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研究や検査の現場で、磁石で集めて核酸やタンパク質を分ける磁気ビーズを選ぶ、研究・品質管理・購買の担当の方へ

磁気ビーズのメーカー6社比較【2026年】

磁気ビーズは、核酸やタンパク質を結合させ、
磁石で集めて分ける小さな粒子です。

ABOUT

磁気ビーズとは

比較表を見る ↓

磁気ビーズとは、核酸やタンパク質を表面に結合させ、
磁石で集めて液から分ける小さな粒子です。
遠心の代わりに磁石で分けられるので、
手作業でも自動抽出機でも使います。
磁性粒子・磁性ビーズとも呼びます。

製品の特長

  • 磁石で集めて液を捨てられる(遠心の操作を減らせる)
  • 表面で集める相手が決まる(官能基・抗体・シリカなど)
  • ナノサイズの品もある(FG beadsは180±30nm)

使うメリット

  • 手順が短い(結合・洗浄・溶出で済む)
  • 自動化しやすい(専用装置や自動抽出機で使える)
  • 少ない液で溶出できる(His60 Niは50〜200μl)

選ぶときに注意すること

  1. 凍らせると使えない品がある。FG beadsは凍結禁止
  2. MagExtractorの磁性ビーズは、ほかのキットに流用できない
  3. 保存温度は品ごとに違う。届いたらラベルを見てしまう
  4. アジ化ナトリウム入りの品は、流しに捨てるときに水で十分に流す

※仕様と価格は各メーカーの公式の製品ページとデータシートによる。

LIST

磁気ビーズの比較表

磁気ビーズの価格・相場公開価格(税抜)

相場
55,500円5製品の中央値

磁気ビーズ9製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

表面修飾ビーズ

1製品
多摩川精機株式会社FG beads COOH beads TAS8848N1140自分の抗体や化合物を固定して使う口コミを書く5mg 20,000円、20mg 50,000円税別

直径180±30nmのナノサイズで、自分の抗体や化合物を固定して使うビーズです。NH2基を持つ相手なら、化合物でもタンパク質でも固定できます。有機溶媒に強い被覆なので、固定の条件を広く取れます。

種類
表面修飾ビーズ
集める相手
NH2基を持つ化合物、抗体、タンパク質
表面
カルボキシル基(約250nmol/mg)
粒径
180±30nm
濃度
20mg/ml
包装
5mg、20mg
保存
4℃(2〜8℃)、凍結禁止
磁化
超常磁性(10emu/g以上)
使い方・条件
免疫沈降、細胞分離、化合物の固定
公式ページへ詳細・仕様

リガンド付きビーズ

5製品
株式会社医学生物学研究所Anti-His-tag mAb-Magnetic Beads D291-⁠11Hisタグ融合タンパク質の免疫沈降口コミを書く55,500円税別

Hisタグに対するモノクローナル抗体を付けたビーズで、免疫沈降にそのまま使えます。N末端、内部、C末端のどこのHisタグにも反応します。買ってから4℃で1年もつと公式に書かれています。

種類
リガンド付きビーズ
集める相手
Hisタグ融合タンパク質
表面
抗Hisタグ抗体(クローンOGHis)
包装
20 tests(スラリー1mL)
保存
4℃
使い方・条件
免疫沈降、スラリー50μLで1.5μg以上を結合(32kDaの例)
記載なし
粒径・濃度・磁化
公式ページへ詳細・仕様
タカラバイオ株式会社His60 Ni Magnetic Beads 635693Hisタグ融合タンパク質の少量精製口コミを書く1ml 34,000円、10ml 138,000円税別

ニッケルでHisタグを捕まえる精製用のビーズで、発現の確認や相互作用の解析など少量の精製に向きます。50〜200μlの少ない液で溶出でき、濃いサンプルが取れます。同じ系統のレジンで量を増やす精製へ進めます。

種類
リガンド付きビーズ
集める相手
Hisタグ融合タンパク質
表面
改良Ni-IDA
包装
1ml、10ml
使い方・条件
溶出量50〜200μl、3mg/ml未満の濃いサンプルを調製
記載なし
粒径・濃度・保存・磁化
公式ページへ詳細・仕様
多摩川精機株式会社FG beads Streptavidin beads TAS8848N1170ビオチン標識した分子を集める口コミを書く5mg 35,000円、10mg 50,000円、20mg 80,000円税別

ストレプトアビジンを付けた直径180±30nmのビーズで、ビオチン標識した分子をそのまま捕まえます。自分で固定する手間がかかりません。結合能はビオチン標識BSAで3.0ug/mg以上と公式に出ています。

