口コミを書く
GUIDE / SODIUM-TUNGSTATE

タングステン酸ナトリウムとは?特級・一級の違いと選び方

タングステン酸ナトリウム(二水和物)の性質と用途、特級・一級の違い、規格書の読み方、容量と価格の見方を、公式資料の数字で解説します。

2026年11月6日更新

この記事の答え

タングステン酸ナトリウムは、触媒や金属の表面処理、電子顕微鏡の染色に使う、水に溶けやすい白色の結晶です。まず特級か一級かを決め、規格書の純度と不純物の上限を見てから、容量と値段を比べます。

タングステン酸ナトリウムとは

分子式はNa2WO4・2H2Oで、タングステン(VI)酸ナトリウム二水和物とも呼びます。CAS RNは10213-10-2、分子量は329.85です。水に溶けやすく、エタノールとジエチルエーテルにほとんど溶けません。富士フイルム和光純薬は、触媒と電子顕微鏡の染色剤の用途を載せています。厚生労働省のモデルSDSは、無水物の用途を塩基性染料媒染剤、金属表面処理剤、窯業用副原料、触媒としています。

タングステン酸ナトリウムの比較ページでは、自社の品番・規格で試薬を出すメーカーの自社品をそろえています。原料から試薬化までを各社が一貫して作るという意味ではありません。

特級と一級の違い

  • 特級はJIS K 8612の区分です。和光の192-03655は、純度99.0〜100.5%、モリブデン0.01%以下、鉄0.001%以下です
  • 一級は、特級より純度の幅や不純物の上限が広い区分です。純正化学の43210-1201は、塩化物0.02%以下、硫酸塩0.05%以下です
  • 関東化学の鹿1級37300-01は、純度98.0〜101.0%です
  • 米山薬品工業のEP 35279とキシダ化学の1級010-73185は、純度を98%と書いています

等級の選び方

  • 分析や規格の照合には、特級を使います。和光の192-03655、純正化学の43210-0301は規格書で上限を確かめられます
  • 量を使う試験や試作には、一級やEPを使います。関東化学の37300-01、国産化学のK-EP 2113112、米山薬品工業のEP 35279を比べます

規格書の読み方

  • 純度の書き方を先にそろえます。特級は含量で99.0〜100.5%、純正化学の一級43210-1201は酸化タングステン換算で68.0%以上です
  • 純正化学の規格書は、規格項目と規格値が別の並びで書かれています。順番を合わせて読みます
  • 国産化学、米山薬品工業、キシダ化学は不純物の上限がページに出ていません。使う前に規格書を取り寄せます

容量と価格

  • 特級の500gでは、関東化学の37300-00が税抜73,000円、和光の192-03655が希望納入価格24,600円です
  • 純正化学の43210-0301は60,900円、国産化学の2113104は18,600円で、税区分の記載がありません
  • 小分けでは、和光の198-03652が希望納入価格4,100円、純正化学の43210-0310が4,000円です
  • 大量に使うときは、キシダ化学の25kgの000-73187、国産化学の10kgの2130840で見積もりを取ります

保管と法規

和光の192-03655は、保存条件を室温としています。ふたを閉め、ほかの社の品は製品ページとSDSの保存条件を守ります。

関東化学の37300-00は安衛法第57条の表示対象物と第57条の2の通知対象物です。採用品の最新版SDSを確かめます。

仕様と価格は比較ページの各社公式製品ページ・規格書、性質と用途は富士フイルム和光純薬の製品ページと厚生労働省のモデルSDS(無水物)によります。確認日は2026-11-06です。

比較記事にしてほしい製品の依頼はこちら👉