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板金・プレス・電機・建築の部材に、亜鉛めっき鋼板(溶融亜鉛めっき・電気亜鉛めっき・ZAMなどの高耐食めっき)を選ぶ、設計・資材・購買の担当の方へ

亜鉛めっき鋼板のメーカー7社比較【2026年】

亜鉛めっき鋼板は、鋼板に亜鉛を
めっきして、さびを防ぐ鋼板です。

ABOUT

亜鉛めっき鋼板とは

比較表を見る ↓

亜鉛めっき鋼板とは、鋼板の表面に亜鉛、または亜鉛を主にした合金を
めっきした、さびに強い鋼板です。
溶けた亜鉛に通す溶融亜鉛めっきと、
電気で付ける電気亜鉛めっきがあり、
溶融亜鉛めっき鋼板はトタン・亜鉛鉄板とも呼びます。

製品の特長

  • 傷や切り口は亜鉛が先に溶けて鉄を守る(犠牲防食作用)
  • めっき付着量が多いほど赤さびが出るまで長い(JFE鋼板の資料)
  • アルミ・マグネシウム入りはさらにさびに強い(ZAMは溶融亜鉛めっきの10〜20倍)

使うメリット

  • 部材にしてからの後めっき・後塗装を省ける(めっき済みの板から作る)
  • 曲げ・プレス・溶接など加工がしやすい(めっきが板に密着している)
  • 電気亜鉛めっきは表面がきれいで、塗装の下地によく使う(付着量を電気量で決める)

選ぶときに注意すること

  1. スポット溶接は、裸の鋼板より電流を高く、通電を長めにする
  2. 白さびを抑える化成処理の種類(クロメートフリーなど)を指定する
  3. 板厚・板幅の製造範囲は、鋼種・めっき・製造拠点で変わる
  4. 高耐食めっきでも、海岸・畜舎など使う場所で寿命が変わる

※犠牲防食と付着量の関係はJFE鋼板、ZAMの耐食性は日本製鉄、溶接の条件は神戸製鋼所、仕様は各メーカーの公式資料による。

LIST

亜鉛めっき鋼板の比較表

亜鉛めっき鋼板10製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

溶融亜鉛めっき

3製品
東京製鐵株式会社溶融亜鉛めっきコイル ジンク・アロイ熱延原板の厚めの部材口コミを書く要見積

熱延鋼板にめっきする溶融亜鉛めっきコイルで、亜鉛のままのジンクと、加熱して合金化したアロイの2種類があります。2023年12月でクロメート処理品の製造をやめ、クロメートフリー処理に切り替えました。合金化したアロイは塗装の下地に向きます。

めっきの方式
溶融亜鉛めっき
めっきの組成
亜鉛(ジンク)、合金化亜鉛(アロイ)
化成処理
クロメートフリー処理
原板
熱延原板
規格
JIS G 3302(SGHC、SGH340、SGH400ほか)
主な用途
自動車、電機、容器、建築
記載なし
めっき付着量・板厚・板幅
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
日鉄鋼板株式会社溶融亜鉛めっき鋼板 ニスクジンク屋根・雨樋・空調機材の材料口コミを書く要見積

連続亜鉛めっき設備で作る、平らで厚みのばらつきが少ない溶融亜鉛めっき鋼板です。めっき付着量はZ08〜Z27から選べます。一般用SGCCは板厚0.25〜1.6mm、板幅は船橋地区で1,320mmまで作れます。

めっきの方式
溶融亜鉛めっき
めっきの組成
亜鉛
めっき付着量
Z08〜Z27
板厚
0.25〜1.6mm(SGCC)
板幅
610〜1,320mm
化成処理
一般クロメート処理、無処理
原板
冷延原板
規格
JIS G 3302(SGCC、SGCDほか)
主な用途
屋根材、雨樋、空調設備、デッキプレート
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
株式会社ヨドコウ溶融亜鉛めっき鋼板 ヨドジンクエコグリーン成形・加工する一般用の材料口コミを書く要見積

六価クロムを含まないクロメートフリー処理で、クロメート処理と同等以上の耐食性を出した溶融亜鉛めっき鋼板です。めっき付着量は最大Z27、冷延原板の板厚は0.25〜2.30mmです。絞り用や高強度一般用の鋼種もそろえています。

