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樹脂・繊維・塗料の製品に抗菌の機能を付ける、開発・品質管理・購買の担当の方へ

抗菌剤のメーカー8社比較【2026年】

抗菌剤は、樹脂・繊維・塗料に混ぜて、
製品の表面で菌を増やさないようにする薬剤です。

ABOUT

抗菌剤とは

比較表を見る ↓

抗菌剤とは、樹脂・繊維・塗料に混ぜて、製品の表面で菌を増やさないようにする薬剤です。
銀や亜鉛のイオンで効く無機系が多く、
白い粉を樹脂に練り込んだり、液体を繊維に付けたりして使います。
無機抗菌剤・抗菌加工剤とも呼びます。

製品の特長

  • 銀系と亜鉛系がある(銀はゼオライト・ガラス・リン酸カルシウムなどに載せる)
  • 熱に強い(銀系の粉は、公式の値で500℃から約1200℃⁠⁠⁠まで)
  • 少しの量で効く(PPに0.1〜0.5%練り込んだ試験の例がある)

使うメリット

  • 製品の表面で菌を増やさない(JISでは抗菌活性値2以上で効果あり)
  • 効果が長く続く(樹脂や繊維の中に練り込むので、拭いても落ちにくい)
  • SIAAマークを付けられる(登録された抗菌剤を使い、基準を満たした製品)

選ぶときに注意すること

  1. 銀系は、樹脂や添加剤との組み合わせで変色することがある
  2. 表面が汚れで覆われると効かない。抗菌加工の製品も掃除は続ける
  3. 抗菌は菌を増やさないこと。除菌や殺菌とは違う
  4. 繊維や薄いフィルムには、粒径の小さいグレードを選ぶ
  5. 食品にふれる用途は、米国FDAなどの登録のあるグレードを選ぶ

※仕様と試験は各メーカーの公式の製品ページと技術資料による。抗菌の定義と抗菌活性値の基準はSIAA(抗菌製品技術協議会)による。

LIST

抗菌剤の比較表

コストは、値段を公開している製品どうしで比べています。値段を出していない製品は「要見積」。

CSV

抗菌剤11製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

銀系(粉末)

8製品
愛知珪曹工業株式会社シリカジョインAG 1Z繊維や薄いフィルムへの練り込み口コミを書く要見積

ゼオライトに銀を載せた粒径1μmの微粒子で、繊維や薄いフィルムに練り込めます。耐熱性は500℃で、大腸菌のMICは50μg/mlです。同じシリーズのガラス系より、細い糸や薄い膜に向きます。

種類
銀系(粉末)
種類
銀系無機
有効成分・⁠⁠⁠担体
銀ゼオライト
形状
白色粉末
平均粒径
1μm
耐熱温度
500℃
使える素材・⁠⁠⁠用途
プラスチックや繊維への練り込み、紙や生地への塗布
公式の抗菌試験
大腸菌のMICは50μg/ml
特長
繊維や薄いフィルムへの練り込みに向く微粒子
記載なし
登録・認可・⁠⁠⁠荷姿
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
愛知珪曹工業株式会社シリカジョインAG 5G樹脂の射出成形品口コミを書く要見積

ガラスに銀を載せた抗菌剤で、抗菌性が出やすく耐熱性は800℃です。PPの成形板では、成形直後も温水につける耐水性の試験のあとも、抗菌活性値は黄色ブドウ球菌4.4以上、大腸菌5.9以上でした。

種類
銀系(粉末)
種類
銀系無機
有効成分・⁠⁠⁠担体
銀ガラス
形状
白色粉末
平均粒径
10μm
耐熱温度
800℃
使える素材・⁠⁠⁠用途
プラスチックや繊維への練り込み、紙や生地への塗布
公式の抗菌試験
PPの成形板で、成形直後・耐水持続性試験後とも抗菌活性値は黄色ブドウ球菌4.4以上、大腸菌5.9以上
特長
抗菌性が出やすいガラス系
記載なし
登録・認可・⁠⁠⁠荷姿
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
石塚硝子株式会社イオンピュア IPL透明樹脂や食品にふれる樹脂部品口コミを書く要見積

