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樹脂の難燃化・触媒・合金・分析に使うアンチモンと三酸化アンチモンを選ぶ、開発・品質管理・分析・購買の担当の方へ

アンチモンのメーカー8社比較【2026年】

アンチモンは、難燃助剤・触媒・合金に使う
金属と、その化合物です。

ABOUT

アンチモンとは

比較表を見る ↓

アンチモンとは、難燃助剤・触媒・合金に使う、元素記号Sbの金属です。
工業用には、樹脂に混ぜて燃えにくくする三酸化アンチモンと、
合金や半導体の原料になる金属アンチモンがあります。
研究・分析には、試薬の粒や原子吸光・ICP用の標準液を使います。

製品の特長

  • 三酸化アンチモンは粒径で選べる(日本精鉱⁠のPATOXは20nm〜8μm)
  • 金属は純度と形で選べる(3N〜6Nの塊・粒・ショット)
  • 粉じんを抑えた形がある(マスターバッチ・ウェット・ペレット)

使うメリット

  • ハロゲン系難燃剤と組むと難燃性が上がる(単独ではほとんど効かない)
  • PETの重合触媒にも使える(触媒用の高純度グレードがある)
  • 標準液なら溶かす手間がない(100mLで買える)

選ぶときに注意すること

  1. 三酸化アンチモンは劇物。買うとき・しまうときは毒劇法の決まりに従う
  2. 粉じんを吸わない。換気の良い場所で保護具を着けて扱う
  3. 特化則とPRTR法の対象。使った量と保管を社内の決まりで管理する
  4. 難燃助剤は単独では効かない。ハロゲン系難燃剤と組み合わせる
  5. 試薬は試験研究用。製品の原料に使うならメーカーに相談する

※性質・法令・用途は日本精鉱の公式資料、試薬の仕様と価格は富士フイルム和光純薬・林純薬工業の公式ページによる。各メーカーの公式資料を2026-10-29に確認。

LIST

アンチモンの比較表

コストは、値段を公開している製品どうしで比べています。値段を出していない製品は「要見積」。

CSV

アンチモン11製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

三酸化アンチモン

4製品
稀産金属株式会社三酸化アンチモン⁠(粉末)電線・ガラス向けの化合物原料口コミを書く要見積

希少金属の化合物を作る稀産金属の三酸化アンチモンです。ビニール電線やガラスの脱色剤、吐酒石の原料を用途として案内しています。

種類
三酸化アンチモン
形状
白色の粉末
用途
ビニール電線、ガラス脱色剤、吐酒石
CAS RN
1309-64-⁠4
記載なし
純度・濃度・粒径・寸法・荷姿・容量・⁠⁠⁠法令
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
株式会社高純度化学研究所三酸化アンチモン SBO02PB分析表付きの3N粉末口コミを書く要見積

純度3Nの三酸化アンチモンの粉末です。分析表を付けて出すので、ロットごとの不純物を確かめられます。

種類
三酸化アンチモン
純度・⁠⁠⁠濃度
3N
形状
粉末
法令
劇物、特定化学物質、名称通知対象物質、PRTR
CAS RN
1309-64-⁠4
記載なし
粒径・寸法・用途・荷姿・⁠⁠⁠容量
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
株式会社鈴裕化学三酸化アンチモン AT3樹脂全般の難燃助剤を袋で口コミを書く要見積

海外から調達した三酸化アンチモンを、茨城県の守谷工場でリファイン処理して出す難燃助剤です。難燃剤の専業メーカーで、処方設計や燃焼の評価も頼めます。25kgの紙袋のほか、500kgと1,000kgのフレコンでも出しています。

種類
三酸化アンチモン
形状
パウダー
用途
熱可塑性樹脂全般、熱硬化性樹脂全般の難燃助剤
荷姿・⁠⁠⁠容量
25kg紙袋、フレコン(500kg、1,000kg)
法令
毒物劇物法の劇物、特化則の管理第2類物質、PRTR法の第1種指定化学物質
記載なし
純度・濃度・粒径・寸法・CAS RN
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
日本精鉱株式会社三酸化アンチモン PATOX-⁠M樹脂の難燃助剤の標準品口コミを書く要見積

