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GUIDE / RANSOMWARE-RECOVERY

ランサムウェアの復旧サービスとは?種類と違い、費用の決まり方と選び方

感染後に暗号化されたデータを取り戻す法人向けの復旧サービスを、機器を預ける型とバックアップから戻す型に分け、窓口・復旧の対象・費用の決まり方で説明します。

2026年11月7日更新

この記事の答え

ランサムウェアの復旧サービスは、暗号化された会社のデータを、元の機器やバックアップから取り戻す法人向けサービスです。無事なバックアップがあれば戻す型、バックアップごと暗号化されたら機器を預ける型を選びます。ランサムウェア被害の価格を公開している会社はなく、費用は診断のあとの見積りで決まります。

ランサムウェアの復旧サービスとは

ランサムウェアは、データを暗号化して使えなくし、復号の対価を要求する不正プログラムです。復旧サービスは、身代金を払わずにデータを取り戻す道を探します。

比較ページには、自社でサービスを提供する会社を載せています。

2つの型

  • 機器を預ける型は、暗号化された機器を解析してデータを取り戻します。デジタルデータリカバリー、オントラック、データサルベージがこの形です
  • バックアップから戻す型は、被害の範囲を調べ、感染前のバックアップを選んで戻します。日立ソリューションズのデータ回復ソリューションがこの形です

選ぶときは「バックアップは無事か」「どの機器が暗号化されたか」「いつまでに戻すか」の3つを先に決めます。

窓口と復旧の対象

  • デジタルデータリカバリーは、電話を24時間365日受け付けます。初動対応から復旧、調査、再発防止までを受けます
  • オントラックは、サーバー、NAS、SAN、仮想マシン、クラウド、テープまで受けると書いています
  • データサルベージは、自社ラボで作業します。電話の受付は9:00〜19:00です
  • 日立ソリューションズは、EDRで被害の端末と時刻を調べ、独自の調査ツールで被害ファイルを特定します

費用の決まり方

ランサムウェア被害の価格を公開している会社はありません。診断のあとに見積りが出ます。

  • デジタルデータリカバリーは、初期診断が無料で、復旧の可否と見積り金額を案内します
  • オントラックは、媒体を預けて調査したあとに、復旧できるデータ量と見積金額を示します
  • データサルベージは、復旧できなかったときの費用が無料です。HDDの軽度障害は38,000円〜と載せていますが、ランサムウェア被害の料金とは書いていません

復旧率の数字は各社の公式の記載で、第三者が確かめた数字ではありません。デジタルデータリカバリーの91.2%は一部復旧を含み、完全復旧は58.5%です。

感染したらやること

  • 感染した機器をネットワークから切り離します。警察庁は、LANケーブルを抜く、無線を切るなどの方法を案内しています
  • 自分で解読しません。オントラックは、のちの復旧ができなくなる場合があると書いています
  • 身代金を払っても、必ず戻る保証はありません
  • 原因の調査や報告書も欲しいなら、インシデント対応・フォレンジックの会社に先に相談し、調査と復旧の順番を決めます

事前の備え

  • 警察庁は、バックアップの取得、ログの取得、攻撃を想定したBCPの策定と訓練を案内しています
  • バックアップも暗号化される事例があります。戻す練習まで済ませておきます
  • 日立ソリューションズは、バックアップの設計と構築、EDRの監視運用から、感染後のデータ回復まで受けます
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