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GUIDE / BUS-DUCT

バスダクトとは?工場・ビル・データセンターの幹線に使うバスダクトの種類(幹線用・サーバー給電用)と、定格電流・分岐の方式の選び方

大電流を送る幹線に使うバスダクトの2つの種類、ケーブルやバスバーとの違い、定格電流、導体、分岐の方式、屋外で使える型を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月7日更新

この記事の答え

バスダクトは、帯状の導体を金属の箱に納めて大電流を送る電力の幹線です。このページでは、電気室や工場を結ぶ幹線用と、サーバーラックへ給電するサーバー給電用に分けました。選ぶときは「何Aを送るか」「どこで分岐するか」「屋外に通すか」の3つを先に決めます。

バスダクトとは

バスダクトは、銅やアルミニウムの帯状の導体を絶縁物で覆うか支えて、金属の箱に納めた電力の幹線です。名前は、導体のバスバーと管のダクトを合わせたものです。パーツをつなぎ合わせて電路を作ります。用途で低圧用と高圧用に分かれます。

ケーブルとの違い

ケーブルの代わりに使うと、次の点が変わります。

  • 電磁波が減ります。バスダクトの電磁波は、ケーブルの1/60〜1/200です。
  • 幹線の場所を減らせます。E-BD型の最小の間隔は、3線式で180mm、4線式で200mmです。
  • プレハブ施工で工事費を減らせます。
  • 本体に柔軟性がなく、現場で加工できません。経路と寸法は先に決めます。

種類と選び方

幹線用

電気室や工場の間を結び、大電流を送る型です。

  • 共同カイテックのE-BD型は、三相600A〜6000Aで、接続部から負荷を分岐できます。
  • シュナイダーエレクトリックのI-Line Hは、最大6300Aで、保護等級はIP68です。

サーバー給電用

サーバーラックの近くに通し、ラックごとに電気を分ける型です。

  • 共同カイテックのSV-F型 BlackBusは、200Aから800Aまでで、分岐ボックスを無停電で着脱できます。
  • シュナイダーエレクトリックのI-Line Trackは、最大1250Aで、タップオフユニットを稼働中のシステムに接続できます。

確かめること

  • 定格電流は、将来の増設を含めて決めます。
  • 屋外に通すなら、屋外用の型を選びます。E-BD型の屋外用はIP44です。BlackBusは屋内用です。
  • 非常電源の幹線には耐火の型を使います。共同カイテックのF-PE型は、840℃で30分加熱しても非常電源回路を保てます。
  • 表の製品は価格を公開していません。経路と定格電流を伝えて見積もりを取ります。
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