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ランサムウェアで会社のデータが暗号化された、または感染したときの頼み先を決めておきたい、情報システムと総務の担当の方へ

ランサムウェアの復旧サービスのメーカー4社比較【2026年】

ランサムウェアの復旧サービスは、暗号化された会社のデータを、
元の機器やバックアップから取り戻す法人向けサービスです。

ABOUT

ランサムウェアの復旧サービスとは

比較表を見る ↓

ランサムウェアの復旧サービスとは、ランサムウェアで暗号化された会社のデータを、
元の機器やバックアップから取り戻す法人向けサービスです。暗号化データの復旧とも呼びます。

製品の特長

  • 機器を預けて解析する(サーバー、NAS、仮想マシン、テープ)
  • 感染前のバックアップを選んで戻す(被害の端末と時刻を調べる)
  • 診断のあとに見積りが出る(戻せるデータの量と金額)

使うメリット

  • 身代金を払わずに戻す道を探せる(払っても戻る保証はない)
  • 業務の再開を早められる(戻すデータを絞る)
  • 社内で触って壊す失敗を防げる(自力の解読で戻せなくなることがある)

選ぶときに注意すること

  1. 感染した機器はネットワークから切り離す。LANケーブルを抜き、無線を切る
  2. 自分で解読しない。オントラックは、のちの復旧ができなくなる場合があると書いている
  3. 必ず戻るとは限らない。復旧率は各社の公式の記載で、第三者の確認ではない
  4. 証拠も残したいなら、復旧の前に調査の順番を相談する

※内容は各社の公式のサービスページによる(確認は2026年11月)。ランサムウェア被害の価格を公開している会社はなく、費用は診断のあとの見積りで決まる。

LIST

ランサムウェアの復旧サービスの比較表

ランサムウェアの復旧サービス4製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

機器を預けて取り戻す型

3製品
KLDiscovery Ontrack株式会社オントラック ランサムウェアのデータ復旧暗号化されたNASやテープから取り戻したい口コミを書く要見積

ストレージの種類を広く受け、130個以上の復号化ツールで暗号化データを取り戻すと公式に書いています。HDD、サーバー、NAS、仮想マシン、テープまで同じ窓口で相談できます。媒体を預けて調査したあと、復旧できるデータ量と見積金額の案内を受けて進みます。

復旧の型
機器を預けて取り戻す型
窓口
電話で無料相談、見積りも案内
復旧の対象
HDD、SSD、サーバー、NAS、SAN、仮想マシン、クラウド、テープ
進め方
専用ツールで暗号化データを取り戻す
診断と調査
媒体を預かって調査し、復旧データ量、作業時間、見積金額を提示
そのほか
130個以上の復号化ツール
公式ページへ詳細・仕様
デジタルデータソリューション株式会社デジタルデータリカバリー ランサムウェアデータ復旧感染直後に24時間の窓口へ相談したい口コミを書く要見積

ランサムウェア専用の相談窓口があり、感染時の初動対応から復旧、調査、再発防止までを1社で受けます。電話は24時間365日受け付け、初期診断は無料です。公式は一部復旧を含む復旧件数割合91.2%と書いていますが、ランサムウェアに絞った数字かは書かれていません。

復旧の型
機器を預けて取り戻す型
窓口
電話24時間365日
復旧の対象
バックアップごと暗号化された業務データ
進め方
初動対応から復旧、調査、再発防止まで一貫
診断と調査
初期診断は無料、復旧の可否と見積りを案内
そのほか
一部復旧を含む復旧件数割合91.2%、完全復旧58.5%(2026年5月実績)
公式ページへ詳細・仕様
株式会社ブレイバーデータサルベージ データ復旧サービス暗号化されたサーバーを自社ラボに預けたい口コミを書く要見積

LockBitに感染したサーバーの復旧実績を公開し、自社ラボで作業します。公開の実績では、複製したHDDでRAID5を組み直し、ランサムウェアのデータを解析して希望のデータを復旧しました。復旧できなかったときの費用は無料で、全国から郵送で受け付けます。

復旧の型
機器を預けて取り戻す型
窓口
電話9:00〜19:00、時間外はフォーム
復旧の対象
LockBitに感染したサーバーの復旧実績あり
進め方
複製したHDDでRAID5を再構築し、ランサムウェアのデータを解析
診断と調査
初期診断は無料、復旧不可時の費用は無料
そのほか
自社ラボで復旧作業
公式ページへ詳細・仕様

バックアップから戻す型

1製品
株式会社日立ソリューションズ日立ソリューションズ データ回復ソリューションEDRとバックアップを一続きで備えたい口コミを書く要見積

感染前のバックアップから戻す支援で、EDRで被害の端末と時刻を調べてから戻すデータを決めます。独自の調査ツールで被害ファイルを絞るので、検証と戻す作業の時間を減らせます。バックアップの設計と構築、日常の監視運用から一続きで受けます。

