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研究所・病院・製薬・食品工場で、試料・ワクチン・細胞などをしまっておく超低温フリーザーを選ぶ、研究・品質管理・設備・購買の担当の方へ

超低温フリーザーのメーカー6社比較【2026年】

超低温フリーザーは、試料・ワクチン・細胞などを、
-60℃より低い温度でしまっておく冷凍庫です。

ABOUT

超低温フリーザーとは

比較表を見る ↓

超低温フリーザーとは、研究所・病院・製薬・食品工場で、
試料・ワクチン・細胞などを-60℃より低い温度でしまっておく冷凍庫です。
ディープフリーザー・超低温槽とも呼び、縦型・横型(チェスト)・-150℃級・ポータブル型に分かれます。

製品の特長

  • 業務用冷凍庫よりずっと低い温度まで下げる(-60℃・-80℃・-150℃の級がある)
  • 温度の警報を外へ出せる(PHC・日本フリーザーは遠隔や外部警報の端子つき)
  • 冷媒にフロン類を使わない型が多い(HC冷媒・炭化水素・ヘリウム)

使うメリット

  • 細胞・DNA・ワクチンを長くしまえる(-150℃級は細胞のガラス化温度まで下げる)
  • ノンフロンの型は点検の手間が減る(フロン排出抑制法の管理対象外)
  • コンセントで動く型がある(日本フリーザー・カノウ冷機・ダイレイは100V)

選ぶときに注意すること

  1. 三相200Vの型は、置く場所の電源と配線を先に確かめる
  2. 本体の周りに放熱のすき間をあける。カノウ冷機UP-21は右側と後ろに10cm以上
  3. HFC冷媒の型は、フロン排出抑制法の簡易点検を3か月に1回以上する
  4. 停電や故障に備えて、警報の届け先と非常用電源を決めておく
  5. 値段を出していない会社もある。PHC・ツインバードは見積もりで聞く

※仕様と価格は各メーカーの公式の製品ページによる。温度域とチェスト型の特長はPHCの製品ページ、フロン類の簡易点検は環境省のフロン排出抑制法ポータルサイトのFAQによる。

LIST

超低温フリーザーの比較表

コストは、値段を公開している製品どうしで比べています。値段を出していない製品は「要見積」。

CSV

超低温フリーザー8製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

縦型(-80℃⁠⁠⁠級)

3製品
エッペンドルフ株式会社超低温フリーザー CryoCube F740hi740Lに576箱をまとめてしまう口コミを書く2,810,000円(希望小売価格)、税込3,091,000円

炭化水素の冷媒で-86℃まで下げる、740Lの縦型フリーザーです。2インチのボックスを最大576個しまえ、-80℃まで4時間10分で下がります。日本向けの100V仕様の希望小売価格は2,810,000円です。

形
縦型(-80℃⁠⁠⁠級)
到達温度
-50〜-86℃
内容積
740L
外形寸法
幅111×奥行98.0×高さ197.3cm
冷媒
炭化水素(R290、R170)
電源
100V 60Hz
消費電力
平均11.6kWh/日(⁠115V⁠)
質量
333kg
特長
-80℃まで4時間10分で下がる
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
日本フリーザー株式会社超低温槽 CLN-52UWHCD1AC100Vで動かす縦型の-90℃口コミを書く2,260,000円税区分の記載なし

冷却システムを二重に積んだ、縦型の超低温槽です。1組が止まっても庫内を-65℃以下に保ち、AC100Vのコンセントで動きます。価格は2,260,000円と公開しています。

形
縦型(-80℃⁠⁠⁠級)
到達温度
-90℃、常用-75〜-85℃
内容積
約548L
外形寸法
W(⁠870+68⁠)×D(905+102)×H1985mm
冷媒
混合冷媒(HCノンフロン)
電源
AC100V 15A
消費電力
760W、750W
質量
約300kg
特長
ダブル冷却で異常時も-65℃以下を保つ
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
PHC株式会社超低温フリーザー MDF-DU702VH研究室の-85℃保存を729Lで口コミを書く要見積