めっきの方式
溶融亜鉛めっき
めっきの組成
亜鉛
めっき付着量
最大Z27(275g/m²)
板厚
0.25〜2.30mm(冷延原板)
化成処理
クロメートフリー処理、クロメート処理
原板
冷延原板、熱延原板
規格
SGCC、SGHCほか(JIS規格)
主な用途
一般用、絞り用、高強度一般用
記載なし
板幅
公式ページへ詳細・仕様

電気亜鉛めっき

2製品
株式会社神戸製鋼所電気亜鉛めっき鋼板 コーベジンク家電・自動車の塗装下地口コミを書く要見積

神戸製鋼所が1998年に世界で初めてクロメートフリー化した電気亜鉛めっき鋼板の系列です。めっきは片面30g/m²以下の薄めっきで、りん酸塩・耐指紋性・潤滑性などの皮膜を選べます。今は全ての亜鉛めっき鋼板をクロメートフリーで出しています。

めっきの方式
電気亜鉛めっき
めっきの組成
亜鉛
めっき付着量
片面30g/m²以下
化成処理
りん酸塩皮膜、耐指紋性皮膜、潤滑性皮膜
規格
JIS G 3313
主な用途
自動車、家電、土木・建築
記載なし
板厚・板幅・原板
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
JFEスチール株式会社電気亜鉛めっき鋼板 JFE エクセルジンク家電・事務機器の外板、塗装下地口コミを書く要見積

電気めっきで亜鉛を薄く均一に付けた鋼板で、表面がきれいで塗装や加工に向きます。めっき付着量は3〜40g/m²、板幅は600〜1,850mmまで作れます。りん酸亜鉛や耐指紋処理など、クロメートフリーの皮膜を用途で選べます。

めっきの方式
電気亜鉛めっき
めっきの組成
亜鉛(純亜鉛めっき)
めっき付着量
3〜40g/m²
板厚
0.3〜3.2mm
板幅
600〜1,850mm
化成処理
無処理、りん酸亜鉛処理、耐指紋処理
原板
熱延原板、冷延原板
規格
JIS G 3313(SECCほか)
主な用途
配電盤、事務機器、家電、自動車
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)

高耐食めっき(亜鉛-アルミ-マグネシウム系)

5製品
株式会社神戸製鋼所亜鉛-アルミ-マグネシウム合金めっき鋼板 KOBEMAG屋外の構造部材・後めっきの代わり口コミを書く要見積

亜鉛にアルミ6%・マグネシウム3%を加えた溶融めっきで、平面も切り口もさびに強い鋼板です。めっき付着量はK06〜K35から選べ、JIS G 3323と神鋼規格の両方で作ります。熱延原板と冷延原板のどちらでも作れます。

めっきの方式
高耐食めっき(亜鉛-アルミ-マグネシウム系)
めっきの組成
亜鉛-6%アルミニウム-3%マグネシウム
めっき付着量
K06〜K35
原板
熱延原板、冷延原板
規格
JIS G 3323、神鋼規格
記載なし
板厚・板幅・化成処理・主な用途
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
JFE鋼板株式会社亜鉛-5%アルミ合金めっき鋼板 JFE エコガル建築金物・ケーブルラック口コミを書く要見積

溶接の邪魔になる元素が少なく、溶接しやすい亜鉛-5%アルミ系のめっき鋼板です。めっきが柔らかく、曲げても割れが入りにくい性質です。建築基準法の国土交通大臣認定(機械的性質・溶接特性)を取っています。

めっきの方式
高耐食めっき(亜鉛-アルミ-マグネシウム系)
めっきの組成
亜鉛-5%アルミニウム合金、微量マグネシウム・ニッケル添加
規格
JIS G 3317
主な用途
建築金物、鋼製ケーブルラック
記載なし
めっき付着量・板厚・板幅・化成処理・原板
公式ページへ詳細・仕様
JFEスチール株式会社高耐食性溶融めっき鋼板 エコガルNeo畜舎・酸性雨など厳しい場所の部材口コミを書く要見積

亜鉛-5%アルミのめっきに微量のマグネシウムとニッケルを加え、溶融亜鉛めっき鋼板よりさびに強くした鋼板です。溶接と曲げ加工は溶融亜鉛めっき鋼板と同じ感覚で扱えます。酸にもアルカリにも強く、畜舎や堆肥舎にも使えます。

