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GUIDE / PET-SHEET

PETシートとは?看板・装置のカバー・成形品に使うPETシート(PET板)の種類(A-PET・PET-G・制電・薄物)と、厚さ・大きさ・燃えにくさの選び方

看板・ディスプレイ・装置のカバー・クリーンルーム・トレイの成形に使うPETシート(PET板・APET・PETG)の3つの種類、A-PETとPET-Gの違い、厚さと大きさ、制電と燃えにくさ、薄いシートとロールを、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月2日更新

この記事の答え

PETシートは、ポリエチレンテレフタレート(PET)を板やシートにした透明な材料です。PET板・PETプレートとも呼びます。樹脂は、非晶のA-PETと、成分を変えたPET-Gに分かれます。形と機能では、看板やカバーに使う板、静電気を逃がす制電の板、成形に使う薄いシート・ロールの3つです。選ぶときは「A-PETかPET-Gか」「厚さと大きさ」「制電や耐寒が要るか」の3つを先に決めます。

PETシートとは

PETシートは、ペットボトルと同じポリエチレンテレフタレート(PET)を、板やシートにした材料です。透明度が高く、アクリルより割れにくいので、看板・ディスプレイ・装置のカバー・飛沫防止板から、トレイやケースの成形まで使います。

比較ページには、日本の会社が自社で作るPETシートを、各社の代表の品番の単位で載せています。二軸延伸のPETフィルム、原料のPET樹脂、食品トレイの完成品は載せていません。

3つの種類

  • PET板(プレート):押し出して作る厚い板です。例はタキロンシーアイのPET-6010、住友ベークライトのサンロイドペットエース EPG100、積水成型工業のエステラ E-1000とC-1000、笠井産業のK-APET-BRです
  • 制電PET板:静電気でほこりが付くのを防ぐ板です。例はタキロンシーアイのPETND-76600と、住友ベークライトのサンロイドエレコンプレート ECV9100です
  • 薄いPETシート・ロール:成形や印刷に使う1.0mm以下のシートです。例はオージェイケイのちょこロール PET26SとオーファンPETシート CP110、森野化工のエムロン GPET樹脂シートです

A-PETとPET-Gの違い

  • A-PETは、結晶していない(非晶の)PETです。溶剤では接着できません
  • PET-Gは、原料のエチレングリコールの一部を変えた樹脂です。住友ベークライトの解説では、A-PETより打ち抜き・曲げ・印刷がしやすく、接着もしやすい材料です
  • 積水成型工業の規格表では、A-PETのエステラ E-1000の比重は1.34、PET-GのエステラC-1000は1.27です
  • A-PETは加熱すると結晶化して硬くなり、耐熱温度も上がります。これをC-PETと呼びます

厚さと大きさ

  • タキロンシーアイのPET-6010は、厚さ0.8〜5.0mmです
  • 積水成型工業のエステラ C-1000は、厚さ0.8〜10.0mmまでそろいます
  • 住友ベークライトのペットエース EPG100は、厚さ1.0〜5.0mmです
  • 板の大きさは、915×1830mm・1000×2000mm・1220×2440mmが中心です

制電と燃えにくさ

  • 住友ベークライトのECV9100は、PET-Gの板の両面に制電性能を付けています。表面抵抗率は10の6乗〜10の8乗Ωです
  • タキロンシーアイのPETND-76600は、クリーンルーム・クリーンブース・理化学機器に使う制電の板です
  • タキロンシーアイのPET-6010は、UL94のHB(1.1mm以上)とV-2(2.7mm以上)に登録しています
  • 住友ベークライトのペットエースは、酸素指数25%です

薄いシートとロール

  • オージェイケイのちょこロール PET26Sは、厚さ0.3〜0.6mm・幅640mmのロールで、1本から買えます
  • オージェイケイのCP110は、低い温度で割れやすいPETの弱点を直したグレードです。-20℃のデュポン衝撃強度は4.3Jで、一般PETの2.0Jより割れにくくしています
  • 森野化工のGPET樹脂シートは、厚さ0.15〜1.0mm、大きさ670×1460mmの平板です

値段

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