口コミを書く
GUIDE / DEFORMED-BAR

異形棒鋼とは?SD295とSD345の違い・呼び名D10〜D51と長さ・ねじ節鉄筋と高強度鉄筋の選び方

鉄筋コンクリートに使う異形棒鋼(異形鉄筋)の特長、JIS G 3112の鋼種SD295〜SD490の違い、呼び名と長さ、ねじ節鉄筋、SD590・SD685の高強度鉄筋、SD295Aの廃止を、国内の電炉メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月1日更新

この記事の答え

異形棒鋼は、表面に節やリブを付けて、コンクリートとの付着を高めた鉄筋用の棒鋼です。異形鉄筋・デーバーとも呼びます。JIS G 3112のSD295〜SD490の竹節鉄筋、継手でつなぐねじ節鉄筋、大臣認定の高強度鉄筋に分かれます。選ぶときは「鋼種」「呼び名」「長さ」の3つを先に決めます。

異形棒鋼とは

異形棒鋼は、軸に沿ったリブと横に並ぶ節を付けた棒鋼で、コンクリートにしっかり食い込みます。表面が平らな丸鋼(SR235・SR295)と同じく、JIS G 3112の鉄筋コンクリート用棒鋼で決まっています。

国内の電炉メーカーが、鉄スクラップを電気炉で溶かして各地で作っています。マンション・オフィスビルから、高速道路・橋梁・トンネルまで使います。

比較ページには、日本の会社が自社の工場で作る異形棒鋼を、品種・商品名の単位で載せています。ビレットや異形コイル鉄筋、継手だけの品、鉄筋を仕入れて加工・販売する会社の品は載せていません。

3つの種類

  • 竹節の異形棒鋼は、JISのSD295〜SD490で作る一般の鉄筋です。例は合同製鐵・朝日工業・北越メタル・千代田鋼鉄工業・清水鋼鐵・九州製鋼・東京製鐵の異形棒鋼です
  • ねじ節鉄筋は、節をねじの形にして機械式継手でつなぐ鉄筋です。例は朝日工業のネジエーコンです
  • 高強度鉄筋は、国土交通大臣の認定を受けたSD590・SD685などの鉄筋です。例は合同製鐵のSD590B・SD685Bです

鋼種の違い

  • 鋼種の数字は降伏点の下限です
  • SD295は、降伏点が295N/mm²以上、引張強さが440〜600N/mm²です
  • SD345は、降伏点が345〜440N/mm²、引張強さが490N/mm²以上です
  • SD390は、降伏点が390〜510N/mm²、引張強さが560N/mm²以上です
  • SD295Aは、JIS G 3112:2020の改正で2020年12月22日から作られなくなりました

呼び名と長さ

  • 合同製鐵の異形棒鋼はD16〜D51で、標準長さは3.5〜12.0mです
  • 朝日工業のセイブDはD13〜D51で、長さは3.5〜12mまで0.5m刻みです
  • 清水鋼鐵のダイヤ・エスコンはD10〜D41です
  • 九州製鋼は、D10・D13に特化した製造ラインで作ります

ねじ節鉄筋と高強度鉄筋

  • ねじ節鉄筋は、圧接の代わりに機械式継手でつなぐので、天候に左右されにくくなります
  • どこで切っても、切断面が平らなら継手を付けられます
  • 合同製鐵のSD590B・SD685Bは、D35・D38・D41の大臣認定品です
  • 高強度の鉄筋を使うと、設計の許容応力を大きく取れ、鋼材が少なくて済みます

見分け方と値段

  • 清水鋼鐵のダイヤ・エスコンは、鋼種マークと呼び名を両面に圧延しています
  • 千代田鋼鉄工業は、輸出用に韓国タイプのSD400・SD500と、北米タイプのGRADE 40・GRADE 60も作ります
  • 合同製鐵は、偽造ミルシートへの注意を呼びかけています
  • 値段を公式に出しているメーカーはありません。鋼種・呼び名・長さ・数量を伝えて見積もりを取ります
比較記事にしてほしい製品の依頼はこちら👉