平均粒子径0.5μmの、難燃用の標準グレードの三酸化アンチモンです。色調と不純物を管理していて、樹脂の難燃性と色をそろえやすくなります。触媒用や電子材料用のグレードも、同じPATOXの名前でそろえています。

種類
三酸化アンチモン
純度・⁠⁠⁠濃度
Sb2O3 99.5%⁠⁠⁠以上
形状
白色の粉末
粒径・⁠⁠⁠寸法
平均粒子径0.5μm
用途
樹脂の難燃助剤
法令
毒物及び劇物取締法の医薬用外劇物
CAS RN
1309-64-⁠4
記載なし
荷姿・⁠⁠⁠容量
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

金属アンチモン

4製品
株式会社高純度化学研究所アンチモン 粒状 SBE05GB約2mmにそろえた高純度の粒口コミを書く要見積

純度5N以上で、約2mmにそろえた粒状のアンチモンです。分析表を付けて出します。同じ高純度化学研究所で、粉末やターゲットのアンチモンもそろえられます。

種類
金属アンチモン
純度・⁠⁠⁠濃度
5N以上(⁠5Nup⁠)
形状
粒状
粒径・⁠⁠⁠寸法
約2mm
法令
名称通知対象物質、PRTR
CAS RN
7440-36-⁠0
記載なし
用途・荷姿・⁠⁠⁠容量
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
日本精鉱株式会社高純度金属アンチモン METAL-⁠H半導体用の高純度原料口コミを書く要見積

純度を3Nから5Nまで選べる、半導体用の高純度金属アンチモンです。鉛やヒ素などの不純物を減らしています。5Nは塊状とチップ状で出しています。

種類
金属アンチモン
純度・⁠⁠⁠濃度
99.9%以上(⁠3N⁠)〜99.999%以上(⁠5N⁠)
形状
塊状、チップ状、ショット状、インゴット
用途
半導体用の高純度原料
CAS RN
7440-36-⁠0
記載なし
粒径・寸法・荷姿・容量・⁠⁠⁠法令
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
フルウチ化学株式会社アンチモン ショット 6N6Nのショットを在庫から口コミを書く要見積

純度6Nで、直径約3mmのショット状のアンチモンです。在庫リストに載っている品で、5Nのショットと塊もあります。

種類
金属アンチモン
純度・⁠⁠⁠濃度
6N
形状
ショット
粒径・⁠⁠⁠寸法
直径約3mm
記載なし
用途・荷姿・容量・法令・CAS RN
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
三津和化学薬品株式会社アンチモン(粒)5N5Nの粒を研究用に口コミを書く要見積

純度5Nの粒状のアンチモンです。同じページに塊・砂・粉末・破砕品の高純度アンチモンも並び、形を選べます。

種類
金属アンチモン
純度・⁠⁠⁠濃度
5N
形状
粒
記載なし
粒径・寸法・用途・荷姿・容量・法令・CAS RN
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

試薬・標準液

3製品
林純薬工業株式会社アンチモン標準液 30003403原子吸光の検量線用の標準液口コミを書く15,000円希望納入価格・⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠税抜

原子吸光分析用のアンチモン標準液で、1mLあたり1mgのアンチモンを3mol/Lの塩酸に溶かしてあります。100mLで15,000円(税抜)と⁠、値段を出しています。

種類
試薬・標準液
純度・⁠⁠⁠濃度
1mg Sb/mL(1000ppm)
形状
3mol/L塩酸溶液
用途
原子吸光分析用
荷姿・⁠⁠⁠容量
100mL
法令
劇物、麻薬向精神薬原料、特化則の第3類物質
記載なし
粒径・寸法・CAS RN
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
富士フイルム和光純薬株式会社アンチモン 粒状 013-23252少量で買える高純度の粒口コミを書く25gは9,000円希望納入価格

純度99.99%以上の、粒状のアンチモンの試薬です。25gから買えて、値段を公開しています。製品規格書と検査成績書をサイトから取り出せます。

種類
試薬・標準液
純度・⁠⁠⁠濃度
99.99%⁠⁠⁠以上
形状
銀白色の粒状
用途
試験研究用
荷姿・⁠⁠⁠容量
25g
法令
PRTR第1種、安衛法57条の表示対象
CAS RN
7440-36-⁠0
記載なし
粒径・⁠⁠⁠寸法
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
富士フイルム和光純薬株式会社アンチモン標準液 010-15491JCSS付きの分析用標準液口コミを書く100mLは4,500円希望納入価格

