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食品中のヒスタミンの分析や、生化学・薬理の研究に使うヒスタミン試薬を選ぶ、品質管理・研究・購買の担当の方へ

ヒスタミンのメーカー7社比較【2026年】

ヒスタミンは、ヒスチジンからできるアミンで、
食品分析や研究には試薬・標準品として売られています。

ABOUT

ヒスタミンとは

比較表を見る ↓

ヒスタミンとは、アミノ酸のヒスチジンからできるアミンです。
魚が傷むとたまり、アレルギー様の食中毒のもとになります。
分析や研究には、遊離塩基・二塩酸塩・標準品・標準液が
試薬として売られています。別名は2-(4-イミダゾリル⁠)エチルアミンです。

製品の特長

  • 形が3つある遊離塩基・二塩酸塩・標準液
  • 食品分析用の標準品がある含量と乾燥減量を規格で決める
  • 内部標準の標識体もあるLC-MS/MSで使う重水素の品

使うメリット

  • 検量線の基準をそろえられる標準品・標準液で量の根拠をはっきりさせる
  • 量り取りの手間を減らせる1000ppmの標準液を薄めて使う
  • 少量から買える25mg・100mg・1gの小分けがある

選ぶときに注意すること

  1. 研究用試薬は、食品・医薬品・家庭用品として使わない
  2. 遊離塩基と二塩酸塩は分子量が違う。ヒスタミンの量に直して比べる
  3. 二塩酸塩は潮解性がある。ふたを閉めて冷蔵でしまう
  4. 重水素標識体は別の物質。ヒスタミンの検量線には使わない
  5. 純度は、滴定の規格値と表示値・目安の値を同じに見ない

※含量・規格・荷姿・価格は各社の公式の製品ページと規格書(2026-10-28確認)による。価格は税抜。食中毒の説明は厚生労働省「ヒスタミン⁠による食中毒について」による。

LIST

ヒスタミンの比較表

コストは、値段を公開している製品どうしで比べています。値段を出していない製品は「要見積」。

CSV

ヒスタミン8製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

遊離塩基

2製品
セレックバイオテクノロジー株式会社Histamine S3968受容体の実験に少量だけ使う口コミを書く22,000円税別

ヒスタミン受容体の作動薬として案内している研究用の遊離塩基です。純度は99.99%と表示し、25mgの少量で買えます。粉末は-20°Cで3年もちます。

形・用途
遊離塩基
形態
遊離塩基
グレード・⁠⁠⁠用途
研究用
含量・⁠⁠⁠濃度
99.99%
荷姿
25mg
保管・⁠⁠⁠輸送
粉末は-20°Cで3年
CAS RN
51-45-⁠6
分子量
111.15
記載なし
主な規格
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
富士フイルム和光純薬株式会社ヒスタミン 084-00643塩を含まないヒスタミンで試す実験口コミを書く32,300円税抜・希望納入価格

塩酸塩ではない遊離塩基のヒスタミンで、含量は滴定で95.0%以上です。冷蔵でしまい、氷冷で届きます。塩酸塩の分の重さを差し引かずに量れます。

形・用途
遊離塩基
形態
遊離塩基(C5H9N3)
グレード・⁠⁠⁠用途
和光特級
含量・⁠⁠⁠濃度
95.0%⁠⁠⁠以上、滴定
主な規格
水溶状は試験適合
荷姿
1g
保管・⁠⁠⁠輸送
冷蔵、氷冷輸送
CAS RN
51-45-⁠6
分子量
111.15
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

二塩酸塩(一般試薬)