水にふれると少しずつ溶けて金属イオンを出すガラスの抗菌剤で、GPPS・PC・ABSのような透明樹脂に入れても透明なままです。PPに0.1%練り込んだ板で、24時間後の大腸菌の減菌率は99.999%超でした。IPLは米国FDAの食品接触物質の届出(FCN No.000432)のあるグレードです。

種類
銀系(粉末)
種類
銀系無機(ガラス)
有効成分・⁠⁠⁠担体
銀・亜鉛・銅イオンを取り込んだガラス
形状
白い粉
耐熱温度
500℃でも性能低下なし
使える素材・⁠⁠⁠用途
樹脂全般(透明樹脂にも)
登録・⁠⁠⁠認可
米国FDA(FCN No.000432)
公式の抗菌試験
PPに0.1%練り込み、24時間後の大腸菌の減菌率99.999%超(JIS Z 2801準拠)
特長
GPPS・PC・ABS・ASに入れても透明性を保つ
記載なし
平均粒径・⁠⁠⁠荷姿
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
株式会社サンギアパサイダーAK薄い膜やゴムに入れる細かい粒口コミを書く要見積

平均粒子径0.2〜0.35μmと細かい、リン酸カルシウムに銀を載せた抗菌剤です。SBRゴムシートに0.3%以上入れると、抗菌活性値は黄色ブドウ球菌4.1、大腸菌6.1でした。耐熱温度は約800℃で、AWより低くなります。

種類
銀系(粉末)
種類
銀系無機
有効成分・⁠⁠⁠担体
リン酸カルシウムに銀を担持
形状
白色微粉末、⁠⁠⁠無臭
平均粒径
0.2〜0.35μm
耐熱温度
約800℃
使える素材・⁠⁠⁠用途
樹脂フィルム、シート、塗料、紙加工品、繊維、接着剤
登録・⁠⁠⁠認可
SIAA登録、米国EPA登録
公式の抗菌試験
SBRゴムシートに0.3%以上添加で抗菌活性値は黄色ブドウ球菌4.1、大腸菌6.1
特長
急性経口毒性>5,000mg/kg
記載なし
荷姿
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
株式会社サンギアパサイダーAW高温で加工する樹脂・⁠⁠⁠塗料口コミを書く要見積

歯や骨と同じリン酸カルシウムに銀を載せた抗菌剤で、耐熱温度が約1200℃と高いのが強みです。PPに0.5%入れた板の抗菌活性値は、黄色ブドウ球菌4.6、大腸菌6.1でした。SIAAと米国EPAに登録されています。

種類
銀系(粉末)
種類
銀系無機
有効成分・⁠⁠⁠担体
リン酸カルシウムに銀を担持
形状
白色微粉末、⁠⁠⁠無臭
平均粒径
1.5〜2.5μm
耐熱温度
約1200℃
使える素材・⁠⁠⁠用途
樹脂フィルム、シート、塗料、紙加工品、繊維、接着剤
登録・⁠⁠⁠認可
SIAA登録、米国EPA登録
公式の抗菌試験
PPに0.5%添加で抗菌活性値は黄色ブドウ球菌4.6、大腸菌6.1
特長
急性経口毒性>5,000mg/kg
記載なし
荷姿
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
株式会社シナネンゼオミックゼオミック AJ食品にふれる樹脂部品口コミを書く要見積

1984年に世界で初めて製品化された銀系無機抗菌剤ゼオミックのうち、米国FDAで食品接触物質として認められたグレードです。樹脂の成形温度(最高350℃)でも分解せず、有機溶媒などで溶け出しません。NSF規格51の認証もあり、製氷機や食洗器の部材にも使えます。

種類
銀系(粉末)
種類
銀系無機
有効成分・⁠⁠⁠担体
ゼオライトに銀イオンを担持
形状
水にも有機溶媒にも溶けない微細な無機化合物
耐熱温度
樹脂成形温度(最高350℃⁠)で分解・変質なし
使える素材・⁠⁠⁠用途
プラスチック練り込み、⁠⁠⁠塗料
登録・⁠⁠⁠認可
米国FDAの食品接触物質、NSF 51、SIAA(防カビ剤)
特長
有機溶媒などで溶け出さず、抗菌性が長く続く
記載なし
平均粒径・公式の抗菌試験・⁠⁠⁠荷姿
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
太平化学産業株式会社シルバーエース樹脂やセラミックスに入れる銀系口コミを書く要見積