めっきの方式
高耐食めっき(亜鉛-アルミ-マグネシウム系)
めっきの組成
亜鉛-5%アルミニウム-微量マグネシウム・ニッケル
板厚
0.3〜3.2mm
板幅
620〜1,285mm
化成処理
クロメートフリー(無機系EX、有機系EN)
原板
冷延原板、熱延原板
規格
JIS 溶融亜鉛-5%アルミニウム合金めっき規格(SZA)、JFE規格
主な用途
建築金物、PV用架台、道路・住宅設備
記載なし
めっき付着量
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
日本製鉄株式会社高耐食めっき鋼板 ZAM後めっきの代わり、屋外の構造部材口コミを書く要見積

亜鉛にアルミ6%・マグネシウム3%を加えためっきで、溶融亜鉛めっき鋼板より格段にさびに強い鋼板です。日本製鉄の資料では、耐食性は溶融亜鉛めっき鋼板の10〜20倍です。板厚は拠点ごとに0.2〜6.0mmの範囲で作っています。

めっきの方式
高耐食めっき(亜鉛-アルミ-マグネシウム系)
めっきの組成
亜鉛-6%アルミニウム-3%マグネシウム
めっき付着量
K06〜K35
板厚
0.2〜6.0mm(拠点で異なる)
化成処理
有機系クロメートフリー特殊処理ほか
原板
熱延原板、冷延原板
規格
JIS G 3323
記載なし
板幅・主な用途
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
日本製鉄株式会社高耐食めっき鋼板 スーパーダイマ後めっき・後塗装を省きたい部材口コミを書く要見積

アルミを約11%まで増やし、微量のシリコンも加えためっきで、切り口や加工した所までさびを抑える鋼板です。部材にしてからの後めっきや後塗装を省けるので、工程と納期を詰められます。屋外で長く使った現場の調査例も公開しています。

めっきの方式
高耐食めっき(亜鉛-アルミ-マグネシウム系)
めっきの組成
亜鉛-約11%アルミニウム-約3%マグネシウム-微量シリコン
主な用途
後めっき・後塗装の代わり
記載なし
めっき付着量・板厚・板幅・化成処理・原板・規格
公式ページへ詳細・仕様

溶融亜鉛めっき3製品

東京製鐵株式会社

溶融亜鉛めっきコイル ジンク・アロイ

熱延原板の厚めの部材

熱延鋼板にめっきする溶融亜鉛めっきコイルで、亜鉛のままのジンクと、加熱して合金化したアロイの2種類があります。2023年12月でクロメート処理品の製造をやめ、クロメートフリー処理に切り替えました。合金化したアロイは塗装の下地に向きます。

コスト要見積

めっきの方式
溶融亜鉛めっき
めっきの組成
亜鉛(ジンク)、合金化亜鉛(アロイ)
化成処理
クロメートフリー処理
原板
熱延原板
規格
JIS G 3302(SGHC、SGH340、SGH400ほか)
主な用途
自動車、電機、容器、建築
記載なし
めっき付着量・板厚・板幅
公式ページへ
日鉄鋼板株式会社

溶融亜鉛めっき鋼板 ニスクジンク

屋根・雨樋・空調機材の材料

連続亜鉛めっき設備で作る、平らで厚みのばらつきが少ない溶融亜鉛めっき鋼板です。めっき付着量はZ08〜Z27から選べます。一般用SGCCは板厚0.25〜1.6mm、板幅は船橋地区で1,320mmまで作れます。

コスト要見積

めっきの方式
溶融亜鉛めっき
めっきの組成
亜鉛
めっき付着量
Z08〜Z27
板厚
0.25〜1.6mm(SGCC)
板幅
610〜1,320mm
化成処理
一般クロメート処理、無処理
原板
冷延原板
規格
JIS G 3302(SGCC、SGCDほか)
主な用途
屋根材、雨樋、空調設備、デッキプレート
公式ページへ
株式会社ヨドコウ