3製品
関東化学株式会社ヒスタミン二塩酸塩 18060-⁠60特級の二塩酸塩を1gで使う試験口コミを書く6,100円税抜

関東化学の鹿特級の二塩酸塩で、純度は97.0%超です。1gで6,100円(税抜)⁠で⁠す⁠。同じ通販画面に並ぶ他社製の品とは別の、関東化学の規格の品です。

形・用途
二塩酸塩(一般試薬)
形態
二塩酸塩(C5H9N3・2HCl)
グレード・⁠⁠⁠用途
鹿特級
含量・⁠⁠⁠濃度
97.0%超、滴定
荷姿
1g
CAS RN
56-92-⁠8
分子量
184.07
記載なし
主な規格・保管・⁠⁠⁠輸送
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社ヒスタミン二塩酸塩 150620050乾燥減量と強熱残分まで決めた品口コミを書く要見積

過塩素酸の滴定で98.5%以上と決めた二塩酸塩です。乾燥減量0.5%以下、強熱残分0.1%以下も規格に入っています。値段は出しておらず、見積もりを取ります。

形・用途
二塩酸塩(一般試薬)
形態
二塩酸塩(C5H11Cl2N3)
グレード・⁠⁠⁠用途
研究用(RUO)
含量・⁠⁠⁠濃度
98.5%以上、過塩素酸滴定
主な規格
乾燥減量0.5%以下(⁠105℃⁠)、強熱残分0.1%⁠⁠⁠以下
荷姿
5g、ガラス瓶
CAS RN
56-92-⁠8
分子量
184.06
記載なし
保管・⁠⁠⁠輸送
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
ナカライテスク株式会社ヒスタミン二塩酸塩 18112-⁠61特級の二塩酸塩を1gで手早くそろえる口コミを書く2,970円税抜・⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠定価

ナカライ規格特級の二塩酸塩で、純度は98.0%以上です。1gで2,970円(税抜)と⁠、値段を出している二塩酸塩の1gでいちばん安い値段です。冷蔵でしまいます。

形・用途
二塩酸塩(一般試薬)
形態
二塩酸塩(C5H9N3・2HCl)
グレード・⁠⁠⁠用途
ナカライ規格特級
含量・⁠⁠⁠濃度
98.0%⁠⁠⁠以上、滴定
荷姿
1g
保管・⁠⁠⁠輸送
冷蔵
CAS RN
56-92-⁠8
分子量
184.07
記載なし
主な規格
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

標準品・標準液(分析用)

3製品
株式会社島津ジーエルシーヒスタミン-d4二塩酸塩 C10965LC-MS/MSでの内部標準口コミを書く要見積

水素を重水素に置き換えた標識体で、ヒスタミンそのものとは別の物質です。同位体濃縮は98% 2H以上で、質量分析の内部標準に使います。容量は1mgから100mgまでの5つから選びます。

形・用途
標準品・標準液(分析用)
形態
二塩酸塩、[2H4]標識体
グレード・⁠⁠⁠用途
安定同位体標準物質
含量・⁠⁠⁠濃度
98.00%(目安)
主な規格
同位体濃縮98% 2H以上
荷姿
1mg、5mg、10mg、25mg、100mg
CAS RN
344299-48-⁠5
分子量
188.09
記載なし
保管・⁠⁠⁠輸送
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
林純薬工業株式会社ヒスタミン標準液 44012953量らずに薄めて使う1000ppmの液口コミを書く11,000円税抜・希望納入価格

ヒスタミンとして1mg/mL(1000ppm)に合わせた標準液です。粉を量り取らずに、薄めて検量線を作れます。常温でしまえ、100mLで11,000円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

形・用途
標準品・標準液(分析用)
形態
標準液
グレード・⁠⁠⁠用途
GR
含量・⁠⁠⁠濃度
ヒスタミンとして1mg/mL(1000ppm)
荷姿
100mL
保管・⁠⁠⁠輸送
常温、常温輸送
記載なし
主な規格・CAS RN・分子量
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
富士フイルム和光純薬株式会社ヒスタミン二塩酸塩標準品 081-09151魚などの食品中ヒスタミンの定量口コミを書く17,000円税抜・希望納入価格