ノンフロンの冷媒とインバーターで動く、縦型の超低温フリーザーです。729Lの庫内に2インチのクライオボックスを576個しまえます。電源は三相200Vなので、置く前に配線を確かめます。

形
縦型(-80℃⁠⁠⁠級)
到達温度
-85℃(周囲温度30℃・無負荷)
内容積
729L
外形寸法
W1030×D882×H1993mm
冷媒
HC冷媒(⁠ノンフロン⁠)
電源
三相200V
消費電力
540W、550W(50Hz、60Hz)
質量
283kg
特長
2インチのクライオボックスを576個収納
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

横型(チェスト・-60〜-80℃)

2製品
株式会社カノウ冷機超低温フリーザー UP-⁠21ワクチン・検体を-60℃で小さく口コミを書く540,000円(税抜)、税込594,000円

-60℃まで下げる上開きの超低温フリーザーで、単相100Vで動きます。169Lの庫内で、消費電力は230Wです。標準価格は税抜540,000円と公開しています。

形
横型(チェスト・-60〜-80℃)
到達温度
-50〜-60℃(周囲温度30℃)
内容積
169L
外形寸法
W940×D705×H860mm
冷媒
HC混合冷媒(⁠ノンフロン⁠)
電源
単相100V
消費電力
230W
質量
70kg
特長
インバーター制御、陰圧ポート
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
株式会社ダイレイ超低温フリーザー DS-208ドライアイスや試料を-80℃⁠⁠⁠で口コミを書く870,000円(税抜)、税込957,000円

冷凍機1台で-80℃まで下げる、上開きの超低温フリーザーです。191Lの庫内をAC100Vで冷やし、ドライアイスの保管にも使えます。価格は税抜870,000円と公開しています。

形
横型(チェスト・-60〜-80℃)
到達温度
-60〜-80℃
内容積
191L
外形寸法
W925×D694×H848mm
冷媒
ノンフロン
電源
AC100V ⁠⁠単相
消費電力
384W、413W(50Hz、60Hz)
質量
54kg
特長
ワンコンプレッサーシステム
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

-150℃⁠⁠⁠級

2製品
日本フリーザー株式会社-150℃超低温槽 CLN-2300CWEiPS・ES細胞を-150℃⁠⁠⁠で口コミを書く3,520,000円税区分の記載なし

細胞や組織のガラス化温度まで下げる、-150℃級の超低温槽です。約236Lの庫内を、2組の冷却システムで冷やします。価格は3,520,000円と公開しています。

形
-150℃⁠⁠⁠級
到達温度
-140〜-150℃
内容積
約236L
外形寸法
W1600×D(840+298)×H1090mm
冷媒
混合冷媒(HFC)
電源
三相200V 20A
消費電力
1690W、1750W
質量
約340kg
特長
冷却システム2組のダブル冷却
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
PHC株式会社-150℃超低温フリーザー MDF-C2156VAN細胞・組織を-150℃で長くしまう口コミを書く要見積

周囲温度30℃でも-150℃まで冷やす、上開きの超低温フリーザーです。231Lの庫内に、株細胞・DNA・骨髄細胞などを長くしまっておけます。液体窒素の自動補助冷却装置が付きます。

形
-150℃⁠⁠⁠級
到達温度
-150℃(周囲温度30℃・無負荷)
内容積
231L
外形寸法
W1730×D765×H1010mm
冷媒
HFC冷媒、HFC混合冷媒
電源
三相200V
消費電力
1500W、1620W(50Hz、60Hz)
質量
318kg
特長
液体窒素の自動補助冷却装置
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

