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有機合成・分析試験・化学品の製造で使うピリジンを選ぶ、研究・品質管理・購買の担当者へ

ピリジンのメーカー8社比較【2026年】

ピリジンは、有機合成の溶媒や、
医薬・農薬の原料に使う塩基性の液体です。

ABOUT

ピリジンとは

比較表を見る ↓

ピリジンとは、有機合成の溶媒や原料に使う、においの強い塩基性の液体です。
分子式はC5H5Nで、酸と塩をつくります。
試薬には特級・脱水品・分析用があり、
原料用はドラムで出ています。

製品の特長

  • 同じ物質でも用途別のグレードがある
  • 純度のほか水分・不揮発物を比較できる
  • 品番と包装量を指定して手配する

使うメリット

  • 試験法が指定する等級に合わせられる
  • 水分を嫌う合成には脱水品を選べる
  • 水酸基価やクロマトグラフ向けの専用品がある

選ぶときに注意すること

  1. 純度の数値だけで別グレードへ置き換えない
  2. 吸湿するので開封後の水分を管理する
  3. 引火性の液体なので危険物の量と保管場所を確認する
  4. 皮膚に付けない保護具を製品SDSで確認する
  5. 価格は包装量と税区分を合わせて比べる

※仕様・価格は各社の公式製品ページと規格書、法規制は関東化学とナカライテスクの製品ページによる。2026年10月29日確認。価格は包装単価で、グレード差を含みます。

LIST

ピリジンの比較表

コストは、値段を公開している製品どうしで比べています。値段を出していない製品は「要見積」。

CSV

ピリジン12製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

工業用

1製品
広栄化学株式会社ピリジン F0010原料用ピリジンをドラムで調達口コミを書く要見積

ピリジンを自社で製造するメーカーの工業用品です。純度99.8%以上、水分0.05%以下で、195kgのドラムが標準の荷姿です。値段は公開していません。

用途・グレード
工業用
等級・⁠⁠⁠用途
工業用、量産品
純度
99.8%⁠⁠⁠以上
水分
0.05%⁠⁠⁠以下
荷姿
195kg(ドラム)
供給・容器の特長
気相法で自社製造
記載なし
不揮発物・主な不純物規格・吸光度
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

一般試薬

7製品
関東化学株式会社ピリジン 32485-⁠00特級を500mLで手配口コミを書く4,300円税抜

JIS K 8777の表示がある特級のピリジンです。純度は99.5%超(GC)で⁠、500mL包装を4,300円(税抜)で出しています。水分などの規格値は規格書で確かめます。

用途・グレード
一般試薬
等級・⁠⁠⁠用途
特級
純度
99.5%超(GC)
荷姿
500mL
供給・容器の特長
JIS K 8777に適合
記載なし
水分・不揮発物・主な不純物規格・吸光度
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
国産化学株式会社ピリジン 2121930GR品を試薬一覧で手配口コミを書く4,100円税区分記載なし

GR品のピリジンを500mLで出しています。同じピリジンにK-EPの品もあり、等級を選んで手配できます。

用途・グレード
一般試薬
等級・⁠⁠⁠用途
GR
荷姿
500mL
記載なし
純度・水分・不揮発物・主な不純物規格・吸光度・供給・容器の特長
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
純正化学株式会社ピリジン 60200-0330細口ビンの特級を500mLで手配口コミを書く3,900円税抜・本体価格

ガラス細口ビンに入った試薬特級です。純度99.5%以上、水分0.1%以下、不揮発物0.002%以下を規格書に載せています。500mLの本体価格は3,900円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

用途・グレード
一般試薬
等級・⁠⁠⁠用途
試薬特級
純度
99.5%以上(質量分率、⁠⁠⁠GC)
水分
0.1%以下(質量分率)
不揮発物
0.002%以下(質量分率)
荷姿
500mL、ガラス細口ビン
主な不純物規格
銅5ppm以下
記載なし
吸光度・供給・容器の特長
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
ナカライテスク株式会社ピリジン 29509-⁠25特級を翌営業日の出荷で手配口コミを書く3,660円税抜・⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠定価