食品分析用と名乗る二塩酸塩の標準品で、含量は98.0%以上です。乾燥減量も2.0%以下と決めています。量り取って検量線の標準液を作ります。

形・用途
標準品・標準液(分析用)
形態
二塩酸塩(C5H9N3・2HCl)
グレード・⁠⁠⁠用途
食品分析用
含量・⁠⁠⁠濃度
98.0%⁠⁠⁠以上、滴定
主な規格
乾燥減量2.0%以下(⁠105℃⁠)
荷姿
100mg
保管・⁠⁠⁠輸送
冷蔵、氷冷輸送
CAS RN
56-92-⁠8
分子量
184.07
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

遊離塩基2製品

セレックバイオテクノロジー株式会社

Histamine S3968

受容体の実験に少量だけ使う

ヒスタミン受容体の作動薬として案内している研究用の遊離塩基です。純度は99.99%と表示し、25mgの少量で買えます。粉末は-20°Cで3年もちます。

コスト22,000円税別

形・用途
遊離塩基
形態
遊離塩基
グレード・⁠⁠⁠用途
研究用
含量・⁠⁠⁠濃度
99.99%
荷姿
25mg
保管・⁠⁠⁠輸送
粉末は-20°Cで3年
CAS RN
51-45-⁠6
分子量
111.15
記載なし
主な規格
公式ページへ
富士フイルム和光純薬株式会社

ヒスタミン 084-00643

塩を含まないヒスタミンで試す実験

塩酸塩ではない遊離塩基のヒスタミンで、含量は滴定で95.0%以上です。冷蔵でしまい、氷冷で届きます。塩酸塩の分の重さを差し引かずに量れます。

コスト32,300円税抜・希望納入価格

形・用途
遊離塩基
形態
遊離塩基(C5H9N3)
グレード・⁠⁠⁠用途
和光特級
含量・⁠⁠⁠濃度
95.0%⁠⁠⁠以上、滴定
主な規格
水溶状は試験適合
荷姿
1g
保管・⁠⁠⁠輸送
冷蔵、氷冷輸送
CAS RN
51-45-⁠6
分子量
111.15
公式ページへ

二塩酸塩(一般試薬)3製品

関東化学株式会社

ヒスタミン二塩酸塩 18060-⁠60

特級の二塩酸塩を1gで使う試験

関東化学の鹿特級の二塩酸塩で、純度は97.0%超です。1gで6,100円(税抜)⁠で⁠す⁠。同じ通販画面に並ぶ他社製の品とは別の、関東化学の規格の品です。

コスト6,100円税抜

形・用途
二塩酸塩(一般試薬)
形態
二塩酸塩(C5H9N3・2HCl)
グレード・⁠⁠⁠用途
鹿特級
含量・⁠⁠⁠濃度
97.0%超、滴定
荷姿
1g
CAS RN
56-92-⁠8
分子量
184.07
記載なし
主な規格・保管・⁠⁠⁠輸送
公式ページへ
サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社

ヒスタミン二塩酸塩 150620050

乾燥減量と強熱残分まで決めた品

過塩素酸の滴定で98.5%以上と決めた二塩酸塩です。乾燥減量0.5%以下、強熱残分0.1%以下も規格に入っています。値段は出しておらず、見積もりを取ります。

コスト要見積

形・用途
二塩酸塩(一般試薬)
形態
二塩酸塩(C5H11Cl2N3)
グレード・⁠⁠⁠用途
研究用(RUO)
含量・⁠⁠⁠濃度
98.5%以上、過塩素酸滴定
主な規格
乾燥減量0.5%以下(⁠105℃⁠)、強熱残分0.1%⁠⁠⁠以下
荷姿
5g、ガラス瓶
CAS RN
56-92-⁠8
分子量
184.06
記載なし
保管・⁠⁠⁠輸送
公式ページへ
ナカライテスク株式会社

