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GUIDE / IRON-WIRE

鉄線とは?なまし鉄線・普通鉄線・亜鉛めっき鉄線・被覆鉄線の種類と違い、番手と線径・めっきの種類・荷姿の選び方

結束・金網・フェンスに使う鉄線(針金)の4つの種類、なまし鉄線と亜鉛めっき鉄線の違い、番手と線径の対応、亜鉛めっきの2種〜7種とSとHの違い、荷姿と値段の決まり方を、メーカーの公式資料からまとめました。

2026年11月1日更新

この記事の答え

鉄線は、軟鋼線材を引いて作る、結束・金網・フェンス用の線です。針金とも呼びます。仕上げ方で、焼きなました軟らかいなまし鉄線、めっきの無い普通鉄線、亜鉛めっき鉄線、樹脂や塗料で覆った被覆鉄線の4つに分かれます。結束ならなまし鉄線、外に張るなら亜鉛めっき鉄線か被覆鉄線を選びます。値段はどのメーカーも公開しておらず、線径と量で見積もります。

鉄線とは

鉄線は、軟鋼線材を細く引いて作る線です。鉄筋や足場の結束、ひし形金網やフェンスの素線、牧柵、古紙の結束まで、現場で広く使われます。なまし鉄線と普通鉄線の規格はJIS G 3532、亜鉛めっき鉄線はJIS G 3547です。

比較ページには、日本の会社が自社で線を引いて作る鉄線を、各社の代表の品の単位で載せています。鉄線を仕入れて売る商社の品、ばねに使う硬鋼線・ピアノ線、ワイヤロープ、金網は載せていません。

4つの種類

  • なまし鉄線は、焼きなまして軟らかくした線です。手で曲げて結べます。例は佐藤製線所のなまし鉄線 SWM-A、ワイヤーテクノのなまし鉄線と番線、光洋鉄線の光輝焼鈍鉄線です
  • 普通鉄線は、引いたままのめっきの無い線です。溶接金網やコンクリート補強の材料に使います。例は佐藤製線所の普通鉄線 SWM-B と、東京製線の油引鉄線です
  • 亜鉛めっき鉄線は、亜鉛をめっきしてさびにくくした線です。例は日亜鋼業・サクラテック・ワイヤーテクノの亜鉛めっき鉄線と、サクラテックの有刺鉄線です
  • 被覆鉄線は、樹脂や塗料で覆った線です。例はトワロンの iRワイヤと PVCワイヤ、日亜鋼業のニューサンカラーワイヤーです

番手と線径

  • 鉄線の太さは番手で呼び、数字が大きいほど細くなります
  • 佐藤製線所の表では、#8は4.0mm、#10は3.2mm、#12は2.6mmです
  • 細い側は、#14が2.0mm、#16が1.6mm、#18が1.2mmです

亜鉛めっき鉄線の種類

  • 2種から7種まであり、数字が大きいほど亜鉛の付着量が多く、さびにくくなります
  • ワイヤーテクノとサクラテックの7種は、付着量が400g/m²以上です
  • Sは軟らかく加工しやすい線、Hは硬く強い線です。ネットフェンスには主にS、メッシュフェンスには主にHを使います
  • サクラテックの表では、GSの引張強さは290〜540N/mm²です

長くもたせたいとき

  • サクラテックの有刺鉄線は、亜鉛付着量300g/m²のS.Sバラ線で約30年、2種で約3年です
  • トワロンの iRワイヤは、公的試験機関で30年以上さびないと認められています
  • 日亜鋼業の亜鉛-アルミニウム-マグネシウム合金めっき鉄線は、亜鉛-アルミニウム合金めっき鉄線の約5倍さびにくい線です
  • 被覆鉄線は、被覆に傷がつくとそこから心線がさびます。張るときに傷をつけないようにします

荷姿と値段

  • 細い線はコイルの丸、太い線はキャリア巻きで出ます
  • 佐藤製線所のなまし鉄線は、線径4.0mmで25kg/丸です。普通鉄線は、線径11.0mmで2000kgと1000kgの荷姿があります
  • 番線は決まった長さに切ったもので、ワイヤーテクノは2.90×700mmから3.10×800mmまで作っています
  • 値段を公式に出しているメーカーは無く、規格・線径・めっきの種類・量を伝えて見積もりを取ります
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