リン酸塩を土台に銀イオンを入れた抗菌剤で、樹脂のほか焼き物のセラミックスにも配合できます。表面処理・分級・スラリー化・粒状化など、粉の加工を注文に合わせて受けます。荷姿は缶か紙袋の10kgです。

種類
銀系(粉末)
種類
銀系無機
有効成分・⁠⁠⁠担体
銀-リン酸亜鉛カルシウム
形状
粉体(スラリー状・粒状への加工も受注)
使える素材・⁠⁠⁠用途
プラスチック・繊維・フィルムへの練り込み、セラミックス
荷姿
缶または紙袋10kg
特長
耐光性・耐熱性・焼結性があり、効果が続く
記載なし
平均粒径・耐熱温度・登録・認可・公式の抗菌試験
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
東亞合成株式会社ノバロン AG300繊維・フィルムへの練り込み口コミを書く要見積

平均粒径1μmのそろった微粒子で、繊維に練り込んで紡糸できる銀系の抗菌剤です。耐熱性は800℃以上で、水分量が0.2wt%と低く加工しやすいのが強みです。同じ繊維・フィルム用には、抗菌性を高めたグレードや変色を抑えたグレードもあります。

種類
銀系(粉末)
種類
銀系無機
有効成分・⁠⁠⁠担体
無機イオン交換体に銀イオンを担持
形状
微粒子、水分量0.2wt%
平均粒径
1μm
耐熱温度
800℃⁠⁠⁠以上
使える素材・⁠⁠⁠用途
繊維(練り込み紡糸)、フィルム
登録・⁠⁠⁠認可
シリーズに米国FDA・EPA、SIAAの登録グレードあり
公式の抗菌試験
大腸菌のMICは125μg/ml
特長
低水分量で加工しやすい
記載なし
荷姿
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

亜鉛系⁠(粉末)

2製品
古手川産業株式会社SEABIO Z-24日の当たる樹脂・塗料・⁠⁠⁠建材口コミを書く要見積

酸化亜鉛にアルミニウムを少し溶かし込んだ亜鉛系の抗菌剤で、紫外線で変色しにくいのが銀系との違いです。200〜300nmほどの板状の粒子で、細菌のほか黒コウジカビなどのカビにも効きます。SIAAの自主規格に適合しています。

種類
亜鉛系⁠(粉末)
種類
亜鉛系無機
有効成分・⁠⁠⁠担体
酸化亜鉛の結晶にアルミニウムを少量固溶
形状
板状粒子
平均粒径
200〜300nm
使える素材・⁠⁠⁠用途
プラスチック⁠・樹脂製品、塗料・建材、繊維製品
登録・⁠⁠⁠認可
SIAAの自主規格に適合
公式の抗菌試験
大腸菌のMICは100ppm未満(寒天希釈法)
特長
紫外線で変色しにくく、カビにも効く
記載なし
耐熱温度・⁠⁠⁠荷姿
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
東亞合成株式会社ノバロン VZ100樹脂の成形品に練り込む亜鉛系口コミを書く要見積

亜鉛を抗菌成分にしたガラス系の汎用グレードで、銀を使わないぶん変色しにくいのが強みです。平均粒径は5μmで、樹脂に練り込んで成形できます。透明ABS用や、透明GPPS・PC用のグレードも同じシリーズにあります。

種類
亜鉛系⁠(粉末)
種類
亜鉛系無機(ガラス)
有効成分・⁠⁠⁠担体
亜鉛ガラス
平均粒径
5μm
使える素材・⁠⁠⁠用途
樹脂の成形加工品(練り込み)
登録・⁠⁠⁠認可
シリーズにSIAAの登録グレードあり
公式の抗菌試験
大腸菌のMICは800μg/ml
特長
変色しにくく、透明樹脂にも使える
記載なし
形状・耐熱温度・⁠⁠⁠荷姿
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

銀系(液体)

1製品
抗菌化研株式会社LunarSilver繊維や塗料に混ぜる液体の銀系口コミを書く要見積

銀を5,000ppmの濃さで安定させた水溶液で、粉を分散させずに繊維の加工液や水性の塗料に混ぜられます。ポリエステル100%生地の試験で、黄色ブドウ球菌への抗菌活性値は3.8でした。SIAAの登録抗菌剤で、1kgボトルと20Lのタンクで出ています。