ヒスタミン二塩酸塩 18112-⁠61

特級の二塩酸塩を1gで手早くそろえる

ナカライ規格特級の二塩酸塩で、純度は98.0%以上です。1gで2,970円(税抜)と⁠、値段を出している二塩酸塩の1gでいちばん安い値段です。冷蔵でしまいます。

コスト2,970円税抜・⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠定価

形・用途
二塩酸塩(一般試薬)
形態
二塩酸塩(C5H9N3・2HCl)
グレード・⁠⁠⁠用途
ナカライ規格特級
含量・⁠⁠⁠濃度
98.0%⁠⁠⁠以上、滴定
荷姿
1g
保管・⁠⁠⁠輸送
冷蔵
CAS RN
56-92-⁠8
分子量
184.07
記載なし
主な規格
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標準品・標準液(分析用)3製品

株式会社島津ジーエルシー

ヒスタミン-d4二塩酸塩 C10965

LC-MS/MSでの内部標準

水素を重水素に置き換えた標識体で、ヒスタミンそのものとは別の物質です。同位体濃縮は98% 2H以上で、質量分析の内部標準に使います。容量は1mgから100mgまでの5つから選びます。

コスト要見積

形・用途
標準品・標準液(分析用)
形態
二塩酸塩、[2H4]標識体
グレード・⁠⁠⁠用途
安定同位体標準物質
含量・⁠⁠⁠濃度
98.00%(目安)
主な規格
同位体濃縮98% 2H以上
荷姿
1mg、5mg、10mg、25mg、100mg
CAS RN
344299-48-⁠5
分子量
188.09
記載なし
保管・⁠⁠⁠輸送
公式ページへ
林純薬工業株式会社

ヒスタミン標準液 44012953

量らずに薄めて使う1000ppmの液

ヒスタミンとして1mg/mL(1000ppm)に合わせた標準液です。粉を量り取らずに、薄めて検量線を作れます。常温でしまえ、100mLで11,000円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

コスト11,000円税抜・希望納入価格

形・用途
標準品・標準液(分析用)
形態
標準液
グレード・⁠⁠⁠用途
GR
含量・⁠⁠⁠濃度
ヒスタミンとして1mg/mL(1000ppm)
荷姿
100mL
保管・⁠⁠⁠輸送
常温、常温輸送
記載なし
主な規格・CAS RN・分子量
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富士フイルム和光純薬株式会社

ヒスタミン二塩酸塩標準品 081-09151

魚などの食品中ヒスタミンの定量

食品分析用と名乗る二塩酸塩の標準品で、含量は98.0%以上です。乾燥減量も2.0%以下と決めています。量り取って検量線の標準液を作ります。

コスト17,000円税抜・希望納入価格

形・用途
標準品・標準液(分析用)
形態
二塩酸塩(C5H9N3・2HCl)
グレード・⁠⁠⁠用途
食品分析用
含量・⁠⁠⁠濃度
98.0%⁠⁠⁠以上、滴定
主な規格
乾燥減量2.0%以下(⁠105℃⁠)
荷姿
100mg
保管・⁠⁠⁠輸送
冷蔵、氷冷輸送
CAS RN
56-92-⁠8
分子量
184.07
公式ページへ
Q&A

ヒスタミン選びで、よくある疑問

購買担当の疑問ヒスタミン試薬の価格はいくら?

二塩酸塩の1gは、ナカライテスクの18112-61が2,970円、関東化学の18060-60が6,100円です(税抜)。食品分析用の標準品は、富士フイルム和光純薬の081-09151が100mgで17,000円、林純薬工業の1000ppm標準液が100mLで11,000円です。Thermo Fisherと島津ジーエルシーの品は見積もりです。

設備担当の疑問ヒスタミンとヒスタミン二塩酸塩の違いは?

