GUIDE / TUNGSTEN-ELECTRODEタングステン
タングステン電極とは?TIG溶接の電極の種類(純・セリア・ランタナ・イットリア)の違いと、色・直径の選び方
TIG溶接や

この
タングステン
タングステン電極とは
タングステン
比較ページには、
4つの種類
- 純
タングステン:酸化物を 入れない 電極です。 アルミニウム 合金の 交流の TIG溶接に 使います。例は ダイヘンの 純 タングステン 電極 0830シリーズです - セリア入り:
酸化セリウムを 入れた 電極です。 一般の TIG溶接に 広く使い、 交流でも 直流でも 使えます。例は パナソニック の YN 24C2S、 ダイヘンの 2% セリア入り、 スズキッド の RTT-24 です - ランタナ
入り: 酸化ランタンを 入れた 電極です。 消耗が 少なく、 ロボットや 自動機に 向きます。例は 東邦金属の エルタン、 パナソニック の YN 24L2S です - イットリア・複合の
希土類入り:酸化 イットリウムや 複数の 希土類を 入れた 電極です。例は 東邦金属の ワイタン、 スズキッド の RTT-24WX、 ABICOR BINZELの E3 です
セリアとランタナの違い
- パナソニックは、
セリア入りを 交流・直流の TIG用、 ランタナ入りを 直流の TIG用として 分けています - ダイヘンの
資料では、 セリア入りは 交流の TIGでも 先端が ギザギザに なりにくく、 ランタナ入りは 消耗が 少なく ロボットや 自動機に 向きます - ランタン入りは、
酸化ランタンの 量が多いほど アークスタートが よくなります (ABICOR BINZELの資料)
交流と直流の使い分け
- アルミニウムの
交流の TIG溶接には、純 タングステンか セリア入りを 使います。 ダイヘンの 0830シリーズは 交流の TIGだけに 使う電極です - 直流の
TIG溶接には、 ランタナ入りや セリア入りを 使います - 交流と
直流を 1種類で 回したいなら、 スズキッド の RTT-24WX や ABICOR BINZELの E3 のような 複合の 希土類入りを 使います
色と分類記号の見分け方
- ABICOR BINZELの
識別色は、 E3が紫、 WLa20が青、 WCe20が 灰色、純 タングステンの WPが緑、 WZr08が 白です - 東邦金属は、
エルタン (WL)が黄緑、 ワイタン (WY)が 橙です。 同じランタナ 入りでも、 メーカーで 色が違うことがあります - スズキッド
の RTT-24 は、 JIS Z3233 の WC20 相当 (2%セリウム入り)です
直径と長さ
- 東邦金属の
エルタンと ワイタンは、直径 0.5mmから 8.0mmまで、 長さは 75mmと 150mmです - スズキッド
の RTT-24 は、直径 2.4mm・ 長さ150mmの 10本 入りです - パナソニックと
ダイヘンの 純正品は、 直径ごとの 部品コードで 注文します。 トーチの コレットに 合う直径を 選びます
トリウム入りとの違い
- 東邦金属の
エルタン・ ワイタン、 ダイヘンの セリア入り・ ランタナ 入りは、 放射性物質を 含みません - 東邦金属は、
トリウム入りと エルタン・ ワイタンの 先端の 消耗を、直径 1.6mmを 180Aで 60分 使う条件で 比べています
プラズマトーチの電極
- 日本タングステンは、
セリア入りの タングステン (セリタン)を 銅のシャンクに 接合した プラズマトーチ 用の電極を 作っています - 連続鋳造の
タンディッシュの 加熱・保温、 排ガス処理、 溶射の トーチに 使います


