口コミを書く
GUIDE / THEOBROMINE

テオブロミンとは?試薬特級と研究用の違いと、純度・試験方法・容量の選び方

テオブロミン(3,7-ジメチルキサンチン)の試薬特級と研究用試薬の違いを整理。メーカーの公式資料から、純度の試験方法、乾燥減量、容量、価格、法規と使い方の確認点をまとめました。

2026年11月1日更新

この記事の答え

テオブロミンは、カカオに多く含まれるメチルキサンチン系のアルカロイドで、3,7-ジメチルキサンチンとも呼びます。選ぶときは「使う目的」「純度の試験方法」「容量と値段」の3つを先に決めます。純度は試験方法が製品ごとに違うので、数字だけで比べないのがこつです。

テオブロミンとは

テオブロミンは、カカオに多く含まれるメチルキサンチン系のアルカロイドで、カフェインの誘導体にあたります。CAS RNは83-67-0、分子式はC7H8N4O2、分子量は180.16です。和光の物性情報では、水、エタノール、アセトンのどれにも極めて溶けにくい性質です。

テオブロミンのメーカー比較では、テオブロミンそのものの粉末試薬を扱います。カフェイン・テオフィリンなど近いキサンチン類、溶液の標準品、サプリメントや食品原料は別の製品です。

試薬特級と研究用試薬の違い

  • 試薬特級は、国内メーカーが自社の規格で出す品です。和光特級の205-13562と、関東化学の鹿特級40540-30があり、どちらも25g包装です
  • 研究用試薬は、海外ブランドの品を日本法人が売るものです。Thermo Scientific Chemicalsの258821000は、100g・250g・1kgから選べます
  • 和光の試薬は試験・研究の目的のみに使うもので、食品や医薬品の原料には使えません。ThermoもRUO(研究用)の表示です

純度と試験方法の見方

  • 和光特級の205-13562は、含量98.0%以上(HPLC)、乾燥減量(80℃)0.5%以下を規格書に載せています
  • 関東化学の40540-30は、純度93.0%超(滴定)の表示です。規格書と試験成績書は製品ページから取り寄せます
  • Thermoの258821000は、NaOH滴定で98.5〜101.5%(乾燥物換算)⁠で⁠⁠⁠⁠す

試験方法が違うので、純度の数字はそのまま比べません。HPLCでテオブロミンを定量する標品にするなら、HPLC含量を規格にした品が合わせやすいです。

容量と価格を比べるとき

  • 関東化学の40540-30は、25gで7,800円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 和光特級の205-13562は、25gで希望納入価格9,400円(税抜)⁠で⁠す⁠。500gの209-13565は販売終了です
  • Thermoの258821000は公開価格がなく、見積もりで決まります

価格は2026-11-01に公式ページで確認しました。100g以上を使うなら、Thermoに容量を伝えて見積もりを取ります。

購入前の法規と使い方

関東化学の製品ページでは、テオブロミンは安衛法第57条の表示対象物で、第57条の2の通知対象物です。ラベルとSDSで危険有害性を確かめてから使います。標準液を作るときは、使う分析法の手順書で溶媒と濃度を決めます。

出典は各メーカーの製品ページと規格書です。個別の資料は比較ページの出典⁠にまとめています。

比較記事にしてほしい製品の依頼はこちら👉