JIS K8777-2017に準拠したJIS試薬特級です。純度99.5%以上、水分0.1%以下で、500mLの定価は3,660円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

用途・グレード
一般試薬
等級・⁠⁠⁠用途
JIS試薬特級⁠(GR)
純度
99.5%以上(GC)
水分
0.1%以下(質量分率)
不揮発物
0.002%以下(質量分率)
荷姿
500mL
主な不純物規格
塩化物0.001%以下、銅5ppm以下
供給・容器の特長
JIS K8777-2017に準拠
記載なし
吸光度
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
林純薬工業株式会社ピリジン 16005165公式通販で特級を手配口コミを書く3,200円税抜・希望納入価格

自社の公式通販で買える特級のピリジンです。含量99.5%以上、水分0.1%以下を規格に載せ、500mLの希望納入価格は3,200円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

用途・グレード
一般試薬
等級・⁠⁠⁠用途
特級
純度
99.5%以上(GC)
水分
0.1%⁠⁠⁠以下
不揮発物
0.002%⁠⁠⁠以下
荷姿
500mL
主な不純物規格
塩化物0.001%以下、銅5ppm以下
供給・容器の特長
JIS K8777-2017による試験
記載なし
吸光度
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
富士フイルム和光純薬株式会社ピリジン 166-05316JIS認証の特級を指定する試験口コミを書く4,000円税抜・希望納入価格

JIS K 8777:2017に沿ったJIS認証の試薬特級です。純度99.5%以上、水分0.1%以下、不揮発物0.002%以下を規格書に載せています。500mLの希望納入価格は4,000円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

用途・グレード
一般試薬
等級・⁠⁠⁠用途
試薬特級、JIS認証品
純度
99.5%以上(GC、面積百分率)
水分
0.1%以下(質量分率)
不揮発物
0.002%以下(質量分率)
荷姿
500mL
主な不純物規格
塩化物0.001%以下、銅5ppm以下
供給・容器の特長
JIS K 8777:2017に準拠
記載なし
吸光度
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
米山薬品工業株式会社ピリジン 04119GR品を500mLで手配口コミを書く3,500円税区分記載なし

純度99.5%以上のGR品を500mLで出しています。製品ページの価格は3,500円で、税区分の記載はありません。

用途・グレード
一般試薬
等級・⁠⁠⁠用途
GR
純度
99.5%⁠⁠⁠以上
荷姿
500mL
記載なし
水分・不揮発物・主な不純物規格・吸光度・供給・容器の特長
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

脱水品

2製品
関東化学株式会社ピリジン(脱水) 33168-⁠05水分0.001%以下が要る合成口コミを書く11,600円税抜

水分0.001%以下を規定した脱水品です。アルゴンを封入した500mL包装で、純度は99.5%超(GC)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

用途・グレード
脱水品
等級・⁠⁠⁠用途
Organics、脱水-Super-
純度
99.5%超(GC)
水分
0.001%⁠⁠⁠以下
荷姿
500mL
供給・容器の特長
アルゴン封入
記載なし
不揮発物・主な不純物規格・吸光度
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
富士フイルム和光純薬株式会社ピリジン(脱水) 167-18455水分を嫌う有機合成口コミを書く11,600円税抜・希望納入価格

水分0.005%以下を規格にした有機合成用の脱水品です。含量99.5%以上で、500mLの希望納入価格は11,600円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

用途・グレード
脱水品
等級・⁠⁠⁠用途
有機合成用、⁠⁠⁠脱水
純度
99.5%以上(キャピラリーカラムGC)
水分
0.005%⁠⁠⁠以下
不揮発物
0.002%⁠⁠⁠以下
荷姿
500mL
主な不純物規格
塩化物0.001%以下、アンモニウム0.001%⁠⁠⁠以下
供給・容器の特長
低水分保証溶媒、吸湿性あり
記載なし
吸光度
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)

分析用

2製品
ナカライテスク株式会社ピリジン(カラムクロマトグラフ用) 29515-⁠35吸光度を見るクロマトグラフ口コミを書く4,200円税抜・⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠定価