溶融亜鉛めっき鋼板 ヨドジンクエコグリーン

成形・加工する一般用の材料

六価クロムを含まないクロメートフリー処理で、クロメート処理と同等以上の耐食性を出した溶融亜鉛めっき鋼板です。めっき付着量は最大Z27、冷延原板の板厚は0.25〜2.30mmです。絞り用や高強度一般用の鋼種もそろえています。

コスト要見積

めっきの方式
溶融亜鉛めっき
めっきの組成
亜鉛
めっき付着量
最大Z27(275g/m²)
板厚
0.25〜2.30mm(冷延原板)
化成処理
クロメートフリー処理、クロメート処理
原板
冷延原板、熱延原板
規格
SGCC、SGHCほか(JIS規格)
主な用途
一般用、絞り用、高強度一般用
記載なし
板幅
公式ページへ

電気亜鉛めっき2製品

株式会社神戸製鋼所

電気亜鉛めっき鋼板 コーベジンク

家電・自動車の塗装下地

神戸製鋼所が1998年に世界で初めてクロメートフリー化した電気亜鉛めっき鋼板の系列です。めっきは片面30g/m²以下の薄めっきで、りん酸塩・耐指紋性・潤滑性などの皮膜を選べます。今は全ての亜鉛めっき鋼板をクロメートフリーで出しています。

コスト要見積

めっきの方式
電気亜鉛めっき
めっきの組成
亜鉛
めっき付着量
片面30g/m²以下
化成処理
りん酸塩皮膜、耐指紋性皮膜、潤滑性皮膜
規格
JIS G 3313
主な用途
自動車、家電、土木・建築
記載なし
板厚・板幅・原板
公式ページへ
JFEスチール株式会社

電気亜鉛めっき鋼板 JFE エクセルジンク

家電・事務機器の外板、塗装下地

電気めっきで亜鉛を薄く均一に付けた鋼板で、表面がきれいで塗装や加工に向きます。めっき付着量は3〜40g/m²、板幅は600〜1,850mmまで作れます。りん酸亜鉛や耐指紋処理など、クロメートフリーの皮膜を用途で選べます。

コスト要見積

めっきの方式
電気亜鉛めっき
めっきの組成
亜鉛(純亜鉛めっき)
めっき付着量
3〜40g/m²
板厚
0.3〜3.2mm
板幅
600〜1,850mm
化成処理
無処理、りん酸亜鉛処理、耐指紋処理
原板
熱延原板、冷延原板
規格
JIS G 3313(SECCほか)
主な用途
配電盤、事務機器、家電、自動車
公式ページへ

高耐食めっき(亜鉛-アルミ-マグネシウム系)5製品

株式会社神戸製鋼所

亜鉛-アルミ-マグネシウム合金めっき鋼板 KOBEMAG

屋外の構造部材・後めっきの代わり

亜鉛にアルミ6%・マグネシウム3%を加えた溶融めっきで、平面も切り口もさびに強い鋼板です。めっき付着量はK06〜K35から選べ、JIS G 3323と神鋼規格の両方で作ります。熱延原板と冷延原板のどちらでも作れます。

コスト要見積

めっきの方式
高耐食めっき(亜鉛-アルミ-マグネシウム系)
めっきの組成
亜鉛-6%アルミニウム-3%マグネシウム
めっき付着量
K06〜K35
原板
熱延原板、冷延原板
規格
JIS G 3323、神鋼規格
記載なし
板厚・板幅・化成処理・主な用途
公式ページへ
JFE鋼板株式会社

亜鉛-5%アルミ合金めっき鋼板 JFE エコガル

建築金物・ケーブルラック

溶接の邪魔になる元素が少なく、溶接しやすい亜鉛-5%アルミ系のめっき鋼板です。めっきが柔らかく、曲げても割れが入りにくい性質です。建築基準法の国土交通大臣認定(機械的性質・溶接特性)を取っています。

コスト要見積

めっきの方式
高耐食めっき(亜鉛-アルミ-マグネシウム系)
めっきの組成
亜鉛-5%アルミニウム合金、微量マグネシウム・ニッケル添加
規格
JIS G 3317
主な用途
建築金物、鋼製ケーブルラック
記載なし
めっき付着量・板厚・板幅・化成処理・原板
公式ページへ
JFEスチール株式会社