種類
リガンド付きビーズ
集める相手
ビオチン標識した分子
表面
Streptavidin
粒径
180±30nm
濃度
20mg/ml
包装
5mg、10mg、20mg
保存
4℃(2〜8℃)、凍結禁止
磁化
超常磁性(10emu/g以上)
使い方・条件
ビオチン標識BSAで3.0ug/mg以上の結合能
公式ページへ詳細・仕様
富士フイルム和光純薬株式会社MagCapture EV Isolation Kit PS for HTS 293-96401多検体のEVを自動抽出機で取る口コミを書く480,000円税別、希望納入価格

Tim4をビーズに直接付けたキットで、自動抽出機で1回に最大96サンプルのEVを精製できます。ホスファチジルセリンへの結合を使い、キレート剤で穏やかに溶出します。バイオマーカー探索のように検体数が多い仕事に向きます。

種類
リガンド付きビーズ
集める相手
細胞外小胞(EV)
表面
Tim4タンパク質を直接結合
包装
96回用
保存
冷蔵(氷冷輸送)
使い方・条件
細胞培養上清、血清、血漿、尿。1回に最大96サンプル
記載なし
粒径・濃度・磁化
公式ページへ詳細・仕様
富士フイルム和光純薬株式会社MagCapture HP Tamavidin 2-REV 133-18611ビオチン化分子を穏やかに回収する口コミを書く77,800円税別、希望納入価格

過剰なビオチンで溶出できるので、ビオチン化した分子を穏やかな条件で回収できます。ストレプトアビジンの結合はほぼ不可逆なほど強く、ここが大きな違いです。粒子径の小さいビーズを使い、RNAプルダウンにも使えます。

種類
リガンド付きビーズ
集める相手
ビオチン化した分子
表面
Tamavidin2-REV
濃度
10mg/ml
包装
2mL
保存
冷凍(ドライアイス輸送)
使い方・条件
ビオチン化核酸の精製、免疫沈降、RNAプルダウン
記載なし
粒径・磁化
公式ページへ詳細・仕様

核酸抽出キット

3製品
東洋紡株式会社MagExtractor -Genome- NPK-101全血や組織のゲノムDNAを手作業で抽出口コミを書く31,000円税別

全血から直接ゲノムDNAを取り出せる手作業向けのキットです。フェノール・クロロホルムの処理と高回転の遠心が要らず、磁性シリカビーズに吸着させて洗うだけで済みます。分離には磁性ビーズ分離用スタンドを使います。

種類
核酸抽出キット
集める相手
ゲノムDNA
表面
磁性シリカビーズ
包装
100回用
保存
4℃
使い方・条件
全血、培養細胞、動物組織、マウステール
記載なし
粒径・濃度・磁化
公式ページへ詳細・仕様
東洋紡株式会社MagExtractor -RNA- NPK-201FRT-PCRに使うTotal RNAの抽出口コミを書く32,000円税別

培養細胞や組織、酵母からTotal RNAを取り出すキットです。AGPC法で使うフェノールとエタノール沈殿を省けます。心臓や筋肉は収率が下がりやすいと公式に書かれています。

種類
核酸抽出キット
集める相手
Total RNA
表面
磁性シリカビーズ
包装
100回用
保存
4℃
使い方・条件
培養細胞、組織、酵母
記載なし
粒径・濃度・磁化
公式ページへ詳細・仕様
プレシジョン・システム・サイエンス株式会社MagDEA Dx SV E1300専用装置で核酸抽出を自動化する口コミを書く要見積

試薬と磁性粒子がカートリッジに入っていて、調製なしで専用装置にかけられます。血清、血漿、拭い液など違う検体を同時に抽出でき、抽出時間は約25〜40分です。magLEADやgeneLEADといったPSSの装置と組み合わせて使います。

種類
核酸抽出キット
集める相手
トータル核酸(ウイルスDNA、RNA、ゲノムDNA)
表面
磁性粒子を含む専用カートリッジ
包装
48テスト分
使い方・条件
サンプル量200・400µL、溶出液量50・100・200µL、抽出時間約25〜40分
記載なし
粒径・濃度・保存・磁化
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表面修飾ビーズ1製品

多摩川精機株式会社

FG beads COOH beads TAS8848N1140

自分の抗体や化合物を固定して使う

直径180±30nmのナノサイズで、自分の抗体や化合物を固定して使うビーズです。NH2基を持つ相手なら、化合物でもタンパク質でも固定できます。有機溶媒に強い被覆なので、固定の条件を広く取れます。