遊離塩基のヒスタミンはCAS RN 51-45-6で分子量111.15、二塩酸塩は56-92-8で分子量184.07です。同じ重さでもヒスタミンの量が違うので、分子量で直してから溶かします。和光の遊離塩基084-00643はアルゴンを封入して冷蔵で届きます。

工場長の疑問食品分析用の標準品と一般の試薬の違いは?

和光の食品分析用の標準品081-09151は含量98.0%以上、乾燥減量2.0%以下です。同じ会社の和光特級の二塩酸塩081-03551は含量97.0%以上、乾燥減量3.0%以下で、決めている値が違います。食品中のヒスタミンを定量するなら、分析法が指定する標準品をそろえます。

設備担当の疑問ヒスタミン標準液(1000ppm)は何に使う?

林純薬工業のヒスタミン標準液44012953は、ヒスタミンとして1mg/mL(1000ppm)に合わせた液です。粉を量り取らずに薄めて検量線を作れます。100mLで常温でしまえます。

工場長の疑問LC-MS/MSの内部標準に使えるヒスタミンは?

島津ジーエルシーのC10965は、水素を重水素に置き換えたヒスタミン二塩酸塩です。同位体濃縮は98% 2H以上で、CAS RNは344299-48-5とふつうのヒスタミンと別です。容量は1mg・5mg・10mg・25mg・100mgから選びます。

総務の疑問ヒスタミンがたまる食べ物は?サバなどの魚で起こるヒスタミン食中毒とは?

厚生労働省によると、ヒスタミン食中毒は、ヒスタミンが高濃度にたまった魚とその加工品を食べて起きる、アレルギー様の食中毒です。和光の解説では、サバなどの赤身魚に多いアミノ酸のヒスチジンに酵素が働いてヒスタミンができます。

施設管理の疑問ヒスタミンは加熱すれば分解される?

分解されません。厚生労働省は、一度できたヒスタミンは調理の加熱では分解されないと書いています。10℃で冷やしていても、長く置くと増えることがあるので、とった時から温度を管理します。

工場長の疑問ヒスタミンの検査キットと試薬の違いは?

検査キットは、魚の中のヒスタミンの量をはかる道具です。キッコーマンバイオケミファのチェックカラー ヒスタミンは酵素で測り、反応時間は15分です。このページの試薬は、ヒスタミンそのものの粉や液で、分析の基準や研究の材料に使います。

施設管理の疑問ヒスタミン試薬の保管方法は?

和光の084-00643と081-09151は冷蔵で、氷冷で届きます。ナカライテスクの18112-61も冷蔵、林純薬工業の標準液は常温です。Selleckの遊離塩基S3968は粉末を-20°Cで3年もちます。

工場長の疑問純度の数字は、そのまま比べられる?

そのままは比べません。Thermo Fisherの150620050は過塩素酸の滴定で98.5%以上という規格値、SelleckのS3968の99.99%は製品ページの表示値、島津ジーエルシーのC10965の98.00%は目安の値です。測り方と、規格か表示値かを確かめてから選びます。

購買担当の疑問少量だけ買える品はある?

SelleckのS3968は25mgで22,000円(税別)⁠で⁠す⁠。和光は遊離塩基を100mgの088-00641で6,700円、標準品081-09151を100mgで17,000円で出しています⁠(税抜)。

総務の疑問研究用のヒスタミン試薬を食品や薬に使える?