種類
銀系(液体)
種類
銀系(液体)
有効成分・⁠⁠⁠担体
銀を安定化させた水溶液
形状
液体、銀濃度5,000ppm、pH5.6
使える素材・⁠⁠⁠用途
塗料、壁紙、衣類、繊維系産業資材
登録・⁠⁠⁠認可
SIAA登録抗菌剤
公式の抗菌試験
ポリエステル100%生地で抗菌活性値3.8(JIS L1902)
荷姿
1kgボトル、20Lグレータンク
特長
微量添加で効く
記載なし
平均粒径・耐熱温度
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

銀系(粉末)8製品

愛知珪曹工業株式会社

シリカジョインAG 1Z

繊維や薄いフィルムへの練り込み

ゼオライトに銀を載せた粒径1μmの微粒子で、繊維や薄いフィルムに練り込めます。耐熱性は500℃で、大腸菌のMICは50μg/mlです。同じシリーズのガラス系より、細い糸や薄い膜に向きます。

コスト要見積

種類
銀系(粉末)
種類
銀系無機
有効成分・⁠⁠⁠担体
銀ゼオライト
形状
白色粉末
平均粒径
1μm
耐熱温度
500℃
使える素材・⁠⁠⁠用途
プラスチックや繊維への練り込み、紙や生地への塗布
公式の抗菌試験
大腸菌のMICは50μg/ml
特長
繊維や薄いフィルムへの練り込みに向く微粒子
記載なし
登録・認可・⁠⁠⁠荷姿
公式ページへ
愛知珪曹工業株式会社

シリカジョインAG 5G

樹脂の射出成形品

ガラスに銀を載せた抗菌剤で、抗菌性が出やすく耐熱性は800℃です。PPの成形板では、成形直後も温水につける耐水性の試験のあとも、抗菌活性値は黄色ブドウ球菌4.4以上、大腸菌5.9以上でした。

コスト要見積

種類
銀系(粉末)
種類
銀系無機
有効成分・⁠⁠⁠担体
銀ガラス
形状
白色粉末
平均粒径
10μm
耐熱温度
800℃
使える素材・⁠⁠⁠用途
プラスチックや繊維への練り込み、紙や生地への塗布
公式の抗菌試験
PPの成形板で、成形直後・耐水持続性試験後とも抗菌活性値は黄色ブドウ球菌4.4以上、大腸菌5.9以上
特長
抗菌性が出やすいガラス系
記載なし
登録・認可・⁠⁠⁠荷姿
公式ページへ
石塚硝子株式会社

イオンピュア IPL

透明樹脂や食品にふれる樹脂部品

水にふれると少しずつ溶けて金属イオンを出すガラスの抗菌剤で、GPPS・PC・ABSのような透明樹脂に入れても透明なままです。PPに0.1%練り込んだ板で、24時間後の大腸菌の減菌率は99.999%超でした。IPLは米国FDAの食品接触物質の届出(FCN No.000432)のあるグレードです。

コスト要見積

種類
銀系(粉末)
種類
銀系無機(ガラス)
有効成分・⁠⁠⁠担体
銀・亜鉛・銅イオンを取り込んだガラス
形状
白い粉
耐熱温度
500℃でも性能低下なし
使える素材・⁠⁠⁠用途
樹脂全般(透明樹脂にも)
登録・⁠⁠⁠認可
米国FDA(FCN No.000432)
公式の抗菌試験
PPに0.1%練り込み、24時間後の大腸菌の減菌率99.999%超(JIS Z 2801準拠)
特長
GPPS・PC・ABS・ASに入れても透明性を保つ
記載なし
平均粒径・⁠⁠⁠荷姿
公式ページへ
株式会社サンギ

アパサイダーAK

薄い膜やゴムに入れる細かい粒

平均粒子径0.2〜0.35μmと細かい、リン酸カルシウムに銀を載せた抗菌剤です。SBRゴムシートに0.3%以上入れると、抗菌活性値は黄色ブドウ球菌4.1、大腸菌6.1でした。耐熱温度は約800℃で、AWより低くなります。