ポータブル型

1製品
株式会社ツインバード超低温ポータブルフリーザー SC-UF25-86℃のまま試料を運ぶ口コミを書く要見積

スターリング冷凍機で-86℃まで下げる、持ち運べる25Lのフリーザーです。AC100〜240Vで動き、作業室の間の搬送や研究室での個人の保管に使えます。2インチボックスなら10個入ります。

形
ポータブル型
到達温度
-86〜-20℃(周囲温度32℃⁠⁠⁠まで)
内容積
25L
外形寸法
695×350×460mm
冷媒
ヘリウムガス(スターリング冷凍機)
電源
AC100〜240V
消費電力
最大280W、安定時150W
質量
約25kg
特長
1℃単位の温度設定、遠隔警報接点
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

縦型(-80℃⁠⁠⁠級)3製品

エッペンドルフ株式会社

超低温フリーザー CryoCube F740hi

740Lに576箱をまとめてしまう

炭化水素の冷媒で-86℃まで下げる、740Lの縦型フリーザーです。2インチのボックスを最大576個しまえ、-80℃まで4時間10分で下がります。日本向けの100V仕様の希望小売価格は2,810,000円です。

コスト2,810,000円(希望小売価格)、税込3,091,000円

形
縦型(-80℃⁠⁠⁠級)
到達温度
-50〜-86℃
内容積
740L
外形寸法
幅111×奥行98.0×高さ197.3cm
冷媒
炭化水素(R290、R170)
電源
100V 60Hz
消費電力
平均11.6kWh/日(⁠115V⁠)
質量
333kg
特長
-80℃まで4時間10分で下がる
公式ページへ
日本フリーザー株式会社

超低温槽 CLN-52UWHCD1

AC100Vで動かす縦型の-90℃

冷却システムを二重に積んだ、縦型の超低温槽です。1組が止まっても庫内を-65℃以下に保ち、AC100Vのコンセントで動きます。価格は2,260,000円と公開しています。

コスト2,260,000円税区分の記載なし

形
縦型(-80℃⁠⁠⁠級)
到達温度
-90℃、常用-75〜-85℃
内容積
約548L
外形寸法
W(⁠870+68⁠)×D(905+102)×H1985mm
冷媒
混合冷媒(HCノンフロン)
電源
AC100V 15A
消費電力
760W、750W
質量
約300kg
特長
ダブル冷却で異常時も-65℃以下を保つ
公式ページへ
PHC株式会社

超低温フリーザー MDF-DU702VH

研究室の-85℃保存を729Lで

ノンフロンの冷媒とインバーターで動く、縦型の超低温フリーザーです。729Lの庫内に2インチのクライオボックスを576個しまえます。電源は三相200Vなので、置く前に配線を確かめます。

コスト要見積

形
縦型(-80℃⁠⁠⁠級)
到達温度
-85℃(周囲温度30℃・無負荷)
内容積
729L
外形寸法
W1030×D882×H1993mm
冷媒
HC冷媒(⁠ノンフロン⁠)
電源
三相200V
消費電力
540W、550W(50Hz、60Hz)
質量
283kg
特長
2インチのクライオボックスを576個収納
公式ページへ

横型(チェスト・-60〜-80℃)2製品

株式会社カノウ冷機

超低温フリーザー UP-⁠21

ワクチン・検体を-60℃で小さく

-60℃まで下げる上開きの超低温フリーザーで、単相100Vで動きます。169Lの庫内で、消費電力は230Wです。標準価格は税抜540,000円と公開しています。

コスト540,000円(税抜)、税込594,000円

形
横型(チェスト・-60〜-80℃)
到達温度
-50〜-60℃(周囲温度30℃)
内容積
169L
外形寸法
W940×D705×H860mm
冷媒
HC混合冷媒(⁠ノンフロン⁠)
電源
単相100V
消費電力
230W
質量
70kg
特長
インバーター制御、陰圧ポート
公式ページへ
株式会社ダイレイ