コスト5mg 20,000円、20mg 50,000円税別

種類
表面修飾ビーズ
集める相手
NH2基を持つ化合物、抗体、タンパク質
表面
カルボキシル基(約250nmol/mg)
粒径
180±30nm
濃度
20mg/ml
包装
5mg、20mg
保存
4℃(2〜8℃)、凍結禁止
磁化
超常磁性(10emu/g以上)
使い方・条件
免疫沈降、細胞分離、化合物の固定
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リガンド付きビーズ5製品

株式会社医学生物学研究所

Anti-His-tag mAb-Magnetic Beads D291-⁠11

Hisタグ融合タンパク質の免疫沈降

Hisタグに対するモノクローナル抗体を付けたビーズで、免疫沈降にそのまま使えます。N末端、内部、C末端のどこのHisタグにも反応します。買ってから4℃で1年もつと公式に書かれています。

コスト55,500円税別

種類
リガンド付きビーズ
集める相手
Hisタグ融合タンパク質
表面
抗Hisタグ抗体(クローンOGHis)
包装
20 tests(スラリー1mL)
保存
4℃
使い方・条件
免疫沈降、スラリー50μLで1.5μg以上を結合(32kDaの例)
記載なし
粒径・濃度・磁化
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タカラバイオ株式会社

His60 Ni Magnetic Beads 635693

Hisタグ融合タンパク質の少量精製

ニッケルでHisタグを捕まえる精製用のビーズで、発現の確認や相互作用の解析など少量の精製に向きます。50〜200μlの少ない液で溶出でき、濃いサンプルが取れます。同じ系統のレジンで量を増やす精製へ進めます。

コスト1ml 34,000円、10ml 138,000円税別

種類
リガンド付きビーズ
集める相手
Hisタグ融合タンパク質
表面
改良Ni-IDA
包装
1ml、10ml
使い方・条件
溶出量50〜200μl、3mg/ml未満の濃いサンプルを調製
記載なし
粒径・濃度・保存・磁化
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多摩川精機株式会社

FG beads Streptavidin beads TAS8848N1170

ビオチン標識した分子を集める

ストレプトアビジンを付けた直径180±30nmのビーズで、ビオチン標識した分子をそのまま捕まえます。自分で固定する手間がかかりません。結合能はビオチン標識BSAで3.0ug/mg以上と公式に出ています。

コスト5mg 35,000円、10mg 50,000円、20mg 80,000円税別

種類
リガンド付きビーズ
集める相手
ビオチン標識した分子
表面
Streptavidin
粒径
180±30nm
濃度
20mg/ml
包装
5mg、10mg、20mg
保存
4℃(2〜8℃)、凍結禁止
磁化
超常磁性(10emu/g以上)
使い方・条件
ビオチン標識BSAで3.0ug/mg以上の結合能
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富士フイルム和光純薬株式会社

MagCapture EV Isolation Kit PS for HTS 293-96401

多検体のEVを自動抽出機で取る

Tim4をビーズに直接付けたキットで、自動抽出機で1回に最大96サンプルのEVを精製できます。ホスファチジルセリンへの結合を使い、キレート剤で穏やかに溶出します。バイオマーカー探索のように検体数が多い仕事に向きます。

コスト480,000円税別、希望納入価格

種類
リガンド付きビーズ
集める相手
細胞外小胞(EV)
表面
Tim4タンパク質を直接結合
包装
96回用
保存
冷蔵(氷冷輸送)
使い方・条件
細胞培養上清、血清、血漿、尿。1回に最大96サンプル
記載なし
粒径・濃度・磁化
公式ページへ
富士フイルム和光純薬株式会社

MagCapture HP Tamavidin 2-REV 133-18611

ビオチン化分子を穏やかに回収する

過剰なビオチンで溶出できるので、ビオチン化した分子を穏やかな条件で回収できます。ストレプトアビジンの結合はほぼ不可逆なほど強く、ここが大きな違いです。粒子径の小さいビーズを使い、RNAプルダウンにも使えます。

コスト77,800円税別、希望納入価格

種類
リガンド付きビーズ
集める相手
ビオチン化した分子
表面
Tamavidin2-REV
濃度
10mg/ml
包装
2mL
保存
冷凍(ドライアイス輸送)
使い方・条件
ビオチン化核酸の精製、免疫沈降、RNAプルダウン
記載なし
粒径・磁化
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核酸抽出キット3製品