JCSSの校正証明書が付く、国家計量標準にトレーサブルなアンチモン標準液です。濃度は990〜1,010mg/Lで、3mol/Lの塩酸に溶かしてあります。原子吸光・ICP発光・比色分析の定量に使えます。

種類
試薬・標準液
純度・⁠⁠⁠濃度
990〜1,010mg/L(⁠20℃⁠)
形状
3mol/L塩酸溶液
用途
原子吸光、ICP発光、比色分析のアンチモン定量
荷姿・⁠⁠⁠容量
100mL
法令
特化則第3類、劇物、麻薬原料
記載なし
粒径・寸法・CAS RN
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

三酸化アンチモン4製品

稀産金属株式会社

三酸化アンチモン⁠(粉末)

電線・ガラス向けの化合物原料

希少金属の化合物を作る稀産金属の三酸化アンチモンです。ビニール電線やガラスの脱色剤、吐酒石の原料を用途として案内しています。

コスト要見積

種類
三酸化アンチモン
形状
白色の粉末
用途
ビニール電線、ガラス脱色剤、吐酒石
CAS RN
1309-64-⁠4
記載なし
純度・濃度・粒径・寸法・荷姿・容量・⁠⁠⁠法令
公式ページへ
株式会社高純度化学研究所

三酸化アンチモン SBO02PB

分析表付きの3N粉末

純度3Nの三酸化アンチモンの粉末です。分析表を付けて出すので、ロットごとの不純物を確かめられます。

コスト要見積

種類
三酸化アンチモン
純度・⁠⁠⁠濃度
3N
形状
粉末
法令
劇物、特定化学物質、名称通知対象物質、PRTR
CAS RN
1309-64-⁠4
記載なし
粒径・寸法・用途・荷姿・⁠⁠⁠容量
公式ページへ
株式会社鈴裕化学

三酸化アンチモン AT3

樹脂全般の難燃助剤を袋で

海外から調達した三酸化アンチモンを、茨城県の守谷工場でリファイン処理して出す難燃助剤です。難燃剤の専業メーカーで、処方設計や燃焼の評価も頼めます。25kgの紙袋のほか、500kgと1,000kgのフレコンでも出しています。

コスト要見積

種類
三酸化アンチモン
形状
パウダー
用途
熱可塑性樹脂全般、熱硬化性樹脂全般の難燃助剤
荷姿・⁠⁠⁠容量
25kg紙袋、フレコン(500kg、1,000kg)
法令
毒物劇物法の劇物、特化則の管理第2類物質、PRTR法の第1種指定化学物質
記載なし
純度・濃度・粒径・寸法・CAS RN
公式ページへ
日本精鉱株式会社

三酸化アンチモン PATOX-⁠M

樹脂の難燃助剤の標準品

平均粒子径0.5μmの、難燃用の標準グレードの三酸化アンチモンです。色調と不純物を管理していて、樹脂の難燃性と色をそろえやすくなります。触媒用や電子材料用のグレードも、同じPATOXの名前でそろえています。

コスト要見積

種類
三酸化アンチモン
純度・⁠⁠⁠濃度
Sb2O3 99.5%⁠⁠⁠以上
形状
白色の粉末
粒径・⁠⁠⁠寸法
平均粒子径0.5μm
用途
樹脂の難燃助剤
法令
毒物及び劇物取締法の医薬用外劇物
CAS RN
1309-64-⁠4
記載なし
荷姿・⁠⁠⁠容量
公式ページへ

金属アンチモン4製品

株式会社高純度化学研究所

アンチモン 粒状 SBE05GB

約2mmにそろえた高純度の粒

純度5N以上で、約2mmにそろえた粒状のアンチモンです。分析表を付けて出します。同じ高純度化学研究所で、粉末やターゲットのアンチモンもそろえられます。

コスト要見積

種類
金属アンチモン
純度・⁠⁠⁠濃度
5N以上(⁠5Nup⁠)
形状
粒状
粒径・⁠⁠⁠寸法
約2mm
法令
名称通知対象物質、PRTR
CAS RN
7440-36-⁠0
記載なし
用途・荷姿・⁠⁠⁠容量
公式ページへ
日本精鉱株式会社