超低温フリーザー DS-208

ドライアイスや試料を-80℃⁠⁠⁠で

冷凍機1台で-80℃まで下げる、上開きの超低温フリーザーです。191Lの庫内をAC100Vで冷やし、ドライアイスの保管にも使えます。価格は税抜870,000円と公開しています。

コスト870,000円(税抜)、税込957,000円

形
横型(チェスト・-60〜-80℃)
到達温度
-60〜-80℃
内容積
191L
外形寸法
W925×D694×H848mm
冷媒
ノンフロン
電源
AC100V ⁠⁠単相
消費電力
384W、413W(50Hz、60Hz)
質量
54kg
特長
ワンコンプレッサーシステム
公式ページへ

-150℃⁠⁠⁠級2製品

日本フリーザー株式会社

-150℃超低温槽 CLN-2300CWE

iPS・ES細胞を-150℃⁠⁠⁠で

細胞や組織のガラス化温度まで下げる、-150℃級の超低温槽です。約236Lの庫内を、2組の冷却システムで冷やします。価格は3,520,000円と公開しています。

コスト3,520,000円税区分の記載なし

形
-150℃⁠⁠⁠級
到達温度
-140〜-150℃
内容積
約236L
外形寸法
W1600×D(840+298)×H1090mm
冷媒
混合冷媒(HFC)
電源
三相200V 20A
消費電力
1690W、1750W
質量
約340kg
特長
冷却システム2組のダブル冷却
公式ページへ
PHC株式会社

-150℃超低温フリーザー MDF-C2156VAN

細胞・組織を-150℃で長くしまう

周囲温度30℃でも-150℃まで冷やす、上開きの超低温フリーザーです。231Lの庫内に、株細胞・DNA・骨髄細胞などを長くしまっておけます。液体窒素の自動補助冷却装置が付きます。

コスト要見積

形
-150℃⁠⁠⁠級
到達温度
-150℃(周囲温度30℃・無負荷)
内容積
231L
外形寸法
W1730×D765×H1010mm
冷媒
HFC冷媒、HFC混合冷媒
電源
三相200V
消費電力
1500W、1620W(50Hz、60Hz)
質量
318kg
特長
液体窒素の自動補助冷却装置
公式ページへ

ポータブル型1製品

株式会社ツインバード

超低温ポータブルフリーザー SC-UF25

-86℃のまま試料を運ぶ

スターリング冷凍機で-86℃まで下げる、持ち運べる25Lのフリーザーです。AC100〜240Vで動き、作業室の間の搬送や研究室での個人の保管に使えます。2インチボックスなら10個入ります。

コスト要見積

形
ポータブル型
到達温度
-86〜-20℃(周囲温度32℃⁠⁠⁠まで)
内容積
25L
外形寸法
695×350×460mm
冷媒
ヘリウムガス(スターリング冷凍機)
電源
AC100〜240V
消費電力
最大280W、安定時150W
質量
約25kg
特長
1℃単位の温度設定、遠隔警報接点
公式ページへ
Q&A

超低温フリーザー選びで、よくある疑問

購買担当の疑問超低温フリーザーの価格は、いくら?

値段を出しているのは4社です。カノウ冷機UP-21が税抜540,000円、ダイレイDS-208が税抜870,000円、日本フリーザーCLN-52UWHCD1が2,260,000円、エッペンドルフCryoCube F740hiが希望小売価格2,810,000円です。-150℃級は日本フリーザーCLN-2300CWEが3,520,000円です。

設備担当の疑問-80℃と-150℃の超低温フリーザーの違いは?

-85℃は凍結保存で最も広く使う温度域で、-150℃は液体窒素の温度域に近い温度です。-150℃級は細胞や組織のガラス化温度まで下げるので、iPS細胞や骨髄細胞を長くしまっておくのに使います。そのぶん消費電力は1500W以上と大きく、電源は三相200Vです。

工場長の疑問縦型と横型(チェスト)の違いは?