カラムクロマトグラフ用に吸光度を規定したピリジンです。純度99.7%以上で、320nmで0.30以下、350nmで0.01以下を規格に入れています。

用途・グレード
分析用
等級・⁠⁠⁠用途
用途別特製試薬(SP)、カラムクロマトグラフ用
純度
99.7%以上(GC)
水分
0.1%⁠⁠⁠以下
荷姿
500mL
吸光度
320nmで0.30以下、350nmで0.01以下
供給・容器の特長
密度と屈折率も規定
記載なし
不揮発物・主な不純物規格
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
富士フイルム和光純薬株式会社ピリジン(水酸基価測定用) 162-23091JIS K0070の水酸基価試験口コミを書く7,800円税抜・希望納入価格

JIS K0070で水酸基価を測る試験向けに作ったピリジンで、ピリジン-塩化アセチル法に使います。無水酢酸着色物質と過酸化物の試験を規格に入れています。100mLの不活性ガス封入品です。

用途・グレード
分析用
等級・⁠⁠⁠用途
水酸基価測定用
純度
99.0%以上(キャピラリーカラムGC)
水分
0.1%⁠⁠⁠以下
荷姿
100mL
主な不純物規格
無水酢酸着色物質 試験適合、過酸化物 試験適合
供給・容器の特長
JIS K0070のピリジン-塩化アセチル法向け、不活性ガス封入
記載なし
不揮発物・吸光度
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)

工業用1製品

広栄化学株式会社

ピリジン F0010

原料用ピリジンをドラムで調達

ピリジンを自社で製造するメーカーの工業用品です。純度99.8%以上、水分0.05%以下で、195kgのドラムが標準の荷姿です。値段は公開していません。

コスト要見積

用途・グレード
工業用
等級・⁠⁠⁠用途
工業用、量産品
純度
99.8%⁠⁠⁠以上
水分
0.05%⁠⁠⁠以下
荷姿
195kg(ドラム)
供給・容器の特長
気相法で自社製造
記載なし
不揮発物・主な不純物規格・吸光度
公式ページへ

一般試薬7製品

関東化学株式会社

ピリジン 32485-⁠00

特級を500mLで手配

JIS K 8777の表示がある特級のピリジンです。純度は99.5%超(GC)で⁠、500mL包装を4,300円(税抜)で出しています。水分などの規格値は規格書で確かめます。

コスト4,300円税抜

用途・グレード
一般試薬
等級・⁠⁠⁠用途
特級
純度
99.5%超(GC)
荷姿
500mL
供給・容器の特長
JIS K 8777に適合
記載なし
水分・不揮発物・主な不純物規格・吸光度
公式ページへ
純正化学株式会社

ピリジン 60200-0330

細口ビンの特級を500mLで手配

ガラス細口ビンに入った試薬特級です。純度99.5%以上、水分0.1%以下、不揮発物0.002%以下を規格書に載せています。500mLの本体価格は3,900円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

コスト3,900円税抜・本体価格

用途・グレード
一般試薬
等級・⁠⁠⁠用途
試薬特級
純度
99.5%以上(質量分率、⁠⁠⁠GC)
水分
0.1%以下(質量分率)
不揮発物
0.002%以下(質量分率)
荷姿
500mL、ガラス細口ビン
主な不純物規格
銅5ppm以下
記載なし
吸光度・供給・容器の特長
公式ページへ
ナカライテスク株式会社

ピリジン 29509-⁠25

特級を翌営業日の出荷で手配

JIS K8777-2017に準拠したJIS試薬特級です。純度99.5%以上、水分0.1%以下で、500mLの定価は3,660円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

コスト3,660円税抜・⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠定価

用途・グレード
一般試薬
等級・⁠⁠⁠用途
JIS試薬特級⁠(GR)
純度
99.5%以上(GC)
水分
0.1%以下(質量分率)
不揮発物
0.002%以下(質量分率)
荷姿
500mL
主な不純物規格
塩化物0.001%以下、銅5ppm以下
供給・容器の特長
JIS K8777-2017に準拠
記載なし
吸光度
公式ページへ
林純薬工業株式会社

ピリジン 16005165

公式通販で特級を手配

自社の公式通販で買える特級のピリジンです。含量99.5%以上、水分0.1%以下を規格に載せ、500mLの希望納入価格は3,200円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