復旧の型
バックアップから戻す型
復旧の対象
PC、サーバー
進め方
EDRで被害範囲を調べ、感染前のバックアップから回復
診断と調査
独自の調査ツールで被害ファイルを特定
そのほか
対応EDRにTrend Micro Apex One、FortiEDR、CrowdStrikeなど
記載なし
窓口
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)

機器を預けて取り戻す型3製品

KLDiscovery Ontrack株式会社

オントラック ランサムウェアのデータ復旧

暗号化されたNASやテープから取り戻したい

ストレージの種類を広く受け、130個以上の復号化ツールで暗号化データを取り戻すと公式に書いています。HDD、サーバー、NAS、仮想マシン、テープまで同じ窓口で相談できます。媒体を預けて調査したあと、復旧できるデータ量と見積金額の案内を受けて進みます。

コスト要見積

復旧の型
機器を預けて取り戻す型
窓口
電話で無料相談、見積りも案内
復旧の対象
HDD、SSD、サーバー、NAS、SAN、仮想マシン、クラウド、テープ
進め方
専用ツールで暗号化データを取り戻す
診断と調査
媒体を預かって調査し、復旧データ量、作業時間、見積金額を提示
そのほか
130個以上の復号化ツール
公式ページへ
デジタルデータソリューション株式会社

デジタルデータリカバリー ランサムウェアデータ復旧

感染直後に24時間の窓口へ相談したい

ランサムウェア専用の相談窓口があり、感染時の初動対応から復旧、調査、再発防止までを1社で受けます。電話は24時間365日受け付け、初期診断は無料です。公式は一部復旧を含む復旧件数割合91.2%と書いていますが、ランサムウェアに絞った数字かは書かれていません。

コスト要見積

復旧の型
機器を預けて取り戻す型
窓口
電話24時間365日
復旧の対象
バックアップごと暗号化された業務データ
進め方
初動対応から復旧、調査、再発防止まで一貫
診断と調査
初期診断は無料、復旧の可否と見積りを案内
そのほか
一部復旧を含む復旧件数割合91.2%、完全復旧58.5%(2026年5月実績)
公式ページへ
株式会社ブレイバー

データサルベージ データ復旧サービス

暗号化されたサーバーを自社ラボに預けたい

LockBitに感染したサーバーの復旧実績を公開し、自社ラボで作業します。公開の実績では、複製したHDDでRAID5を組み直し、ランサムウェアのデータを解析して希望のデータを復旧しました。復旧できなかったときの費用は無料で、全国から郵送で受け付けます。

コスト要見積

復旧の型
機器を預けて取り戻す型
窓口
電話9:00〜19:00、時間外はフォーム
復旧の対象
LockBitに感染したサーバーの復旧実績あり
進め方
複製したHDDでRAID5を再構築し、ランサムウェアのデータを解析
診断と調査
初期診断は無料、復旧不可時の費用は無料
そのほか
自社ラボで復旧作業
公式ページへ

バックアップから戻す型1製品

株式会社日立ソリューションズ

日立ソリューションズ データ回復ソリューション

EDRとバックアップを一続きで備えたい

感染前のバックアップから戻す支援で、EDRで被害の端末と時刻を調べてから戻すデータを決めます。独自の調査ツールで被害ファイルを絞るので、検証と戻す作業の時間を減らせます。バックアップの設計と構築、日常の監視運用から一続きで受けます。

コスト要見積

復旧の型
バックアップから戻す型
復旧の対象
PC、サーバー
進め方
EDRで被害範囲を調べ、感染前のバックアップから回復
診断と調査
独自の調査ツールで被害ファイルを特定
そのほか
対応EDRにTrend Micro Apex One、FortiEDR、CrowdStrikeなど
記載なし
窓口
公式ページへ
Q&A

ランサムウェアの復旧サービス選びで、よくある疑問

購買担当の疑問ランサムウェア復旧の費用・価格は、いくら?

ランサムウェア被害の料金を公開している会社はありません。オントラックは調査のあとに見積金額を示し、デジタルデータリカバリーは初期診断のあとに見積りを案内します。データサルベージはHDDの軽度障害を38,000円〜と載せていますが、ランサムウェア被害の料金とは書いていません。

設備担当の疑問ランサムウェアの復旧サービスの種類は?

機器を預けて取り戻す型と、バックアップから戻す型の2つに分けました。デジタルデータリカバリー、オントラック、データサルベージは預ける型で、日立ソリューションズのデータ回復ソリューションは戻す型です。

経営者の疑問身代金を払えばデータは戻る?

戻る保証はありません。日立ソリューションズは、身代金を支払ってもデータが必ず復号される保証はないと書いています。オントラックも、支払わずに専門家へ相談するよう案内しています。

施設管理の疑問ランサムウェアに感染したら、まず何をする?

感染した端末をネットワークから切り離します。警察庁は、LANケーブルを抜く、無線を切るなどの方法を案内しています。オントラックは、自分で解読すると復旧ができなくなる場合があると書いています。

設備担当の疑問バックアップがあれば、復旧サービスはいらない?