高純度金属アンチモン METAL-⁠H

半導体用の高純度原料

純度を3Nから5Nまで選べる、半導体用の高純度金属アンチモンです。鉛やヒ素などの不純物を減らしています。5Nは塊状とチップ状で出しています。

コスト要見積

種類
金属アンチモン
純度・⁠⁠⁠濃度
99.9%以上(⁠3N⁠)〜99.999%以上(⁠5N⁠)
形状
塊状、チップ状、ショット状、インゴット
用途
半導体用の高純度原料
CAS RN
7440-36-⁠0
記載なし
粒径・寸法・荷姿・容量・⁠⁠⁠法令
公式ページへ

試薬・標準液3製品

林純薬工業株式会社

アンチモン標準液 30003403

原子吸光の検量線用の標準液

原子吸光分析用のアンチモン標準液で、1mLあたり1mgのアンチモンを3mol/Lの塩酸に溶かしてあります。100mLで15,000円(税抜)と⁠、値段を出しています。

コスト15,000円希望納入価格・⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠税抜

種類
試薬・標準液
純度・⁠⁠⁠濃度
1mg Sb/mL(1000ppm)
形状
3mol/L塩酸溶液
用途
原子吸光分析用
荷姿・⁠⁠⁠容量
100mL
法令
劇物、麻薬向精神薬原料、特化則の第3類物質
記載なし
粒径・寸法・CAS RN
公式ページへ
富士フイルム和光純薬株式会社

アンチモン 粒状 013-23252

少量で買える高純度の粒

純度99.99%以上の、粒状のアンチモンの試薬です。25gから買えて、値段を公開しています。製品規格書と検査成績書をサイトから取り出せます。

コスト25gは9,000円希望納入価格

種類
試薬・標準液
純度・⁠⁠⁠濃度
99.99%⁠⁠⁠以上
形状
銀白色の粒状
用途
試験研究用
荷姿・⁠⁠⁠容量
25g
法令
PRTR第1種、安衛法57条の表示対象
CAS RN
7440-36-⁠0
記載なし
粒径・⁠⁠⁠寸法
公式ページへ
富士フイルム和光純薬株式会社

アンチモン標準液 010-15491

JCSS付きの分析用標準液

JCSSの校正証明書が付く、国家計量標準にトレーサブルなアンチモン標準液です。濃度は990〜1,010mg/Lで、3mol/Lの塩酸に溶かしてあります。原子吸光・ICP発光・比色分析の定量に使えます。

コスト100mLは4,500円希望納入価格

種類
試薬・標準液
純度・⁠⁠⁠濃度
990〜1,010mg/L(⁠20℃⁠)
形状
3mol/L塩酸溶液
用途
原子吸光、ICP発光、比色分析のアンチモン定量
荷姿・⁠⁠⁠容量
100mL
法令
特化則第3類、劇物、麻薬原料
記載なし
粒径・寸法・CAS RN
公式ページへ
Q&A

アンチモン選びで、よくある疑問

購買担当の疑問アンチモンの価格は、いくら?

値段を公式に出しているのは試薬と標準液です。富士フイルム和光純薬のアンチモン 粒状 013-23252が25gで9,000円、アンチモン標準液 010-15491が100mLで4,500円(どちらも希望納入価格)、林純薬工業のアンチモン標準液 30003403が100mLで15,000円(税抜)⁠で⁠す⁠。工業用の三酸化アンチモンと金属アンチモンは、量を伝えて見積もりを取ります。

設備担当の疑問三酸化アンチモンと金属アンチモンの違いは?

三酸化アンチモン(Sb2O3)は白い粉末で、樹脂に混ぜる難燃助剤やPETの重合触媒に使います。金属アンチモンは銀白色の金属で、蓄電池や軸受の合金、半導体の原料に使います。日本精鉱の資料では、融点は金属が630℃、三酸化アンチモンが656℃です。

工場長の疑問三酸化アンチモンは、難燃剤としてどう効く?

