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GUIDE / RYOMEN-TAPE

両面テープ(工業用)とは?不織布・フィルム・基材なし・発泡体・耐熱の違いと選び方

製造・組立・建築・看板の現場で使う工業用の両面テープの5つの種類、厚さ・粘着力・耐熱温度の見方、強力な品・はがせる品・透明な品の選び方、値段の相場を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

10月12日更新

この記事の答え

両面テープは、表と裏の両方に粘着面があり、部材どうしを貼り合わせるテープです。工業用は、芯(基材)で、不織布・フィルム・基材なし(転写テープ)・発泡体・耐熱の5つに分かれます。選ぶときは「何と何を貼るか」「どれだけ薄く、または強く貼るか」「何℃までかかるか」の3つを先に決めます。

両面テープとは

両面テープは、はく離紙をはがして片側を貼り、もう片側に部材を押し当てて貼り合わせるテープです。両面粘着テープとも呼びます。接着剤のように乾くのを待たずに次の工程へ回せて、決まった厚さで貼れるので、細かい形に打ち抜いて部品にもできます。

比較ページには、製造・組立・建築・看板の現場で使う工業用の両面テープを、日本法人のある会社の代表品で載せています。文具・家庭用だけの製品、片面テープ、マスキングテープ、接着剤、代理店が売る他社製品は載せていません。

5つの種類

  • 不織布基材:柔らかく、銘板・表示板・部品の固定まで広く使います。例は日東電工のNo.500、ニチバンのNo.800、マクセルのNo.5460、DICの#8800CHです
  • フィルム基材:寸法が狂いにくく、薄くて透明な品もあります。例は寺岡製作所のNo.7070、のTL-450S-16、のtesa 4965です
  • 基材なし(転写テープ):芯が無く、いちばん薄く貼れます。例は日東電工のNo.5915、共同技研化学の200A50です
  • 発泡体基材:厚い芯が凹凸に沿い、重い部材や粗い面でも強く貼れます。例はスリーエム ジャパンのVHB Y-4180-04、寺岡製作所のNo.7811、ニチバンのNo.844です
  • 耐熱:150℃以上でもはがれにくくした品です。例は中興化成工業のAPI-214A、積水化学工業の5505HR、DICの#8080です

厚さ・粘着力・耐熱の見方

  • 厚さ:不織布は0.115〜0.17mm、フィルムは寺岡製作所のNo.7070の0.01mmから、基材なしは日東電工のNo.5915の0.05mm、発泡体は寺岡製作所のNo.7811の1.2mmまであります
  • 粘着力:単位がメーカーで違います。N/10mm・N/20mm・N/25mm・N/cmが混じるので、幅をそろえてから比べます。剥離の角度(90度か180度か)と相手の板も見ます
  • 耐熱:温度の数字で見ます。中興化成工業のAPI-214Aは-60〜250℃、積水化学工業の5505HRは180℃まで、DICの#8080は150℃で連続使用できます

強力な品・はがせる品・透明な品

  • 強力:発泡体基材を選びます。スリーエム ジャパンのVHB Y-4180-04はオレフィン系の素材や粗面にも強くつき、寺岡製作所のNo.7811はコンクリートやモルタルの面にも使えます
  • はがせる:DICの#8800CHは貼り直し(リワーク)がしやすく、菊水テープのNo.192はフィルム基材ではがすときに基材が切れにくい品です
  • 透明:のTL-450S-16、日榮新化のNeo Fix 50、のtesa 4965は透明なPETの芯です

値段の相場

メーカーの通販で値段が出ているのは中興化成工業のAPI-214Aだけで、ほかは通販(モノタロウ)の価格を載せています。

  • 不織布の幅20mm・長さ20m:マクセルのNo.5460が1巻439円、日東電工のNo.500が1巻813円(税込)、ニチバンのNo.800が10巻3,998円(税抜)
  • 発泡体の幅20mm・長さ10m:ニチバンのNo.844が1,208円、寺岡製作所のNo.7811が1,648円(税込)
  • 耐熱の幅25mm・長さ10m:中興化成工業のAPI-214Aが7,271円(税込)

貼るときの注意

  • 貼る面のほこりや油をふき取ってから貼ります
  • 発泡体のテープは、貼ったあとしっかり押さえ、本来の強さが出るまで養生してから荷重をかけます
  • 特性値の多くは社内試験の一例で、保証値ではありません。初めて使う相手の材料では、先に試し貼りをします
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