東洋紡株式会社

MagExtractor -Genome- NPK-101

全血や組織のゲノムDNAを手作業で抽出

全血から直接ゲノムDNAを取り出せる手作業向けのキットです。フェノール・クロロホルムの処理と高回転の遠心が要らず、磁性シリカビーズに吸着させて洗うだけで済みます。分離には磁性ビーズ分離用スタンドを使います。

コスト31,000円税別

種類
核酸抽出キット
集める相手
ゲノムDNA
表面
磁性シリカビーズ
包装
100回用
保存
4℃
使い方・条件
全血、培養細胞、動物組織、マウステール
記載なし
粒径・濃度・磁化
公式ページへ
東洋紡株式会社

MagExtractor -RNA- NPK-201F

RT-PCRに使うTotal RNAの抽出

培養細胞や組織、酵母からTotal RNAを取り出すキットです。AGPC法で使うフェノールとエタノール沈殿を省けます。心臓や筋肉は収率が下がりやすいと公式に書かれています。

コスト32,000円税別

種類
核酸抽出キット
集める相手
Total RNA
表面
磁性シリカビーズ
包装
100回用
保存
4℃
使い方・条件
培養細胞、組織、酵母
記載なし
粒径・濃度・磁化
公式ページへ
プレシジョン・システム・サイエンス株式会社

MagDEA Dx SV E1300

専用装置で核酸抽出を自動化する

試薬と磁性粒子がカートリッジに入っていて、調製なしで専用装置にかけられます。血清、血漿、拭い液など違う検体を同時に抽出でき、抽出時間は約25〜40分です。magLEADやgeneLEADといったPSSの装置と組み合わせて使います。

コスト要見積

種類
核酸抽出キット
集める相手
トータル核酸(ウイルスDNA、RNA、ゲノムDNA)
表面
磁性粒子を含む専用カートリッジ
包装
48テスト分
使い方・条件
サンプル量200・400µL、溶出液量50・100・200µL、抽出時間約25〜40分
記載なし
粒径・濃度・保存・磁化
公式ページへ
Q&A

磁気ビーズ選びで、よくある疑問

購買担当の疑問磁気ビーズの価格は、いくら?

公式に出ている例では、FG beads COOH beadsが5mgで20,000円、His60 Ni Magnetic Beadsが1mlで34,000円(どちらも税別)⁠で⁠す⁠。キットはMagExtractor -Genome-が100回用で31,000円(税別)⁠で⁠す⁠。MagDEA Dx SVは問い合わせです。

設備担当の疑問磁気ビーズの種類と違いは?

3つに分けました。相手を自分で固定する表面修飾ビーズ、リガンドが初めから付いたビーズ、試薬までそろった核酸抽出キットです。固定の手間と、相手を選べる幅が違います。

設備担当の疑問粒径はどれくらい?

FG beadsは180±30nmのナノサイズです。粒径を公式の製品ページに書いていない品もあるので、機器との相性を見るならメーカーに聞いてください。

設備担当の疑問カルボキシル基のビーズは何を固定できる?

FG beads COOH beadsは、NH2基を持つ化合物、抗体、タンパク質を固定できます。官能基量は約250nmol/mgと公式に出ています。

設備担当の疑問ストレプトアビジンとタマビジンの違いは?

ストレプトアビジンはビオチンとの結合がほぼ不可逆なほど強く、ビーズから穏やかに外すのが苦手です。MagCapture HP Tamavidin 2-REVは過剰なビオチンで溶出できるので、穏やかな条件で回収したいときに向きます。

設備担当の疑問Hisタグのタンパク質にはどれを使う?

精製ならHis60 Ni Magnetic Beadsで、50〜200μlの液で溶出できます。免疫沈降ならAnti-His-tag mAb-Magnetic Beadsで、N末端、内部、C末端のどのHisタグにも反応します。

工場長の疑問核酸抽出は手作業と自動のどちらがいい?

数が少なければ、MagExtractorと磁性ビーズ分離用スタンドの手作業で足ります。数が多ければ、カートリッジ式のMagDEA Dx SVを専用装置にかけます。抽出時間は約25〜40分です。

設備担当の疑問エクソソーム(細胞外小胞)も磁気ビーズで取れる?

取れます。MagCapture EV Isolation Kit PS for HTSは、自動抽出機で1回に最大96サンプルからEVを精製します。対象は細胞培養上清、血清、血漿、尿です。

施設管理の疑問磁気ビーズの保存方法は?

