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GUIDE / RARE-METAL

レアメタルとは?レアアースとの違い・種類と用途・純度の選び方

電子材料・合金・研究材料に使うレアメタルの地金と粉末について、種類と用途、レアアースとの違い、純度・粒径・荷姿・価格の確認方法をメーカー公式資料で整理しました。

2026年10月28日更新

この記事の答え

レアメタルは、産出量が少ない、または抽出が難しい希少な金属の総称です。原料は元素と不純物規格を決め、工程に合う形状・粒径・包装量で選びます。純度の数字が同じでも、計算方法や除外元素が違えば同等品とは扱えません。

レアメタルとレアアースの違い

資源エネルギー庁の解説では、産出量が少なかったり抽出が難しかったりする希少な金属をレアメタルと呼んでいます。レアアースはその一部で、17元素の総称です。コバルト・モリブデン・タンタルはレアアースには含まれません。

比較ページは、電子材料・合金・材料研究用の金属単体を扱います。酸化物や塩化物、合金粉末、完成したターゲット、鉱石、回収サービスは含めません。

レアメタルの種類と使い道の一覧

  • コバルトは、日本重化学工業の4N5インゴットが半導体薄膜形成材料向けです
  • モリブデンは、日本新金属のMo-3がメタライズや特殊鋼の原料向けです
  • タンタル・ニオブは、TANIOBISのAMtrinsicに金属造形用の球状粉末があります
  • ハフニウムは、関東化学のキューブ18673-53が素材研究用です。包装量は5gです

元素を変えると材料そのものが変わります。価格や形状だけで置き換えません。

形状と粒径

  • 粉末は、配合・メタライズ・焼結や造形の原料に使います。日本新金属のMo-3は、Sub Sieve Sizerによる平均粒度2.00〜3.99μmです
  • 高純度化学研究所のTAE02PBは、M45μm以下のタンタル粉末です。上限の表示で、平均粒径ではありません
  • 同社のTAE02GBは、1〜10mmの粒状タンタルです。粉末とは分けて注文します
  • フルウチ化学のコバルトペレットは、純度4Nで直径10×5mmです
  • TANIOBISのAMtrinsic球状粉末は、レーザービーム溶解向けに10〜63μmの粒径を案内しています

数値は日本新金属、高純度化学研究所、フルウチ化学の在庫リスト、TANIOBISの資料⁠によります。平均・上限・範囲を区別し、測定法もそろえます。

純度は試験方法まで見る

  • アライドマテリアルの4N-Moは、Mo含有率99.99%以上です。指定金属元素を差し引く計算で、酸素は別項目です
  • 日本新金属のMo-3は、100%からN.V.R.とFeを差し引いてMo含有率を求めます
  • 和光純薬の038-18392は、差数法の純度99.5%以上と、容量分析の含量98.0%以上を分けて規定しています
  • 関東化学のハフニウム18673-53は5N表記ですが、約0.3%のジルコニウムを含みます。全成分の純度へ勝手に換算せず、Zrの扱いを確認します

出典はアライドマテリアル、和光純薬の規格書、関東化学などです。保証値と分析例も分けて読みます。

公開価格一覧・荷姿と発注条件

  • 和光純薬のコバルト粉末038-18392は、25gで5,700円です
  • 同社のタンタル粉末201-00031は、5gで9,900円です
  • どちらも税別の希望納入価格です。元素と包装量が違うため、そのまま安い順には並べません
  • 見積もりでは、元素・品番やグレード・純度の条件・形状・粒径や寸法・数量を伝えます

価格はコバルト粉末とタンタル粉末を2026-10-28に確認しました。

研究用試薬と取り扱い

和光純薬は、試験研究用以外の用途や原料使用について営業部門への問い合わせを求めています。量産に切り替える前に、用途・使用量・不純物規格を確認します。保管と作業条件は、購入する品番・形状・粒径に合うSDSとラベルで決めます。

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