コスト3,200円税抜・希望納入価格

用途・グレード
一般試薬
等級・⁠⁠⁠用途
特級
純度
99.5%以上(GC)
水分
0.1%⁠⁠⁠以下
不揮発物
0.002%⁠⁠⁠以下
荷姿
500mL
主な不純物規格
塩化物0.001%以下、銅5ppm以下
供給・容器の特長
JIS K8777-2017による試験
記載なし
吸光度
公式ページへ
富士フイルム和光純薬株式会社

ピリジン 166-05316

JIS認証の特級を指定する試験

JIS K 8777:2017に沿ったJIS認証の試薬特級です。純度99.5%以上、水分0.1%以下、不揮発物0.002%以下を規格書に載せています。500mLの希望納入価格は4,000円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

コスト4,000円税抜・希望納入価格

用途・グレード
一般試薬
等級・⁠⁠⁠用途
試薬特級、JIS認証品
純度
99.5%以上(GC、面積百分率)
水分
0.1%以下(質量分率)
不揮発物
0.002%以下(質量分率)
荷姿
500mL
主な不純物規格
塩化物0.001%以下、銅5ppm以下
供給・容器の特長
JIS K 8777:2017に準拠
記載なし
吸光度
公式ページへ

脱水品2製品

関東化学株式会社

ピリジン(脱水) 33168-⁠05

水分0.001%以下が要る合成

水分0.001%以下を規定した脱水品です。アルゴンを封入した500mL包装で、純度は99.5%超(GC)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

コスト11,600円税抜

用途・グレード
脱水品
等級・⁠⁠⁠用途
Organics、脱水-Super-
純度
99.5%超(GC)
水分
0.001%⁠⁠⁠以下
荷姿
500mL
供給・容器の特長
アルゴン封入
記載なし
不揮発物・主な不純物規格・吸光度
公式ページへ
富士フイルム和光純薬株式会社

ピリジン(脱水) 167-18455

水分を嫌う有機合成

水分0.005%以下を規格にした有機合成用の脱水品です。含量99.5%以上で、500mLの希望納入価格は11,600円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

コスト11,600円税抜・希望納入価格

用途・グレード
脱水品
等級・⁠⁠⁠用途
有機合成用、⁠⁠⁠脱水
純度
99.5%以上(キャピラリーカラムGC)
水分
0.005%⁠⁠⁠以下
不揮発物
0.002%⁠⁠⁠以下
荷姿
500mL
主な不純物規格
塩化物0.001%以下、アンモニウム0.001%⁠⁠⁠以下
供給・容器の特長
低水分保証溶媒、吸湿性あり
記載なし
吸光度
公式ページへ

分析用2製品

ナカライテスク株式会社

ピリジン(カラムクロマトグラフ用) 29515-⁠35

吸光度を見るクロマトグラフ

カラムクロマトグラフ用に吸光度を規定したピリジンです。純度99.7%以上で、320nmで0.30以下、350nmで0.01以下を規格に入れています。

コスト4,200円税抜・⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠定価

用途・グレード
分析用
等級・⁠⁠⁠用途
用途別特製試薬(SP)、カラムクロマトグラフ用
純度
99.7%以上(GC)
水分
0.1%⁠⁠⁠以下
荷姿
500mL
吸光度
320nmで0.30以下、350nmで0.01以下
供給・容器の特長
密度と屈折率も規定
記載なし
不揮発物・主な不純物規格
公式ページへ
富士フイルム和光純薬株式会社

ピリジン(水酸基価測定用) 162-23091

JIS K0070の水酸基価試験

JIS K0070で水酸基価を測る試験向けに作ったピリジンで、ピリジン-塩化アセチル法に使います。無水酢酸着色物質と過酸化物の試験を規格に入れています。100mLの不活性ガス封入品です。

コスト7,800円税抜・希望納入価格

用途・グレード
分析用
等級・⁠⁠⁠用途
水酸基価測定用
純度
99.0%以上(キャピラリーカラムGC)
水分
0.1%⁠⁠⁠以下
荷姿
100mL
主な不純物規格
無水酢酸着色物質 試験適合、過酸化物 試験適合
供給・容器の特長
JIS K0070のピリジン-塩化アセチル法向け、不活性ガス封入
記載なし
不揮発物・吸光度
公式ページへ
Q&A

ピリジン選びで、よくある疑問

購買担当の疑問ピリジンの価格はいくら?

