

バスダクトのメーカー2社比較【2026年】

バスダクトは、帯状の導体を金属の箱に納めて、
大電流を送る電力の幹線です。

ABOUT

バスダクトとは

比較表を見る ↓

バスダクトとは、銅やアルミニウムの帯状の導体を絶縁物で覆うか支えて、
金属の箱に納めた電力の幹線です。ケーブルの代わりに大電流を送ります。名前はバスバーとダクトを合わせたものです。

製品の特長

  • 大電流を1本で送れる(表の製品は最大6300A)
  • 電磁波が少ない(ケーブルの1/60〜1/200、1m地点)
  • 組み立てて通す(パーツをつなぎ合わせて電路を作る)

使うメリット

  • 幹線の場所を減らせる(E-BD型の最小の間隔は3線式で180mm)
  • 工事費を減らせる(プレハブ施工)
  • 負荷を増やしやすい(プラグインホールで増設や移設ができる)

選ぶときに注意すること

  1. 本体はケーブルほど曲がらない。経路を図面で決めてから頼む
  2. 現場で加工できない。寸法は先に確かめる
  3. 屋内用と屋外用で型が違う。BlackBusは屋内用
  4. 表の製品は価格を公開していない。経路と定格電流を伝えて見積もりを取る
  5. I-Line HとI-Line Trackは、電圧と線数を公式の日本語ページに書いていない。メーカーに確かめる

※仕様は各メーカーの公式の製品ページによる。価格を公開している製品はありません。

LIST

バスダクトの比較表

バスダクト4製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

幹線用

2製品
共同カイテック株式会社絶縁バスダクト E-BD型接続部で分岐する大電流の幹線口コミを書く要見積

接続部そのものから負荷を分岐できる、共同カイテックの主力の絶縁バスダクトです。定格電流は三相600A〜6000Aで、幹線をまとめて送れます。導体はアルミニウムか銅で、屋外用はIP44です。

種類
幹線用
定格電流
三相600A〜6000A、単相800A〜3500A
定格電圧
600V(交流)、750V(直流)
導体
アルミニウム導体または銅導体
配電方式
三相3線、三相4線、単相3線、単相2線、直流
分岐の方式
接続部から負荷を分岐
保護等級
屋内IP3X、屋外IP44
適用規格
JIS C 8364
絶縁
耐熱ポリエステルシート多層巻き
公式ページへ詳細・仕様
シュナイダーエレクトリック株式会社高容量バスダクト I-Line H粉塵や湿気の多い場所の大電流幹線口コミを書く要見積

最大6300Aを送れる、保護等級IP68の高容量バスダクトです。粉塵や湿気の多い場所や屋外でも使えます。導体は99.9%の純銅で、全長に銀メッキをしています。

種類
幹線用
定格電流
最大6300A
導体
99.9%の純銅、全長に銀メッキ
保護等級
IP68
適用規格
IEC 61439-⁠6
記載なし
定格電圧・配電方式・分岐の方式・絶縁
公式ページへ詳細・仕様

サーバー給電用

2製品
共同カイテック株式会社サーバ給電用バスダクト SV-F型 BlackBus電源を止めずにサーバを増やす部屋口コミを書く要見積

分岐ボックスを無停電で着脱できる、サーバ給電用のバスダクトです。定格電流は200Aから800Aまでで、止められないサーバルームの増設で効きます。ラックごとに分岐ボックスを付けられ、分電盤の場所を空けられます。

種類
サーバー給電用
定格電流
200A・300A・400A・600A・800A
定格電圧
600V(交流)、750V(直流)
導体
銅導体およびアルミニウム導体
配電方式
三相3線、単相3線、三相4線、直流
分岐の方式
分岐ボックスを無停電で着脱
保護等級
屋内IP3X
適用規格
JIS C 8364
絶縁
ポリエステル樹脂成形品
公式ページへ詳細・仕様
シュナイダーエレクトリック株式会社バスダクト I-Line Trackラックの移設や組み替えが多い部屋口コミを書く要見積

オープントラック構造で、ラックの移設や組み替えに数分で合わせられるデータセンター向けのバスダクトです。電流は最大1250Aです。タップオフユニットは稼働中のシステムに接続できます。