品ごとに違います。FG beadsは4℃で凍結禁止、MagCapture HP Tamavidin 2-REVは冷凍、Anti-His-tag mAb-Magnetic Beadsは4℃です。

購買担当の疑問分散用のジルコニアビーズとは違う?

別の物です。磁気ビーズは磁石で集めて分けるのに使い、ジルコニアビーズはビーズミルなどで材料を砕いたり分散したりするのに使います。

TYPES

磁気ビーズの種類の違い

表面修飾ビーズ

カルボキシル基などの官能基が付いたビーズです。自分の抗体や化合物を固定して使います。相手を選べますが、固定の手間がかかります。

向いている使い方

  • 自分の抗体を固定する
  • 化合物の標的を探す
  • 市販のリガンド付きが無い

根拠:COOH beadsは、NH2基を有する化合物、抗体またはタンパク質を直接ビーズへ固定化することが可能です。(出典1)

この種類の1製品を表で見る

リガンド付きビーズ

抗体やストレプトアビジン、ニッケルなどが初めから付いたビーズです。固定の手間がなく、届いたらすぐ試料に混ぜられます。集められる相手はリガンドで決まります。

向いている使い方

  • タグ付きタンパク質の精製
  • ビオチン化した分子の回収
  • 免疫沈降を手早く済ませる

根拠:His60 Ni Magnetic Beadsは、迅速かつ簡便にHisタグ融合タンパク質を分離・精製できる磁気ビーズである。(出典2)

この種類の5製品を表で見る

核酸抽出キット

磁性シリカビーズや磁性粒子に、溶解液や洗浄液をそろえたキットです。手作業用と専用装置用があります。フェノールなどを使わずに核酸を取り出せます。

向いている使い方

  • 血液や組織のDNA抽出
  • RT-PCR前のRNA抽出
  • 多検体を装置で自動抽出

根拠:磁性シリカビーズを用いて血液や培養細胞、組織などから高純度ゲノムDNAを抽出するためのキットです。(出典3)

この種類の3製品を表で見る
MAKERS

磁気ビーズの主なメーカー6社

株式会社医学生物学研究所

Hisタグに対するモノクローナル抗体を付けたビーズで、免疫沈降にそのまま使えます。

東京都

タカラバイオ株式会社

ニッケルでHisタグを捕まえる精製用のビーズで、発現の確認や相互作用の解析など少量の精製に向きます。

滋賀県

多摩川精機株式会社

直径180±30nmのナノサイズで、自分の抗体や化合物を固定して使うビーズです。

長野県

東洋紡株式会社

全血から直接ゲノムDNAを取り出せる手作業向けのキットです。

大阪府

富士フイルム和光純薬株式会社

Tim4をビーズに直接付けたキットで、自動抽出機で1回に最大96サンプルのEVを精製できます。

大阪府

プレシジョン・システム・サイエンス株式会社

試薬と磁性粒子がカートリッジに入っていて、調製なしで専用装置にかけられます。

千葉県

出典
  1. 多摩川精機 COOH beads
  2. タカラバイオ His60 Ni Magnetic Beads
  3. 東洋紡 MagExtractor -Genome-
  4. 東洋紡 MagExtractor -RNA-
  5. プレシジョン・システム・サイエンス MagDEA Dx SV
  6. 多摩川精機 Streptavidin beads
  7. 多摩川精機 FG beadsとは
  8. 医学生物学研究所 Anti-His-tag mAb-Magnetic Beads
  9. 富士フイルム和光純薬 MagCapture HP Tamavidin 2-REV
  10. 富士フイルム和光純薬 MagCapture EV Isolation Kit PS for HTS
掲載基準

研究・検査の現場で、磁石で集めて核酸やタンパク質、細胞外小胞を分ける磁気ビーズと、磁気ビーズを使う核酸抽出キットのうち、日本の会社が自社ブランドで出し、公式サイトで今案内していて、仕様を公式で確かめられた製品。1社2製品までです。MBLが案内するMagnosphereは、公式の製品ページで製造元を確かめられないので載せていません。JSRは磁性粒子の今の製品ページにたどり着けず、三洋化成のマグラピッドは2015年の発表資料しか確かめられないので載せていません。ニッポンジーンは核酸抽出の製品一覧に磁気ビーズの品がありません。和貴研究所が案内する磁気ビーズはMagQu社の品なので除き、コスモ・バイオ、フナコシなどの商社が売る海外品も除いています。分散に使うジルコニアビーズは別のページにまとめています。

磁気ビーズを作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

CITE

引用

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