三酸化アンチモンは、単独では難燃の効きがほとんどありません。臭素系などのハロゲン系難燃剤と組み合わせると、燃えたときにできる化合物が火の広がりを抑えます。日本精鉱のPATOX-Mや鈴裕化学のAT3は、この難燃助剤として出している品です。

総務の疑問三酸化アンチモンは劇物?法令は?

三酸化アンチモンは、毒物及び劇物取締法の医薬用外劇物です。鈴裕化学のAT3は、特化則の管理第2類物質とPRTR法の第1種指定化学物質にも当たると案内しています。樹脂で固めたマスターバッチは、日本精鉱の資料では劇物と特定化学物質の指定から外れ、一般物として扱えます。

設備担当の疑問三酸化アンチモンの粒径はどう選ぶ?

日本精鉱は粒径の違うグレードをそろえています。難燃用の標準のPATOX-Mは平均粒子径0.5μm、隠ぺい性の低いPATOX-Kは1.2μm、耐熱のPATOX-Lは8μm、ナノサイズのPATOX-Uは20nmです。色を出したい樹脂は大きめの粒径を選びます。

工場長の疑問粉じんを減らす三酸化アンチモンはある?

あります。日本精鉱は、樹脂で固めたマスターバッチと、表面処理で湿らせたウェットタイプを出しています。鈴裕化学も、パウダーのほかに湿潤品とペレット(マスターバッチ)をそろえています。

購買担当の疑問三酸化アンチモンの荷姿は?

鈴裕化学のAT3は、25kgの紙袋と、500kgと1,000kgのフレコンで出しています。試薬なら、富士フイルム和光純薬の金属アンチモンが25g、標準液は100mLから買えます。

設備担当の疑問高純度アンチモン(5N・6N)はどこで買える?

日本精鉱のMETAL-Hは3N〜5N、高純度化学研究所のSBE05GBは5N以上で約2mmの粒、三津和化学薬品は5Nの粒、フルウチ化学は6Nで直径約3mmのショットです。日本精鉱のMETAL-Hは、鉛やヒ素などの不純物を減らした半導体用の原料です。

施設管理の疑問アンチモン標準液の違いは?

富士フイルム和光純薬の010-15491はJCSSの校正証明書が付き、濃度は990〜1,010mg/L、3mol/Lの塩酸に溶かしてあります。林純薬工業の30003403は原子吸光分析用で、1mLあたり1mgのアンチモンを3mol/Lの塩酸に溶かしてあります。

経営者の疑問PETの重合触媒にも使う?

使います。三酸化アンチモンは、PETを作るときの重合触媒として広く使われています。日本精鉱は触媒用の高純度グレードPATOX-Cと、平均粒径0.3μmで低い温度でもエチレングリコールに溶けやすいPATOX-CFを出しています。

総務の疑問アンチモンの用途は?

日本精鉱は、アンチモンの用途に難燃助剤・触媒・顔料・減摩材・ガラス清澄剤を挙げています。金属アンチモンは、蓄電池・軸受・電線などの合金や半導体の原料に使います。鈴裕化学は、三酸化アンチモンを熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂の難燃助剤として出しています。

TYPES

アンチモンの種類の違い

ボタンを押すと、表がその種類の製品だけになります。

三酸化アンチモン

樹脂に混ぜて、ハロゲン系難燃剤の効きを上げる白い粉末です。粒径で樹脂の色の出方や耐熱が変わります。劇物なので、粉じんを抑えたマスターバッチやウェットの形もあります。

向いている使い方

  • 電線・家電の樹脂を燃えにくくする
  • PETの重合触媒
  • ガラスの清澄剤・⁠⁠⁠顔料

根拠:三酸化アンチモン単独での難燃効果はほとんどなく、ハロゲン系難燃剤との併用による相乗効果によって難燃効果を発揮します。(出典1)

この種類の4製品を表で見る

金属アンチモン

合金や半導体の原料にする金属のアンチモンです。純度は3Nから6Nまであり、塊・粒・ショットの形で選べます。高純度品は鉛やヒ素などの不純物を減らしてあります。

向いている使い方

  • 蓄電池・軸受の合金
  • 半導体・薄膜の原料
  • 材料研究

根拠:鉛、ヒ素をはじめとする不純物を低減したアンチモン(出典2)