500mLの特級・GRは、林純薬工業16005165が3,200円(税抜)、ナカライテスク29509-25が3,660円(税抜)、関東化学32485-00が4,300円(税抜)⁠で⁠す⁠。脱水品は和光167-18455と関東化学33168-05がどちらも500mLで11,600円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

設備担当の疑問ピリジンの種類とグレードの違いは?

この比較では工業用・一般試薬・脱水品・分析用に分けています。工業用の広栄化学F0010は純度99.8%以上の195kgドラム、試薬特級は純度99.5%以上が並びます。

設備担当の疑問ピリジンの特級と一級の違いは?

和光の試薬特級166-05316は純度99.5%以上で、和光一級は規格含量99.0%以上です。林純薬工業も特級を99.5%以上、一級を99%以上と分けているので、試験法が特級を指定するなら一級で代えません。

設備担当の疑問脱水ピリジンは何が違う?

水分の上限を下げたグレードです。特級の水分は0.1%以下ですが、和光の脱水品167-18455は0.005%以下、関東化学33168-05は0.001%以下で、アルゴンを封入しています。

工場長の疑問ピリジンのJIS K 8777とは?

試薬のピリジンの品質を決めたJISです。和光166-05316の規格書はJIS K 8777:2017に沿って、純度99.5%以上・水分0.1%以下・不揮発物0.002%以下・銅5ppm以下を決めています。

設備担当の疑問水酸基価の測定に使うピリジンは?

JIS K0070のピリジン-塩化アセチル法には、和光の水酸基価測定用162-23091があります。無水酢酸着色物質と過酸化物の試験を規格に入れた100mLの不活性ガス封入品で、7,800円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

設備担当の疑問分析・クロマトグラフ用のピリジンはある?

ナカライテスク29515-35はカラムクロマトグラフ用で、吸光度を320nmで0.30以下、350nmで0.01以下と決めています。非水滴定には関東化学の非水滴定用32485-08(500mL・5,800円)もあります。

購買担当の疑問17kgやドラムなど大きい荷姿はある?

試薬では和光の試薬特級、関東化学の特級、国産化学のGRに17kgがあり、関東化学の脱水品には18kgもあります。原料として大量に使うなら、広栄化学F0010の195kgドラムがあります。

施設管理の疑問ピリジンの危険性と法規制は?

消防法では危険物第4類第一石油類(水溶性液体)で⁠、関東化学の製品ページでは引火点20℃です。化管法の第一種指定化学物質と、労働安全衛生規則の皮膚等障害化学物質にも当たるので、使う製品のSDSで保護具と保管の条件を確かめます。

設備担当の疑問ピリジンの性質は?沸点・融点・密度を知りたい

関東化学の製品ページでは沸点115〜116℃、融点-42℃です。ナカライテスクの製品ページでは密度0.98g/mL(20℃)で⁠、和光は吸湿性ありとしているので、開けたら栓を閉めて水分を入れないようにします。

設備担当の疑問ピリジンの化学式・分子量は?

分子式はC5H5N、分子量は79.10、CAS RNは110-86-1です。塩基性の物質で、酸と塩をつくります。

経営者の疑問ピリジンは何に使う?ピコリンとの違いは?