高耐食性溶融めっき鋼板 エコガルNeo

畜舎・酸性雨など厳しい場所の部材

亜鉛-5%アルミのめっきに微量のマグネシウムとニッケルを加え、溶融亜鉛めっき鋼板よりさびに強くした鋼板です。溶接と曲げ加工は溶融亜鉛めっき鋼板と同じ感覚で扱えます。酸にもアルカリにも強く、畜舎や堆肥舎にも使えます。

コスト要見積

めっきの方式
高耐食めっき(亜鉛-アルミ-マグネシウム系)
めっきの組成
亜鉛-5%アルミニウム-微量マグネシウム・ニッケル
板厚
0.3〜3.2mm
板幅
620〜1,285mm
化成処理
クロメートフリー(無機系EX、有機系EN)
原板
冷延原板、熱延原板
規格
JIS 溶融亜鉛-5%アルミニウム合金めっき規格(SZA)、JFE規格
主な用途
建築金物、PV用架台、道路・住宅設備
記載なし
めっき付着量
公式ページへ
日本製鉄株式会社

高耐食めっき鋼板 ZAM

後めっきの代わり、屋外の構造部材

亜鉛にアルミ6%・マグネシウム3%を加えためっきで、溶融亜鉛めっき鋼板より格段にさびに強い鋼板です。日本製鉄の資料では、耐食性は溶融亜鉛めっき鋼板の10〜20倍です。板厚は拠点ごとに0.2〜6.0mmの範囲で作っています。

コスト要見積

めっきの方式
高耐食めっき(亜鉛-アルミ-マグネシウム系)
めっきの組成
亜鉛-6%アルミニウム-3%マグネシウム
めっき付着量
K06〜K35
板厚
0.2〜6.0mm(拠点で異なる)
化成処理
有機系クロメートフリー特殊処理ほか
原板
熱延原板、冷延原板
規格
JIS G 3323
記載なし
板幅・主な用途
公式ページへ
日本製鉄株式会社

高耐食めっき鋼板 スーパーダイマ

後めっき・後塗装を省きたい部材

アルミを約11%まで増やし、微量のシリコンも加えためっきで、切り口や加工した所までさびを抑える鋼板です。部材にしてからの後めっきや後塗装を省けるので、工程と納期を詰められます。屋外で長く使った現場の調査例も公開しています。

コスト要見積

めっきの方式
高耐食めっき(亜鉛-アルミ-マグネシウム系)
めっきの組成
亜鉛-約11%アルミニウム-約3%マグネシウム-微量シリコン
主な用途
後めっき・後塗装の代わり
記載なし
めっき付着量・板厚・板幅・化成処理・原板・規格
公式ページへ
Q&A

亜鉛めっき鋼板選びで、よくある疑問

購買担当の疑問亜鉛めっき鋼板の価格は、いくら?

このページの10製品は、どれも値段を公式に出していません。めっきの種類・付着量・板厚・板幅・化成処理・数量を伝えて、メーカーか販売店に見積もりを取ります。コイルか切板かでも変わるので、先に決めておきます。

設備担当の疑問溶融亜鉛めっきと電気亜鉛めっきの違いは?

溶融亜鉛めっきは溶けた亜鉛の槽に通す方式で、ニスクジンクはZ08〜Z27と厚く付けられます。電気亜鉛めっきはめっき液の中で電気を流して付け、エクセルジンクは3〜40g/m²、コーベジンクは片面30g/m²以下の薄いめっきです。屋外や湿気のある所は溶融、塗装する家電の外板は電気、と使い分けます。

設備担当の疑問ZAM・スーパーダイマと普通の亜鉛めっき鋼板の違いは?

ZAMは亜鉛にアルミ6%・マグネシウム3%を足しためっきで、日本製鉄の資料では溶融亜鉛めっき鋼板の10〜20倍の耐食性です。スーパーダイマはアルミ約11%・マグネシウム約3%に微量のシリコンを足しています。神戸製鋼所のKOBEMAGもZAMと同じ亜鉛-6%アルミ-3%マグネシウムです。

工場長の疑問ガルバリウム鋼板(GL鋼板)⁠と⁠の違いは?

ガルバリウム鋼板は、めっきの半分以上がアルミのアルミ・亜鉛合金めっき鋼板で、屋根・外壁によく使います。このページの品は亜鉛が主のめっきで、傷や切り口を亜鉛が先に溶けて守る働きが強く出ます。ガルバリウム鋼板は別の比較ページにまとめています。

設備担当の疑問めっき付着量のZ27・K27とは?