コスト要見積

種類
銀系(粉末)
種類
銀系無機
有効成分・⁠⁠⁠担体
リン酸カルシウムに銀を担持
形状
白色微粉末、⁠⁠⁠無臭
平均粒径
0.2〜0.35μm
耐熱温度
約800℃
使える素材・⁠⁠⁠用途
樹脂フィルム、シート、塗料、紙加工品、繊維、接着剤
登録・⁠⁠⁠認可
SIAA登録、米国EPA登録
公式の抗菌試験
SBRゴムシートに0.3%以上添加で抗菌活性値は黄色ブドウ球菌4.1、大腸菌6.1
特長
急性経口毒性>5,000mg/kg
記載なし
荷姿
公式ページへ
株式会社サンギ

アパサイダーAW

高温で加工する樹脂・⁠⁠⁠塗料

歯や骨と同じリン酸カルシウムに銀を載せた抗菌剤で、耐熱温度が約1200℃と高いのが強みです。PPに0.5%入れた板の抗菌活性値は、黄色ブドウ球菌4.6、大腸菌6.1でした。SIAAと米国EPAに登録されています。

コスト要見積

種類
銀系(粉末)
種類
銀系無機
有効成分・⁠⁠⁠担体
リン酸カルシウムに銀を担持
形状
白色微粉末、⁠⁠⁠無臭
平均粒径
1.5〜2.5μm
耐熱温度
約1200℃
使える素材・⁠⁠⁠用途
樹脂フィルム、シート、塗料、紙加工品、繊維、接着剤
登録・⁠⁠⁠認可
SIAA登録、米国EPA登録
公式の抗菌試験
PPに0.5%添加で抗菌活性値は黄色ブドウ球菌4.6、大腸菌6.1
特長
急性経口毒性>5,000mg/kg
記載なし
荷姿
公式ページへ
株式会社シナネンゼオミック

ゼオミック AJ

食品にふれる樹脂部品

1984年に世界で初めて製品化された銀系無機抗菌剤ゼオミックのうち、米国FDAで食品接触物質として認められたグレードです。樹脂の成形温度(最高350℃)でも分解せず、有機溶媒などで溶け出しません。NSF規格51の認証もあり、製氷機や食洗器の部材にも使えます。

コスト要見積

種類
銀系(粉末)
種類
銀系無機
有効成分・⁠⁠⁠担体
ゼオライトに銀イオンを担持
形状
水にも有機溶媒にも溶けない微細な無機化合物
耐熱温度
樹脂成形温度(最高350℃⁠)で分解・変質なし
使える素材・⁠⁠⁠用途
プラスチック練り込み、⁠⁠⁠塗料
登録・⁠⁠⁠認可
米国FDAの食品接触物質、NSF 51、SIAA(防カビ剤)
特長
有機溶媒などで溶け出さず、抗菌性が長く続く
記載なし
平均粒径・公式の抗菌試験・⁠⁠⁠荷姿
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太平化学産業株式会社

シルバーエース

樹脂やセラミックスに入れる銀系

リン酸塩を土台に銀イオンを入れた抗菌剤で、樹脂のほか焼き物のセラミックスにも配合できます。表面処理・分級・スラリー化・粒状化など、粉の加工を注文に合わせて受けます。荷姿は缶か紙袋の10kgです。

コスト要見積

種類
銀系(粉末)
種類
銀系無機
有効成分・⁠⁠⁠担体
銀-リン酸亜鉛カルシウム
形状
粉体(スラリー状・粒状への加工も受注)
使える素材・⁠⁠⁠用途
プラスチック・繊維・フィルムへの練り込み、セラミックス
荷姿
缶または紙袋10kg
特長
耐光性・耐熱性・焼結性があり、効果が続く
記載なし
平均粒径・耐熱温度・登録・認可・公式の抗菌試験
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東亞合成株式会社

ノバロン AG300

繊維・フィルムへの練り込み

平均粒径1μmのそろった微粒子で、繊維に練り込んで紡糸できる銀系の抗菌剤です。耐熱性は800℃以上で、水分量が0.2wt%と低く加工しやすいのが強みです。同じ繊維・フィルム用には、抗菌性を高めたグレードや変色を抑えたグレードもあります。

