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GUIDE / SILICONE-SEALANT

シリコンシーラントとは?種類・硬化時間・使用温度と選び方

建物・設備の目地を埋めるシリコンシーラントの脱オキシム・脱アルコール・防カビの違い、変成シリコーンとの区別、硬化時間、塗装、プライマー、容量と価格をメーカー公式資料で整理します。

2026年10月28日更新

この記事の答え

シリコンシーラントは、建物や設備の隙間を充填し、水や空気の通り道をふさぐシリコーン系の材料です。「付ける材料」「塗装の有無」「養生の条件」を先に決め、硬化方式・容量・プライマーを確認します。防カビは硬化方式ではなく、水まわりなどで求める機能です。

シリコンシーラントとは

シリコーン系シーリング材とも呼び、ガラス・サッシ・金属・配管・水まわりなどの目地に充填します。信越化学工業は、建築用シリコーンシーリング材を、耐候性・接着性に優れた弾性シーリング材として案内しています(公式解説)。

比較ページは業務用の目地材を品番単位で掲載しています。面接着を主目的とする接着剤、変成シリコーン系、ガスケット、防水テープ、家庭用だけの品は分けています。

種類と使い分け

  • 脱オキシム形の一般用は、ガラス・サッシ・配管などの目地で使います。コニシのシリコンコークやセメダインの8060プロがこの区分です
  • 防カビ用は、浴室・洗面台・冷凍室などに使います。信越のSEALANT-4588T-SEGS、ペンギンシール2506防カビなどがあります
  • 脱アルコール形には、ポリカーボネートや銅向けの品があります。トスシール380、ポリカシールなどで下地への適合性を確かめます

防カビ性と硬化方式は別に読みます。8051Nは脱アルコール形で防カビ性もあり、比較ページでは脱アルコール形に載せています。

変成シリコーンとの違い・⁠⁠⁠塗装

シリコーン系と変成シリコーン系は別の材料です。名称の似た品を同じ使い方で置き換えません。

シリコンコーク、シリコーンS、SC-SR1 Plusは、硬化後の表面に塗装できないと案内しています。塗装予定の目地は、下地・塗料・シーリング材の組み合わせを確認して選び直します。

硬化時間の読み方

  • 8060プロの指触乾燥時間は、23℃で6分です
  • 8051Nの指触乾燥時間は、23℃で20分です
  • ペンギンシール2505Newと2506防カビは、20℃で10分です
  • トスシール380は、23℃で15分です

指触乾燥時間は表面の乾燥で、内部まで硬化した時間ではありません。温度・湿度・目地の深さに応じた養生条件を、品番ごとの資料で確認します。

出典:8060プロ、8051N、ペンギンシール製品資料⁠。

使用温度と施工温度

  • シリコーンSの使用温度範囲は、-50〜150℃です
  • シリコンコークは、硬化後に-40〜150℃で使えます
  • アークシールS-100Jの5〜35℃は標準施工温度で、硬化後の耐熱温度ではありません

試験表の温度も使用温度の上限とは別です。高温設備では、施工中と運転中の条件を分けて伝えます。

下地とプライマー

  • アークシールS-100Jは、アークプライマーを併用します
  • トスシール83は、プライマーが必要です。清掃して乾燥させ、濡れた面には施工しません
  • トスシール380は、ポリカーボネートとアクリル樹脂ではプライマー不要です。他の下地へ同じ条件を広げません

表面処理や塗膜も確認し、指定プライマーと現物での接着確認試験をセットで行います。

容量と価格

  • SC-SR1 Plusと信越のSEGS系は、300mLです
  • 8060プロ・8051N・シリコーンSは、330mLです
  • トスシール83・380とアークシールS-100Jは、333mLです
  • サンスター技研の材料標準設計価格は、2505Newが8,000円/L、2506防カビが8,500円/Lです。2026年10月1日現在の積算用単価で、販売価格・施工費とは異なり、税区分は表に記載されていません

本数は目地幅・深さ・施工ロスから見積もり、品番・色・容量を揃えて発注します(材料標準設計価格表)⁠。

防カビ品の用途制限

トスシール83は紫外線で変色するため屋外使用を避け、浴室などでは施工後も清掃を続けます。SEALANT-4588T-SEGSは、魚類飼育用水槽や飲料水槽には使わないよう案内されています。屋内の水まわり、屋外、水槽を同じ用途として扱いません。

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