GUIDE / NANNENZAI難燃剤とは?
難燃剤とは?リン系・赤リン系・臭素系・窒素系の種類と違い、樹脂と加工温度からの選び方
プラスチック・ゴム・合成繊維を

この
難燃剤は、
難燃剤とは
難燃剤は、
燃え方の
比較ページには、
4つの種類
- 有機リン系は、
リン酸エステルや ホスホネートの 難燃剤です。例は ADEKAの アデカスタブ FP-600、 大八化学工業の CR-733S、 鈴裕化学の FCP-796です - 赤リン系は、
表面処理で 安定させた赤リンの 粉です。例は 燐化学工業の ノーバレッド 120と ノーバエクセル 140です - 臭素系は、
臭素を 含む化合物です。例は マナックの 臭素化 ポリスチレン、 第一工業製薬の ピロガード SR-245、 東ソーの フレームカット 120Gです - イントメッセント・窒素系は、
ポリリン酸 アンモニウムや メラミン化合物を 使う品です。例は ADEKAの FP-2100JC、 鈴裕化学の FCP-770、 日産化学の MC-6000と PHOSMEL-100です
リン系と臭素系の違い
- 臭素系は、
少ない 量で 強く 効き、 HI-PS・ ABSから PBT・ナイロンまで 使えます。 燃えると 煙が 多く 出ます - リン系は、
ハロゲンを 含まず、 樹脂を 炭に して火を 止めます。 縮合リン酸エステルは 液体で 揮発しに くく、 エンプラや 合成繊維に 混ぜます - ADEKAの
検証では、 UL-94V 試験で V-0に そろえた PPで比べ、 FP-2000シリーズは 臭素系より 発煙が 99%、 一酸化炭素が 89% 少なくなりました
樹脂と加工温度からの選び方
- 第一工業製薬の
カタログでは、 難燃剤の 分解点が 樹脂の 加工温度より 十分に 高く、 樹脂の 分解温度より 低い ことを 必要条件に しています - 高い
温度で 成形する スーパーエンプラには、 熱分解温度が 370℃以上の 日産化学の PHOSMEL-100のような 品を 選びます - ナイロンを
ノンハロゲンに するなら、 熱分解温度が 300℃ 付近の 日産化学の MC-6000が 使えます。 臭素系なら、 マナックの 臭素化 ポリスチレンが ポリアミドや PBTに 使えます - PPや
PEには、 イントメッセント 系の ADEKAの FP-2100JCや 鈴裕化学の FCP-770を 使います。 透明な フィルムなら、 PPに 6% 加えて 100μmで VTM-0を 出す 鈴裕化学の FCP-796があります - エポキシの
注型材や 電線の 被覆には、 燐化学工業の ノーバレッド 120のような 赤リン系を 使います
赤リン系の扱いと、無機系との違い
- 赤リンは
消防法第 二類の 危険物です。 燐化学工業は、 表面処理で 一般的な 赤リンより 酸化しに くくしています - 燐化学工業の
配合例では、 PPを 燃えにくくするのに 水酸化金属は 25、 赤リン系難燃剤は 5を 加えています。 赤リン系は 少ない 量で 効くので、 樹脂の 性質を 落としに くくなります - 水酸化
アルミニウム・水酸化 マグネシウムは、 それぞれの 比較ページで 扱っています
値段と見積もり
- 今回載せた品は、
どれも 値段を 公開していません。 使う 樹脂・量・ 荷姿を 伝えて、 メーカーに 見積もりを 頼みます - 荷姿は、
ADEKAの FP-600が 20kg 缶と 240kg ドラム、 鈴裕化学の FCP-796と 第一工業製薬の SR-245が 20kg 紙袋です - 効き方は
樹脂と 配合で 変わります。 メーカーの 配合例と サンプルで、 狙う 燃焼試験の 結果を 確かめてから 決めます