縦型は前の扉から出し入れし、PHCのMDF-DU702VHは729L、エッペンドルフCryoCube F740hiは740Lと大きい型がそろいます。横型は上開きで、扉を開けたときの冷気漏れが少なく、カノウ冷機UP-21は169L、ダイレイDS-208は191Lです。床面積と試料の量で選びます。

施設管理の疑問超低温フリーザーは100Vのコンセントで使える?

日本フリーザーCLN-52UWHCD1・カノウ冷機UP-21・ダイレイDS-208は100Vで動き、ツインバードSC-UF25はAC100〜240Vに使えます。PHCのMDF-DU702VHとMDF-C2156VANは三相200Vです。日本フリーザーCLN-52UWHCD1は15Aなので、ほかの機器と同じ回路にしないよう配線を確かめます。

経営者の疑問超低温フリーザーの電気代(消費電力)⁠⁠⁠は⁠?

横型は消費電力が小さく、カノウ冷機UP-21は230W、ダイレイDS-208は384W(50Hz)⁠で⁠す⁠。縦型はPHC MDF-DU702VHが540W(50Hz)、日本フリーザーCLN-52UWHCD1が760W(50Hz)⁠で⁠す⁠。エッペンドルフCryoCube F740hiは平均11.6kWh/日(115V)と⁠、1日あたりの電力量で出しています。

施設管理の疑問超低温フリーザーにフロン排出抑制法の点検はいる?

ノンフロンのフリーザーは、フロン排出抑制法の管理対象外です。HFC冷媒を使うPHCのMDF-C2156VANや日本フリーザーCLN-2300CWEは、簡易点検を3か月に1回以上します。残りの6製品は、HC冷媒・炭化水素・ヘリウムなどのノンフロンです。

設備担当の疑問停電や故障のときに試料を守るには?

日本フリーザーの超低温槽は、設定から15℃上がったときと停電時にブザーで知らせ、警報のバッテリーは48時間動きます。CLN-52UWHCD1は冷却システムが2組あり、1組が止まっても-65℃以下を保ちます。PHCは警報が出て約15分後に遠隔警報を出します。

設備担当の疑問超低温フリーザーの霜取りは、どうする?

カノウ冷機は、霜取りを定期的に、または扉の開け閉めに影響が出る前にするよう案内しています。霜取りの後は温度を下げ直す時間がかかり、エッペンドルフCryoCube F740hiは-80℃まで4時間10分です。試料は別のフリーザーに移してから作業します。

購買担当の疑問超低温フリーザーの容量は、どう選ぶ?

2インチのクライオボックスの数で考えます。PHCのMDF-DU702VHは729Lで576個、エッペンドルフCryoCube F740hiは740Lで最大576個です。ポータブル型のツインバードSC-UF25は25Lで10個入ります。

工場長の疑問持ち運べる超低温フリーザーはある?

ツインバードのSC-UF25は、-86℃まで下げられる25Lのポータブルフリーザーです。質量は約25kgで、AC100〜240Vで動き、消費電力は最大280Wです。作業室の間の搬送や、大型を置けない部屋での保管に使います。

TYPES

超低温フリーザーの形の違い

ボタンを押すと、表がその形の製品だけになります。

縦型(-80℃⁠⁠⁠級)

冷蔵庫と同じく前の扉から出し入れする、背の高い超低温フリーザーです。中の扉と棚で仕切り、ラックごと試料を並べます。700L級なら2インチのクライオボックスを576個しまえるので、研究室の保存の主力になります。

向いている使い方

  • 研究室の細胞・DNA・試薬の保存
  • 病院の検体・血液の保存
  • 試料が多く床面積を抑えたい

根拠:PHCのMDF-DU702VHは、700Lクラスで2インチのクライオボックスを576個しまえます(出典2)

この形の3製品を表で見る

横型(チェスト・-60〜-80℃)