コスト要見積

種類
銀系(粉末)
種類
銀系無機
有効成分・⁠⁠⁠担体
無機イオン交換体に銀イオンを担持
形状
微粒子、水分量0.2wt%
平均粒径
1μm
耐熱温度
800℃⁠⁠⁠以上
使える素材・⁠⁠⁠用途
繊維(練り込み紡糸)、フィルム
登録・⁠⁠⁠認可
シリーズに米国FDA・EPA、SIAAの登録グレードあり
公式の抗菌試験
大腸菌のMICは125μg/ml
特長
低水分量で加工しやすい
記載なし
荷姿
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亜鉛系⁠(粉末)2製品

古手川産業株式会社

SEABIO Z-24

日の当たる樹脂・塗料・⁠⁠⁠建材

酸化亜鉛にアルミニウムを少し溶かし込んだ亜鉛系の抗菌剤で、紫外線で変色しにくいのが銀系との違いです。200〜300nmほどの板状の粒子で、細菌のほか黒コウジカビなどのカビにも効きます。SIAAの自主規格に適合しています。

コスト要見積

種類
亜鉛系⁠(粉末)
種類
亜鉛系無機
有効成分・⁠⁠⁠担体
酸化亜鉛の結晶にアルミニウムを少量固溶
形状
板状粒子
平均粒径
200〜300nm
使える素材・⁠⁠⁠用途
プラスチック⁠・樹脂製品、塗料・建材、繊維製品
登録・⁠⁠⁠認可
SIAAの自主規格に適合
公式の抗菌試験
大腸菌のMICは100ppm未満(寒天希釈法)
特長
紫外線で変色しにくく、カビにも効く
記載なし
耐熱温度・⁠⁠⁠荷姿
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東亞合成株式会社

ノバロン VZ100

樹脂の成形品に練り込む亜鉛系

亜鉛を抗菌成分にしたガラス系の汎用グレードで、銀を使わないぶん変色しにくいのが強みです。平均粒径は5μmで、樹脂に練り込んで成形できます。透明ABS用や、透明GPPS・PC用のグレードも同じシリーズにあります。

コスト要見積

種類
亜鉛系⁠(粉末)
種類
亜鉛系無機(ガラス)
有効成分・⁠⁠⁠担体
亜鉛ガラス
平均粒径
5μm
使える素材・⁠⁠⁠用途
樹脂の成形加工品(練り込み)
登録・⁠⁠⁠認可
シリーズにSIAAの登録グレードあり
公式の抗菌試験
大腸菌のMICは800μg/ml
特長
変色しにくく、透明樹脂にも使える
記載なし
形状・耐熱温度・⁠⁠⁠荷姿
公式ページへ

銀系(液体)1製品

抗菌化研株式会社

LunarSilver

繊維や塗料に混ぜる液体の銀系

銀を5,000ppmの濃さで安定させた水溶液で、粉を分散させずに繊維の加工液や水性の塗料に混ぜられます。ポリエステル100%生地の試験で、黄色ブドウ球菌への抗菌活性値は3.8でした。SIAAの登録抗菌剤で、1kgボトルと20Lのタンクで出ています。

コスト要見積

種類
銀系(液体)
種類
銀系(液体)
有効成分・⁠⁠⁠担体
銀を安定化させた水溶液
形状
液体、銀濃度5,000ppm、pH5.6
使える素材・⁠⁠⁠用途
塗料、壁紙、衣類、繊維系産業資材
登録・⁠⁠⁠認可
SIAA登録抗菌剤
公式の抗菌試験
ポリエステル100%生地で抗菌活性値3.8(JIS L1902)
荷姿
1kgボトル、20Lグレータンク
特長
微量添加で効く
記載なし
平均粒径・耐熱温度
公式ページへ
Q&A

抗菌剤選びで、よくある疑問

購買担当の疑問抗菌剤の価格は、いくら?

このページの11製品は、どれも公式に値段を出していません。使う樹脂や繊維と、入れる量を伝えて、サンプルと見積もりを取ります。愛知珪曹工業はシリカジョインAGのサンプルを用意しています。

設備担当の疑問抗菌剤の種類は?無機系と有機系の違いは?