Zは亜鉛めっき、Kは亜鉛-アルミ-マグネシウム系めっきの付着量の記号です。ニスクジンクの表では、Z27は両面3点平均の最小付着量が275g/m²、Z08は80g/m²です。ZAMとKOBEMAGはK06〜K35から選べます。

施設管理の疑問亜鉛めっき鋼板の耐用年数・寿命は?

JFE鋼板は、耐用期間は使う環境・亜鉛付着量・化成処理で変わり、付着量が多いほど赤さびが出るまで長いと案内しています。日本製鉄は、スーパーダイマを屋外で使って20年たった現場の調査例を公開しています。長く持たせたい屋外の部材は、付着量を多めにするか高耐食めっきを選びます。

設備担当の疑問亜鉛めっき鋼板の厚さ(板厚)⁠と⁠幅⁠⁠⁠⁠は⁠?

ニスクジンクの一般用SGCCは0.25〜1.6mmで、板幅は610〜1,320mmです。ヨドジンクエコグリーンは冷延原板で0.25〜2.30mm、エクセルジンクは0.3〜3.2mmで板幅1,850mmまで作れます。ZAMは製造拠点を合わせて0.2〜6.0mmです。

総務の疑問クロメートフリーとは?

白さびを抑える化成処理のうち、六価クロムを使わないものです。神戸製鋼所は1998年に世界で初めてクロメートフリーの電気亜鉛めっき鋼板を出し、今は全ての亜鉛めっき鋼板をクロメートフリーにしています。東京製鐵は2023年12月でクロメート処理品の製造をやめました。

設備担当の疑問亜鉛めっき鋼板を溶接するときの注意は?

神戸製鋼所は、スポット溶接では溶接電流を10〜30%多く、通電時間を約10%長くするよう案内しています。亜鉛は柔らかく溶けやすいので、電極の手入れもこまめにします。JFE鋼板のJFE エコガルは、溶接の邪魔になる元素が少なく溶接しやすいめっきです。

工場長の疑問後めっき(どぶ漬け)の代わりに使える?

使えます。日本製鉄は、板厚3.2mm以下の長尺・広幅の部材は後めっきすると歪んでコストが上がることがあり、スーパーダイマなどの先めっき鋼板に置き換えると後めっき・後塗装を省けると案内しています。切り口のさびまで抑えたいときは、高耐食めっきを選びます。

経営者の疑問亜鉛めっき鋼板のJIS規格は?

溶融亜鉛めっきはJIS G 3302(SGCC・SGHCなど)、電気亜鉛めっきはJIS G 3313(SECCなど)⁠で⁠す⁠。ZAMとKOBEMAGは亜鉛-アルミ-マグネシウム合金めっきのJIS G 3323、JFE エコガルは亜鉛-5%アルミ合金めっきのJIS G 3317の対象です。

TYPES

亜鉛めっき鋼板のめっきの方式の違い

溶融亜鉛めっき

溶かした亜鉛の槽に鋼帯をくぐらせてめっきする方式です。めっきを厚く付けられるので、屋根・雨樋・空調機材のような屋外や湿気のある所の部材に使います。加熱して亜鉛と鉄を合金にしたアロイは、塗装の下地に向きます。

向いている使い方

  • 屋根・雨樋・空調機材
  • 屋外や湿気のある所の部材
  • 塗装して使う部材(アロイ)

根拠:焼鈍を終えた鋼帯は還元雰囲気中で直接溶融亜鉛槽に浸漬され、亜鉛めっきがおこなわれます。(出典14)

このめっきの方式の3製品を表で見る

電気亜鉛めっき

めっき液の中で電気を流して亜鉛を付ける方式です。めっきは薄く均一で表面がきれいなので、家電・事務機器・配電盤の外板や塗装の下地に使います。屋内で使う部材が中心です。

向いている使い方

  • 家電・事務機器の外板
  • 配電盤・PCケース
  • 塗装の下地

根拠:めっき液中で電気めっきします●亜鉛などの付着量は電気量で制御し(出典7)