使えません。富士フイルム和光純薬は、試薬は試験・研究用で、医薬品・食品・家庭用品としては使えないと書いています。このページの品は、分析の基準や研究の材料に使う試薬です。

TYPES

ヒスタミンの形・用途の違い

ボタンを押すと、表がその形・用途の製品だけになります。

遊離塩基

塩を含まないヒスタミンそのものです。分子量は111.15で、量った重さがそのままヒスタミンの量になります。和光の品はアルゴンを封入し、冷蔵で届きます。

向いている使い方

  • 塩を含まない形で試したい実験
  • 受容体を調べる研究
  • 少量だけ使う試験

根拠:和光の遊離塩基ヒスタミン084-00643はCAS RN 51-45-6で、アルゴンを封入しています。(出典2)

この形・用途の2製品を表で見る

二塩酸塩(一般試薬)

塩酸と塩にした、ふつうに使うヒスタミン試薬です。分子量は184.07で、溶かすときはヒスタミンの量に直します。特級の品は純度97.0%から98.5%以上で、会社ごとに測り方が違います。

向いている使い方

  • 試験用の溶液を作る
  • 薬理・生理の研究
  • 値段を比べて買う定番の試薬

根拠:ナカライテスクのヒスタミン二塩酸塩18112-61はナカライ規格特級で、純度は98.0%以上です。(出典8)

この形・用途の3製品を表で見る

標準品・標準液(分析用)

食品中のヒスタミンを定量するときの基準に使う品です。量り取る標準品、薄めて使う1000ppmの標準液、LC-MS/MSの内部標準に使う重水素標識体があります。

向いている使い方

  • 魚・加工品のヒスタミン定量
  • 検量線を作る
  • LC-MS/MSの内部標準

根拠:和光のヒスタミン二塩酸塩標準品081-09151は食品分析用で、含量98.0%以上です。(出典3)

この形・用途の3製品を表で見る
MAKERS

ヒスタミンの主なメーカー7社

ヒスタミンの主なメーカーは、次の7社です。社名を押すと、その会社のページ(ほかの製品と所在地)に移ります。

関東化学株式会社

関東化学の鹿特級の二塩酸塩で、純度は97.0%超です。

東京都

サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社

過塩素酸の滴定で98.5%以上と決めた二塩酸塩です。

東京都

株式会社島津ジーエルシー

水素を重水素に置き換えた標識体で、ヒスタミンそのものとは別の物質です。

東京都

セレックバイオテクノロジー株式会社

ヒスタミン受容体の作動薬として案内している研究用の遊離塩基です。

神奈川県

ナカライテスク株式会社

ナカライ規格特級の二塩酸塩で、純度は98.0%以上です。

京都府

林純薬工業株式会社

ヒスタミンとして1mg/mL(1000ppm)に合わせた標準液です。

大阪府

富士フイルム和光純薬株式会社

塩酸塩ではない遊離塩基のヒスタミンで、含量は滴定で95.0%以上です。

大阪府

この比較表のデータ:CSV・JSON(出典を明記すれば引用できます)

掲載基準と並び順

掲載基準:ヒスタミン(遊離塩基・CAS RN 51-45-6)とヒスタミン二塩酸塩(CAS RN 56-92-8)、その標準液、分析の内部標準に使う重水素標識体で、試験研究・食品分析に使う現行の試薬を載せています。メーカーの自社ブランドの試薬に限り、海外ブランドは自社グループの日本法人が売る品だけにしました。1社1〜2製品とし、品番・グレード・含量又は濃度・荷姿を区別しています。同じヒスタミンでも、遊離塩基・二塩酸塩・標準液・標識体は別の品として扱います。食品検査用の測定キット(酵素法など)、医薬品、サプリ、家庭用品、販売店が売る他社製品(関東化学⁠のCica-Webに並ぶThermo Fisher Scientific製の品、富士フイルム和光純薬が売る海外の他社ブランド品など⁠)⁠、販売終了品、中古品は除きます。東京化成工業とメルク(シグマアルドリッチ)は公式の製品ページがこちらから開けず、MedChemExpressは国内の販売を代理店が受け持つため載せていません。タウリン・グリシンなど、ほかの化学品の比較とは物質とCAS RNで線を引いています。並びは区分ごとに会社の五十音順です。

並び順:形・用途ごとに分け、その中はメーカー名の五十音順です。おすすめ順ではなく、掲載料で順番は変えません。

ヒスタミンを作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

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