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GUIDE / LEAD-INGOT

鉛地金とは?電気鉛・ソフト鉛と鉛合金の違い・純度99.99%の読み方・インゴットの重さ・再生鉛の選び方

鉛バッテリー・ケーブル被覆・無機薬品の原料にする鉛地金(鉛インゴット)の特長、国内の鉛製錬会社の電気鉛・ソフト鉛・鉛合金の純度と成分、50kgと25kgのインゴット、電解精製と乾式精錬の違い、使用済みバッテリーから作る再生鉛の品質を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月1日更新

この記事の答え

鉛地金は、鉛を精錬して不純物を除き、インゴット(塊)に鋳込んだ素材です。鉛インゴット・鉛塊とも呼びます。純度99.99%以上の電気鉛・ソフト鉛と、アンチモン・カルシウム・錫などを加えた鉛合金に分かれます。選ぶときは「純鉛か合金か」「純度と成分」「インゴットの重さ」の3つを先に決めます。

鉛地金とは

鉛地金は、鉱石や使用済み鉛バッテリーから取り出した鉛を精錬し、インゴットに鋳込んだ素材です。東邦亜鉛は、鉛が自動車・産業用バッテリーを中心に、はんだや海底ケーブルに使われると案内しています。国内の製錬会社の多くは、使用済み鉛バッテリーを回収して、鉛を精錬し直しています。

2つの種類

  • 電気鉛・ソフト鉛は、純度99.99%以上の純鉛の地金です。例は東邦亜鉛・細倉金属鉱業・三井金属の電気鉛、日本海精錬の再生電気鉛、ダイセキMCRのソフト鉛です
  • 鉛合金は、鉛にアンチモン・カルシウム・錫・アルミニウムなどを加えたインゴットです。例は東邦亜鉛・細倉金属鉱業の鉛合金と、ダイセキMCRの合金鉛です

純度と成分

  • 東邦亜鉛・細倉金属鉱業・三井金属の電気鉛は、純度99.99%以上です
  • 日本海精錬の再生電気鉛は、品位99.999%まで出しています
  • 三井金属の電気鉛は、JIS規格に適合した品です
  • ダイセキMCRのソフト鉛は、鉛地金でJISマーク表示の認証を取り、種類は特種です
  • 東邦亜鉛の鉛合金は、Pb95%以上にSb・Ca・Snなどを加えています
  • 細倉金属鉱業の鉛合金は、Pb-Sn-Ca-Al系です
  • ダイセキMCRの合金鉛は、Sb系です。不純物の管理は相談して決められます

インゴットの重さ

  • 東邦亜鉛の電気鉛は、50kgと25kgのインゴットです
  • 細倉金属鉱業の電気鉛は、1個50kgです
  • 日本海精錬は、50kgの塊を連続鋳造機で鋳込みます
  • ダイセキMCRの標準は、ソフト鉛が50kg、合金鉛が25kgのインゴットです
  • 東邦亜鉛の鉛合金も25kgインゴットです

電気鉛とソフト鉛の作り方

  • 細倉金属鉱業は、溶鉱炉で鉛品位約97%の粗鉛を作り、重さ約180kgのアノードに鋳込みます
  • 珪フッ化水素酸を電解液にして電解精製し、純度99.99%の電気鉛にします
  • 電解では、鉛以外の金・銀・ビスマス・アンチモンがスライムに集まり、別に回収されます
  • ダイセキMCRは、熔解炉で作った粗鉛から誘導加熱式の精錬炉で不純物を除き、純度99.99%の鉛と指定の合金を作ります

再生鉛と値段

  • このページの5社は、どこも使用済み鉛バッテリーを原料にしています
  • 日本海精錬とダイセキMCRが受け入れるのは鉛蓄電池だけで、ダイセキMCRはリチウムイオンバッテリーを受け入れていません
  • 使用済みバッテリーの買取り価格は、相場・種類・量で決まります
  • 鉛地金・鉛合金の値段を公式に出しているメーカーはありません。純度・成分・形・数量を伝えて見積もりを取ります
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