無事なバックアップがあれば、それを戻すのが早道です。ただ警察庁は、バックアップも暗号化される事例があると案内しています。バックアップごと暗号化されたら、機器を預ける型に相談します。

施設管理の疑問夜間や休日でも頼める?

デジタルデータリカバリーは電話を24時間365日受け付けます。データサルベージの電話は9:00〜19:00で、時間外はフォームです。オントラックと日立ソリューションズは、確認したページに受付時間の記載がありません。

設備担当の疑問NASやサーバー、仮想マシンも復旧できる?

オントラックはサーバー、NAS、SAN、仮想マシン、クラウド、テープまで受けると書いています。データサルベージは、LockBitに感染したNEC製のサーバーをRAID5の再構築から復旧した実績を公開しています。

設備担当の疑問フォレンジック調査との違いは?

フォレンジックは、証拠を保全して原因と被害の範囲を調べる調査です。このページの4製品は、データを取り戻すことが目的です。原因の調査や報告書まで欲しいなら、インシデント対応・フォレンジックのページも見てください。

総務の疑問機器を預けて、情報が漏れない?

データサルベージは自社ラボで作業し、守秘義務契約も結べます。オントラックは、復旧したデータを暗号化された外付けハードディスクに保存して返します。契約の前に、機器の扱いと秘密保持の範囲を確かめます。

経営者の疑問事前に備えるなら、何を頼む?

日立ソリューションズは、バックアップの設計と構築、EDRの監視運用から、感染後のデータ回復まで受けます。警察庁は、バックアップの取得、ログの取得、攻撃を想定したBCPの策定と訓練を案内しています。

TYPES

ランサムウェアの復旧サービスの復旧の型の違い

機器を預けて取り戻す型

暗号化されたサーバーやNASなどの機器を専門の会社に預け、解析してデータを取り戻す型です。使えるバックアップがないときに頼みます。戻せるデータの量は、調査や診断のあとに分かります。

向いている使い方

  • バックアップごと暗号化された
  • NASやサーバーのデータを取り戻したい
  • 復旧できるかをまず診てもらいたい

根拠:オントラックは、ハードディスク、ソリッドステートドライブ(SSD)、サーバー、NAS、SAN、仮想マシン、クラウド、モバイルデバイス、およびテープなど、あらゆるタイプのストレージに対し、データ復旧技術を提供すると書いています。(出典2)

この復旧の型の3製品を表で見る

バックアップから戻す型

被害の範囲を調べ、感染前のきれいなバックアップを選んで戻す型です。バックアップの設計と監視運用を平時から頼んでおき、感染したら戻す作業まで受けてもらいます。

向いている使い方

  • 感染前のバックアップから早く戻したい
  • どのバックアップまで戻せばよいか分からない
  • EDRとバックアップを合わせて備えたい

根拠:EDRのアラート分析により被害範囲(被害を受けた端末、時刻)を調査し、感染前のバックアップデータの特定・データ回復を素早く実施。(出典5)

この復旧の型の1製品を表で見る
MAKERS

ランサムウェアの復旧サービスの主なメーカー4社

KLDiscovery Ontrack株式会社

ストレージの種類を広く受け、130個以上の復号化ツールで暗号化データを取り戻すと公式に書いています。

東京都

デジタルデータソリューション株式会社

ランサムウェア専用の相談窓口があり、感染時の初動対応から復旧、調査、再発防止までを1社で受けます。

東京都

株式会社日立ソリューションズ

感染前のバックアップから戻す支援で、EDRで被害の端末と時刻を調べてから戻すデータを決めます。

東京都

株式会社ブレイバー

LockBitに感染したサーバーの復旧実績を公開し、自社ラボで作業します。

東京都

出典
  1. デジタルデータリカバリー ランサムウェアデータ復旧相談窓口
  2. オントラック ランサムウェア被害からのデータ復旧
  3. データサルベージ LockBit感染サーバーの復旧実績
  4. データサルベージ データ復旧料金
  5. 日立ソリューションズ データ回復ソリューション
  6. 警察庁 ランサムウェア被害防止対策
掲載基準

ランサムウェアの感染後にデータを取り戻す法人向けサービスで、自社で提供する会社を載せました。外資は日本語の公式ページと日本法人を確かめた会社だけです。原因と被害の範囲を調べる調査は「インシデント対応・フォレンジック」、平時のバックアップ製品は「法人向けバックアップ」のページに任せます。NTTデータは製品ページでサイバーリカバリーの案内を確かめられず、プロティビティは日本法人の社名を公式で確かめられず、Veeamは日本語のページで復旧サービスの案内を確かめられなかったため、載せていません。データレスキューセンター、データSOS、LIVEDATAは、公式の主なサービスページにランサムウェアの案内を確かめられませんでした。データサルベージは専用のサービスページがなく、公開の復旧実績で確かめています。復旧率などの数字は各社の公式の記載で、第三者が確かめた数字ではありません。価格を公開している会社がないので、安め・高めの判定はしていません。

ランサムウェアの復旧サービスを作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

CITE

引用

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