溶剤や、医薬・農薬・界面活性剤・加硫促進剤の合成原料に使います。広栄化学はピリジンのほかピコリン(メチルピリジン)・ルチジン(ジメチルピリジン)も作っていますが、別の物質なのでこのページには載せていません。

TYPES

ピリジンの用途・グレードの違い

ボタンを押すと、表がその用途・グレードの製品だけになります。

工業用

化学メーカーが医薬・農薬などの原料として出す品です。ドラム単位で、製品番号ごとに純度と水分の規格を示しています。

向いている使い方

  • 医薬・農薬の原料に大量に使う
  • ドラムで受け入れる

根拠:広栄化学F0010は純度99.8%以上、水分0.05%以下、195kgドラムです。(出典1)

この用途・グレードの1製品を表で見る

一般試薬

特級・GRなど、一般の試験研究や合成で使う試薬です。特級はJIS K 8777の規格に沿い、純度のほか水分・不揮発物・塩化物などの上限を決めています。

向いている使い方

  • 試験法で特級・GRを指定する
  • 合成の溶媒や原料を少量で手配する

根拠:和光の試薬特級は純度99.5%以上、水分0.1%以下をJIS K 8777:2017で規定しています。(出典2)

この用途・グレードの7製品を表で見る

脱水品

水分を嫌う有機合成で、水分の上限を下げて使う試薬です。一般試薬の水分0.1%以下に対し、0.005%以下や0.001%以下を規格にしています。

向いている使い方

  • 水分を嫌う合成に使う
  • ガス封入品を手配する

根拠:関東化学33168-05は水分0.001%以下、アルゴン封入です。(出典4)

この用途・グレードの2製品を表で見る

分析用

水酸基価の測定やクロマトグラフなど、決まった試験に合わせた試薬です。純度に加えて、その試験で邪魔になる成分や吸光度を規格に入れています。

向いている使い方

  • JIS K0070の水酸基価を測る
  • 吸光度を管理するクロマトグラフに使う

根拠:ナカライテスク29515-35は吸光度を320nmと350nmで規定しています。(出典5)

この用途・グレードの2製品を表で見る
MAKERS

ピリジンの主なメーカー8社

ピリジンの主なメーカーは、次の8社です。社名を押すと、その会社のページ(ほかの製品と所在地)に移ります。

関東化学株式会社

JIS K 8777の表示がある特級のピリジンです。

東京都

広栄化学株式会社

ピリジンを自社で製造するメーカーの工業用品です。

東京都

国産化学株式会社

GR品のピリジンを500mLで出しています。

東京都

純正化学株式会社

ガラス細口ビンに入った試薬特級です。純度99.5%以上、水分0.1%以下、不揮発物0.002%以下を規格書に載せています。

東京都

林純薬工業株式会社

自社の公式通販で買える特級のピリジンです。

大阪府

米山薬品工業株式会社

純度99.5%以上のGR品を500mLで出しています。

大阪府

この比較表のデータ:CSV・JSON(出典を明記すれば引用できます)

掲載基準と並び順

掲載基準:有機合成・分析試験・化学品の製造に使うピリジン単体(CAS RN 110-86-1)を対象に、日本法人があり、自社で製造するか自社ブランドの試薬として製造・精製して供給するメーカーを掲載します。原料の合成から全工程を自社で行うという意味ではありません。工業用は製品番号・純度・水分・荷姿、試薬は品番・グレード・純度・不純物規格・荷姿を掲載単位にし、1社1〜2製品に絞りました。ピコリン(メチルピリジン)・ルチジン(ジメチルピリジン)などのほかのピリジン塩基類、ピペリジン、ピリジン誘導体、ピリジン塩、重水素化ピリジン、ピリジンを含む溶液・標準液・キャップ溶液は別の物質や調製品として除きます。既存のベンゼン・トルエン・有機溶剤の比較とは物質で区別し、薬品保管庫は設備として分けます。家庭用完成品、医薬品、中古品、販売終了品、器具・消耗品のみ、販売店が扱う他社製品、海外ブランドの輸入販売元・総代理店の品は除きます。東京化成工業は公式サイトの製品ページを取得できず(403)、キシダ化学は製品検索ページを取得できなかったため今回は載せていません。日鉄ケミカル&マテリアルは製品一覧にピリジンの名前がありますが、品質規格と荷姿を確認できないため載せていません。取得資料にない値は記載なしとし、SDSの組成割合を保証純度へ転用しません。価格は容量・税区分がそろわないため包装単価のまま示し、コストの高低は判定しません。並びは区分ごとにメーカーの五十音順です。

並び順:用途・グレードごとに分け、その中はメーカー名の五十音順です。おすすめ順ではなく、掲載料で順番は変えません。

ピリジンを作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

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