この種類の4製品を表で見る

試薬・標準液

試験研究に使う金属アンチモンの試薬と、原子吸光・ICPでアンチモンを測るときの標準液です。少ない量で買え、値段を出しています。標準液は濃度と溶かしている酸を見て選びます。

向いている使い方

  • 原子吸光・ICPの定量
  • 水質・土壌の分析
  • 少量で試したい

根拠:原子吸光分析、ICP発光分析、比色分析等によるアンチモン定量用標準液。(出典3)

この種類の3製品を表で見る
MAKERS

アンチモンの主なメーカー8社

アンチモンの主なメーカーは、次の8社です。社名を押すと、その会社のページ(ほかの製品と所在地)に移ります。

稀産金属株式会社

希少金属の化合物を作る稀産金属の三酸化アンチモンです。

大阪府

株式会社高純度化学研究所

純度3Nの三酸化アンチモンの粉末です。分析表を付けて出すので、ロットごとの不純物を確かめられます。

埼玉県

株式会社鈴裕化学

海外から調達した三酸化アンチモンを、茨城県の守谷工場でリファイン処理して出す難燃助剤です。

茨城県

日本精鉱株式会社

平均粒子径0.5μmの、難燃用の標準グレードの三酸化アンチモンです。

東京都

林純薬工業株式会社

原子吸光分析用のアンチモン標準液で、1mLあたり1mgのアンチモンを3mol/Lの塩酸に溶かしてあります。

大阪府

富士フイルム和光純薬株式会社

純度99.99%以上の、粒状のアンチモンの試薬です。

大阪府

フルウチ化学株式会社

純度6Nで、直径約3mmのショット状のアンチモンです。

東京都

三津和化学薬品株式会社

純度5Nの粒状のアンチモンです。同じページに塊・砂・粉末・破砕品の高純度アンチモンも並び、形を選べます。

大阪府

この比較表のデータ:CSV・JSON(出典を明記すれば引用できます)

掲載基準と並び順

掲載基準:樹脂の難燃助剤・触媒・合金・分析に使うアンチモンを、三酸化アンチモン(工業用・高純度品)、金属アンチモン(地金・高純度品)、試薬と標準液の3つに分けて載せます。日本の会社が自社で作るか自社名で出していて、公式資料で品番か純度・形状を確かめられた現行品を、1社1〜2製品載せています。型式のない品は、純度と形を製品名に付けて区別しています。試薬メーカーは自社名の製品であることを確かめましたが、製錬から自社で行うという意味ではありません。化合物は三酸化アンチモンだけを載せ、三硫化アンチモン(減摩材)・アンチモン酸ソーダ・塩化アンチモン・五酸化アンチモンのゾル、アンチモン化インジウムなどの化合物半導体、スパッタリングターゲット、臭素系などの難燃剤そのものと複合難燃剤、三酸化アンチモンを含まない難燃マスターバッチは載せていません。コバルト・モリブデンなどはレアメタル(rare-metal)、カドミウムはカドミウム(cadmium)、樹脂の酸化防止剤や光安定剤は樹脂用安定剤(polymer-stabilizer)の比較で扱います。日本精鉱のPATOX-MKと鈴裕化学のAT-3 CNは海外のOEM工場で作る品のため、同じ社の自社で作る品を載せました。豊港・安田薬品・東京興業貿易商会(海外ブランドNYACOLの輸入⁠)⁠は販売の会社、井上石灰工業・キンセイマテック・蝶理は公式資料で自社で作る品か確かめられず、山中産業と三井金属は公式サイトでアンチモンの製品ページを見つけられなかったため、載せていません。関東化学・純正化学・ナカライテスク・キシダ化学・米山薬品工業の試薬は、今回は品番のページを取れず載せていません。富士フイルム和光純薬が販売店として扱う海外メーカーの品、中古・販売終了品、家庭向けの品は対象外です。並びは種類ごとに会社の五十音順です。

並び順:種類ごとに分け、その中はメーカー名の五十音順です。おすすめ順ではなく、掲載料で順番は変えません。

アンチモンを作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

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