横長の箱に上開きのふたが付いた超低温フリーザーです。冷気は下にたまるので、ふたを開けても冷気が逃げにくく、温度が安定します。カノウ冷機UP-21は169L、ダイレイDS-208は191Lと小さめで、100Vで動きます。

向いている使い方

  • ワクチン・検体の小分けの保存
  • ドライアイスや高級食材の保管
  • 研究室の予備のフリーザー

根拠:チェスト型は、扉を開けたときの冷気漏れが少なく、庫内の温度が安定します(出典1)

この形の2製品を表で見る

-150℃⁠⁠⁠級

液体窒素に近い-150℃まで下げる超低温フリーザーです。細胞や組織を長く傷めずにしまえる温度まで下げるので、iPS細胞や骨髄細胞の保存に使います。形は上開きで、電源は三相200Vです。

向いている使い方

  • iPS・ES細胞や組織の長期保存
  • 液体窒素の補充を減らしたい
  • 再生医療・細胞治療の研究

根拠:-150℃・-152℃は、液体窒素の温度域に迫る温度です(出典1)

この形の2製品を表で見る

ポータブル型

25L前後の小さな箱で、-86℃のまま試料を運べるフリーザーです。スターリング冷凍機で冷やし、AC100〜240Vのコンセントで動きます。作業室の間の搬送や、大きなフリーザーを置けない場所での個人の保管に使います。

向いている使い方

  • 作業室・建物の間の試料の搬送
  • 大型を置けない部屋での保管
  • 再生医療・創薬研究の小分け

根拠:ツインバードのSC-UF25は、搬送から研究室での個人の保管まで使う-86℃のフリーザーです(出典4)

この形の1製品を表で見る
MAKERS

超低温フリーザーの主なメーカー6社

超低温フリーザーの主なメーカーは、次の6社です。社名を押すと、その会社のページ(ほかの製品と所在地)に移ります。

エッペンドルフ株式会社

炭化水素の冷媒で-86℃まで下げる、740Lの縦型フリーザーです。

東京都

株式会社カノウ冷機

-60℃まで下げる上開きの超低温フリーザーで、単相100Vで動きます。

神奈川県

株式会社ダイレイ

冷凍機1台で-80℃まで下げる、上開きの超低温フリーザーです。

東京都

株式会社ツインバード

スターリング冷凍機で-86℃まで下げる、持ち運べる25Lのフリーザーです。

新潟県

日本フリーザー株式会社

冷却システムを二重に積んだ、縦型の超低温槽です。

東京都

PHC株式会社

ノンフロンの冷媒とインバーターで動く、縦型の超低温フリーザーです。

東京都

この比較表のデータ:CSV・JSON(出典を明記すれば引用できます)

掲載基準と並び順

掲載基準:研究所・病院・製薬・食品工場で、試料・ワクチン・細胞・食材などを-60℃より低い温度でしまっておく、箱形の超低温フリーザー(ディープフリーザー・超低温槽)です。-80℃級の縦型、上開きの横型(チェスト)、-150℃級、持ち運べるポータブル型の4つに分けました。メーカーが自社で作るか自社ブランドとして売り、日本法人があり、公式サイトで今案内している型を、1社1〜2製品選んでいます。-25℃前後までの業務用冷凍庫・冷凍ストッカー、薬品保管庫、液体窒素で冷やす保存容器、組み立てて作るプレハブ冷凍庫は、それぞれ別のページで扱います。他社ブランドの品を売る会社(ヤマト科学など)、カノウ冷機が扱うHaier Biomedicalの製品、販売終了・在庫限りの型、中古は除いています。サーモフィッシャーサイエンティフィックは、公式の製品ページの仕様を文字で確かめられなかったので、今回は載せていません。並びは種類ごとに会社の五十音順です。

並び順:形ごとに分け、その中はメーカー名の五十音順です。

超低温フリーザーを作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

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