種類
サーバー給電用
定格電流
最大1250A
導体
純度99.9%の銅
分岐の方式
タップオフユニットをプラグアンドプレイで接続
適用規格
IEC 61439-⁠6
絶縁
空気+B種絶縁材
記載なし
定格電圧・配電方式・保護等級
公式ページへ詳細・仕様

幹線用2製品

共同カイテック株式会社

絶縁バスダクト E-BD型

接続部で分岐する大電流の幹線

接続部そのものから負荷を分岐できる、共同カイテックの主力の絶縁バスダクトです。定格電流は三相600A〜6000Aで、幹線をまとめて送れます。導体はアルミニウムか銅で、屋外用はIP44です。

コスト要見積

種類
幹線用
定格電流
三相600A〜6000A、単相800A〜3500A
定格電圧
600V(交流)、750V(直流)
導体
アルミニウム導体または銅導体
配電方式
三相3線、三相4線、単相3線、単相2線、直流
分岐の方式
接続部から負荷を分岐
保護等級
屋内IP3X、屋外IP44
適用規格
JIS C 8364
絶縁
耐熱ポリエステルシート多層巻き
公式ページへ
シュナイダーエレクトリック株式会社

高容量バスダクト I-Line H

粉塵や湿気の多い場所の大電流幹線

最大6300Aを送れる、保護等級IP68の高容量バスダクトです。粉塵や湿気の多い場所や屋外でも使えます。導体は99.9%の純銅で、全長に銀メッキをしています。

コスト要見積

種類
幹線用
定格電流
最大6300A
導体
99.9%の純銅、全長に銀メッキ
保護等級
IP68
適用規格
IEC 61439-⁠6
記載なし
定格電圧・配電方式・分岐の方式・絶縁
公式ページへ

サーバー給電用2製品

共同カイテック株式会社

サーバ給電用バスダクト SV-F型 BlackBus

電源を止めずにサーバを増やす部屋

分岐ボックスを無停電で着脱できる、サーバ給電用のバスダクトです。定格電流は200Aから800Aまでで、止められないサーバルームの増設で効きます。ラックごとに分岐ボックスを付けられ、分電盤の場所を空けられます。

コスト要見積

種類
サーバー給電用
定格電流
200A・300A・400A・600A・800A
定格電圧
600V(交流)、750V(直流)
導体
銅導体およびアルミニウム導体
配電方式
三相3線、単相3線、三相4線、直流
分岐の方式
分岐ボックスを無停電で着脱
保護等級
屋内IP3X
適用規格
JIS C 8364
絶縁
ポリエステル樹脂成形品
公式ページへ
シュナイダーエレクトリック株式会社

バスダクト I-Line Track

ラックの移設や組み替えが多い部屋

オープントラック構造で、ラックの移設や組み替えに数分で合わせられるデータセンター向けのバスダクトです。電流は最大1250Aです。タップオフユニットは稼働中のシステムに接続できます。

コスト要見積

種類
サーバー給電用
定格電流
最大1250A
導体
純度99.9%の銅
分岐の方式
タップオフユニットをプラグアンドプレイで接続
適用規格
IEC 61439-⁠6
絶縁
空気+B種絶縁材
記載なし
定格電圧・配電方式・保護等級
公式ページへ
Q&A

バスダクト選びで、よくある疑問

購買担当の疑問バスダクトの価格は、いくら?

表の4製品は、どれも公式に価格を出していません。経路と定格電流をメーカーに伝えて見積もりを取ります。共同カイテックはE-BD型の説明で、プレハブ施工で工事費を減らせると書いています。

設備担当の疑問バスダクトの種類と違いは?

用途で低圧用と高圧用に分かれます。このページでは使う場所で分け、E-BD型とI-Line Hを幹線用、BlackBusとI-Line Trackをサーバー給電用にしました。

設備担当の疑問バスダクトとケーブルの違いは?

ケーブルは被覆した電線で送り、バスダクトは帯状の導体を箱に納めて送ります。バスダクトの電磁波はケーブルの1/60〜1/200です。ただし、本体に柔軟性がなく、現場で加工できません。

総務の疑問バスバーとバスダクトの違いは?

バスダクトの名前は、導体のバスバーと管のダクトを合わせたものです。バスバーは導体そのもので、バスダクトは導体を箱に納めた幹線です。盤内の銅バーは「バスバー」の比較で扱います。

設備担当の疑問定格電流は、どこまである?