このページは、銀や亜鉛のイオンで効く無機系の粉と、液体の銀系を載せています。シナネンゼオミックは、銀系の無機抗菌剤は有機系より安全性・持続性・耐熱性で優れると説明しています。樹脂に練り込んで高い温度で成形するなら、無機系を選びます。

工場長の疑問銀系と亜鉛系の違いは?

銀系は少ない量で細菌に効き、亜鉛系は紫外線で変色しにくいのが違いです。古手川産業の比較では、黒コウジカビへのMICは銀系が10,000ppm、SEABIO Z-24が4,000ppmでした。東亞合成のノバロン VZ100も亜鉛ガラス系で、変色しにくいグレードです。

設備担当の疑問抗菌剤の耐熱温度は?樹脂の成形に耐える?

無機系の粉は、樹脂の成形温度に耐えます。サンギのアパサイダーAWは約1200℃、東亞合成のノバロン AG300は800℃以上、愛知珪曹工業のシリカジョインAG 1Zと石塚硝子のイオンピュアは500℃です。ゼオミックは最高350℃の成形温度でも分解しません。

工場長の疑問繊維や薄いフィルムに練り込むなら?

粒の小さいグレードを選びます。サンギのアパサイダーAKは平均粒子径0.2〜0.35μm、東亞合成のノバロン AG300とシリカジョインAG 1Zは1μmで、どちらも繊維への練り込みを案内しています。ゼオミックの汎用グレードは2.5μm程度です。

購買担当の疑問SIAAマークとは?抗菌剤の登録は?

SIAAマークは、加工していない製品と比べて細菌の増え方が百分の一以下で、耐久性試験のあとも効果が確かめられた製品に付く印です。アパサイダーAW・AKとLunarSilverはSIAAの登録抗菌剤で、SEABIO Z-24はSIAAの自主規格に適合しています。ノバロンにもSIAA登録のグレードがあります。

施設管理の疑問抗菌の試験方法は?JIS Z 2801とは?

樹脂の板などはJIS Z 2801(ISO 22196)のフィルム密着法で試験し、抗菌活性値2.0以上で効果ありと判断します。アパサイダーAWはPPに0.5%入れて黄色ブドウ球菌4.6でした。布はJIS L 1902で試験し、LunarSilverはポリエステル100%生地で3.8でした。

経営者の疑問食品にふれる部品に使える?

米国FDAの登録があるグレードを選びます。ゼオミック AJは食品接触物質として認められ、NSF規格51で製氷機や食洗器にも使えます。石塚硝子のイオンピュア IPLは、FCN No.000432のグレードです。

総務の疑問透明な樹脂に入れても透明なまま?

透明樹脂向けのグレードがあります。石塚硝子のイオンピュアは、GPPS・PC・ABS・ASに入れても透明性を保ちます。東亞合成は、透明ABS用のVZ600と透明GPPS・PC用のVZ900を出しています。

設備担当の疑問抗菌剤で樹脂が変色しない?

銀系は、樹脂や添加剤との組み合わせで変色することがあります。シナネンゼオミックは100種類以上の品番から、変色を抑えたものを提案しています。紫外線での変色を避けるなら、亜鉛系のSEABIO Z-24やノバロン VZ100を選びます。

購買担当の疑問抗菌剤と防カビ剤・除菌剤の違いは?

抗菌は、製品の表面で菌を長い時間増やさないことです。カビを抑えるのが主な目的なら防カビ剤、表面の菌をその場で減らすなら除菌剤を使います。シリカジョインAGやSEABIO Z-24のように、カビへの効き目も試験している抗菌剤もあります。

TYPES

抗菌剤の種類の違い

ボタンを押すと、表がその種類の製品だけになります。

銀系(粉末)

銀イオンを、ゼオライト・ガラス・リン酸カルシウム・リン酸塩などの担体に載せた白い粉です。樹脂に練り込んで成形したり、繊維に練り込んで糸にしたりします。担体と粒径で、耐熱温度と向く素材が変わります。

向いている使い方

  • 樹脂の成形品に練り込む
  • 繊維・薄いフィルムに練り込む
  • 食品にふれる部品(米国FDAなどの登録グレード)