このめっきの方式の2製品を表で見る

高耐食めっき(亜鉛-アルミ-マグネシウム系)

亜鉛にアルミニウムやマグネシウムを足しためっきで、平らな所も切り口も普通の亜鉛めっきよりさびに強い鋼板です。部材にしてから亜鉛槽に漬ける後めっきの代わりに使います。ZAM・スーパーダイマ・KOBEMAG・エコガルがこの方式です。

向いている使い方

  • 後めっき・後塗装の代わり
  • 架台・ケーブルラックなど屋外の部材
  • 畜舎・農業施設

根拠:ZAM®は日本製鉄が世界で初めて商業製品化に成功した高耐食めっき鋼板のブランドです。(出典2)

このめっきの方式の5製品を表で見る
MAKERS

亜鉛めっき鋼板の主なメーカー7社

株式会社神戸製鋼所

神戸製鋼所が1998年に世界で初めてクロメートフリー化した電気亜鉛めっき鋼板の系列です。

兵庫県

JFE鋼板株式会社

溶接の邪魔になる元素が少なく、溶接しやすい亜鉛-5%アルミ系のめっき鋼板です。

東京都

JFEスチール株式会社

電気めっきで亜鉛を薄く均一に付けた鋼板で、表面がきれいで塗装や加工に向きます。

東京都

東京製鐵株式会社

熱延鋼板にめっきする溶融亜鉛めっきコイルで、亜鉛のままのジンクと、加熱して合金化したアロイの2種類があります。

東京都

日鉄鋼板株式会社

連続亜鉛めっき設備で作る、平らで厚みのばらつきが少ない溶融亜鉛めっき鋼板です。

東京都

日本製鉄株式会社

亜鉛にアルミ6%・マグネシウム3%を加えためっきで、溶融亜鉛めっき鋼板より格段にさびに強い鋼板です。

東京都

株式会社ヨドコウ

六価クロムを含まないクロメートフリー処理で、クロメート処理と同等以上の耐食性を出した溶融亜鉛めっき鋼板です。

大阪府

出典
  1. 日本製鉄 ZAM カタログ
  2. 日本製鉄 ZAM
  3. 日本製鉄 ZAM 規格(日本製鉄販売品)
  4. 日本製鉄 ZAM ⁠⁠⁠⁠⁠⁠規格
  5. 日本製鉄 スーパーダイマ
  6. 日鉄鋼板 ニスクジンク
  7. JFEスチール 電気亜鉛めっき鋼板 カタログ
  8. JFEスチール エコガルNeo カタログ
  9. JFE鋼板 JFE エコガル
  10. JFE鋼板 JFE ジンク
  11. ヨドコウ ヨドジンク・ヨドジンクエコグリーン
  12. 東京製鐵 溶融亜鉛めっきコイル
  13. 東京製鐵 クロメートフリー処理のご案内
  14. 神戸製鋼所 亜鉛めっき鋼板 カタログ
  15. 神戸製鋼所 KOBEMAG カタログ
  16. 日鉄鋼板 ニスクジンク カタログ
掲載基準

板金・プレス・電機・自動車・建築の部材に使う、亜鉛または亜鉛を主にした合金をめっきした鋼板のコイル・切板(溶融亜鉛めっき鋼板、合金化溶融亜鉛めっき鋼板、電気亜鉛めっき鋼板、亜鉛にアルミニウムやマグネシウムを足した高耐食めっき鋼板)で、日本の会社が自社のめっきラインで作り、公式サイトで今案内していて、仕様を公式資料で確かめられたものを、銘柄の単位で1社2製品まで載せています。アルミが半分を超えるガルバリウム鋼板とその塗装品(ガルバリウム鋼板のページ)、亜鉛の地金(亜鉛のページ)、炭素鋼の厚板・形鋼(鋼材のページ)、立平・波板のように形を付けた屋根材、部材にしてから亜鉛槽に漬ける後めっき(どぶ漬け)の加工、鋼板を仕入れて売る販売店・問屋・加工会社の品は除いています。丸一鋼管のアルミ・亜鉛合金めっき鋼帯はガルバリウム鋼板と同じ組成なので、JFE鋼板のJFE ジンクは公式ページで板厚などの仕様を確かめられなかったので、載せていません。

亜鉛めっき鋼板を作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

CITE

引用

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