I-Line Hは最大6300A、E-BD型は三相6000Aまでです。サーバー給電用は、I-Line Trackが最大1250A、BlackBusが800Aまでです。

設備担当の疑問導体は銅とアルミのどちらがよい?

E-BD型とBlackBusは、アルミニウムと銅の導体があります。I-Line HとI-Line Trackは99.9%の銅を使います。選び方はメーカーに定格電流を伝えて確かめます。

施設管理の疑問負荷の分岐のしかたは?

E-BD型は接続部のプラグインホールから分岐します。BlackBusは分岐ボックスを付け、I-Line Trackはタップオフユニットを付けます。I-Line Hの分岐は公式の日本語ページに書いていません。

施設管理の疑問サーバーを止めずに増設できる?

BlackBusは分岐ボックスを無停電で着脱できます。I-Line Trackは稼働中のシステムにタップオフユニットを接続できます。どちらも止められないサーバールームで使います。

施設管理の疑問屋外で使える?

E-BD型は屋外用がIP44です。I-Line HはIP68で、公式に屋外設置環境でも使えると書いています。BlackBusは屋内用です。

総務の疑問火災のときの電源はどうなる?

非常電源の幹線には耐火の型を使います。共同カイテックのF-PE型は、840℃で30分加熱しても非常電源回路を保てます。消防庁の認定を受けています。

経営者の疑問国内で作っているメーカーは?

共同カイテックは神奈川県に製造拠点が2か所あります。2020年に綾瀬プラントが動き始めました。シュナイダーエレクトリックのI-LINE Track Buswayは、2024年11月15日から国内で提供しています。

TYPES

バスダクトの種類の違い

幹線用

電気室や工場の間を結び、大電流を送る型です。共同カイテックのE-BD型は三相6000Aまで、シュナイダーエレクトリックのI-Line Hは最大6300Aです。E-BD型は接続部から負荷を分岐できます。

向いている使い方

  • 電気室から送る大電流の幹線
  • 工場の動力の幹線
  • ビルの幹線をまとめて通す

根拠:定格電流も600A~6000Aまでカバーでき(出典3)

この種類の2製品を表で見る

サーバー給電用

サーバーラックの近くに通し、ラックごとに電気を分ける型です。共同カイテックのSV-F型 BlackBusは800Aまで、シュナイダーエレクトリックのI-Line Trackは最大1250Aです。電源を止めずにラックを増やす部屋で使います。

向いている使い方

  • データセンターのサーバールーム
  • ラックの増設や移設が多い部屋
  • 分電盤の場所を空けたい部屋

根拠:BlackBusは無停電で分岐ボックスを着脱できる機構になっています(出典4)

この種類の2製品を表で見る
MAKERS

バスダクトの主なメーカー2社

共同カイテック株式会社

接続部そのものから負荷を分岐できる、共同カイテックの主力の絶縁バスダクトです。

東京都

シュナイダーエレクトリック株式会社

最大6300Aを送れる、保護等級IP68の高容量バスダクトです。

東京都

出典
  1. 共同カイテック バスダクトとは
  2. 共同カイテック バスダクト
  3. 共同カイテック E-BD型絶縁バスダクト
  4. 共同カイテック SV-F型 BlackBus
  5. シュナイダーエレクトリック バスダクト
  6. シュナイダーエレクトリック I-Line H
  7. シュナイダーエレクトリック I-Line Track
  8. シュナイダーエレクトリック I-LINE Track Buswayの国内展開
  9. 共同カイテック 製造拠点
掲載基準

工場・ビル・データセンターで大電流を送る幹線に使うバスダクトのうち、自社で作るか自社ブランドとして日本法人のある会社が売り、日本語の公式ページで今案内している製品を、型式ごとに載せています。盤内の銅バーは「バスバー」、ケーブルラックと配線ダクトは別の比較に分けました。住電機器システムは公式のお知らせで2026年9月末にバスダクト製品(フレキシブルコンダクターを除く⁠)⁠の出荷を終えるため除きました。日新電機商事は公式ページで型式・定格と製造元を確かめられず、九州機電は日立の特約店で自社製品として確かめられず、シーメンスとStarlineは日本法人が売っていることを日本語の公式ページで確かめられず除きました。河村電器産業と日東工業は、公式サイトでバスダクトの製品ページを見つけられませんでした。共同カイテックは製品が多いため、幹線用とサーバー給電用の代表を1つずつ載せました。

バスダクトを作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

CITE

引用

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