根拠:シリカジョインAGは、ゼオライト粒子またはガラスに銀を担持した銀系無機抗菌剤です。(出典3)

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亜鉛系⁠(粉末)

亜鉛を主な抗菌成分にした粉です。銀を使わないので、紫外線で変色しにくいのが銀系との違いです。酸化亜鉛を元にしたものと、亜鉛を含むガラスがあります。

向いている使い方

  • 日の当たる樹脂・塗料・⁠⁠⁠建材
  • 色の薄い樹脂や透明な樹脂
  • 銀の変色を避けたい

根拠:紫外線吸収性に優れ、銀系抗菌剤の欠点である紫外線による変色劣化がありません。(出典9)

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銀系(液体)

銀を水に溶かして安定させた液体です。粉を分散させる手間がなく、繊維の加工や水性の塗料に混ぜて使います。

向いている使い方

  • 布・繊維の後加工
  • 水性の塗料・⁠⁠⁠壁紙
  • 少しの量を混ぜて使う

根拠:高濃度の銀を安定化させた水溶液です。(出典8)

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MAKERS

抗菌剤の主なメーカー8社

抗菌剤の主なメーカーは、次の8社です。社名を押すと、その会社のページ(ほかの製品と所在地)に移ります。

愛知珪曹工業株式会社

ゼオライトに銀を載せた粒径1μmの微粒子で、繊維や薄いフィルムに練り込めます。

愛知県

石塚硝子株式会社

水にふれると少しずつ溶けて金属イオンを出すガラスの抗菌剤で、GPPS・PC・ABSのような透明樹脂に入れても透明なままです。

愛知県

抗菌化研株式会社

銀を5,000ppmの濃さで安定させた水溶液で、粉を分散させずに繊維の加工液や水性の塗料に混ぜられます。

京都府

古手川産業株式会社

酸化亜鉛にアルミニウムを少し溶かし込んだ亜鉛系の抗菌剤で、紫外線で変色しにくいのが銀系との違いです。

大分県

株式会社サンギ

平均粒子径0.2〜0.35μmと細かい、リン酸カルシウムに銀を載せた抗菌剤です。

東京都

株式会社シナネンゼオミック

1984年に世界で初めて製品化された銀系無機抗菌剤ゼオミックのうち、米国FDAで食品接触物質として認められたグレードです。

愛知県

太平化学産業株式会社

リン酸塩を土台に銀イオンを入れた抗菌剤で、樹脂のほか焼き物のセラミックスにも配合できます。

大阪府

東亞合成株式会社

平均粒径1μmのそろった微粒子で、繊維に練り込んで紡糸できる銀系の抗菌剤です。

東京都

この比較表のデータ:CSV・JSON(出典を明記すれば引用できます)

掲載基準と並び順

掲載基準:樹脂・繊維・塗料・紙などに練り込んだり混ぜたりして、製品の表面で細菌を増やさないようにする工業用の抗菌剤(銀系・亜鉛系の無機抗菌剤と、加工に使う液体の銀系抗菌剤)で⁠、日本の会社が自社で開発・製造し自社の銘柄で売っていて、成分・形状・粒径・耐熱温度などを公式の製品ページ・技術資料で確かめられたものを、品番の単位で1社2製品まで載せています。カビを抑えることを主な目的にした防カビ剤は防カビ剤の比較(boukabizai)、木材や水系製品の腐敗を防ぐ防腐剤はpreservative、樹脂の劣化を抑える安定剤はpolymer-stabilizer、吸着や脱水に使うゼオライトはzeolite-material、表面に吹きかける除菌スプレーはdisinfectant-sprayで扱い、このページには入れていません。抗菌剤を練り込んだ完成品、家庭用の抗菌スプレー、抗菌コーティングの施工サービス、化粧品・食品用の防腐剤や保存料、医薬品の抗菌薬、光触媒は載せていません。商社・代理店が売る他社製品も除いています。TOMATECの銀系抗菌剤は公式サイトの文字をこちらから取れず、日本ゼトックのゼオサイドは公式サイトに製品ページが見つからなかったので、今回は載せていません。並びは種類ごとに会社の五十音順です。

並び順:種類ごとに分け、その中はメーカー名の五十音順です。おすすめ順ではなく、掲載料で順番は変えません。

抗菌剤を作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

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