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GUIDE / CONDUCTIVE-SHEET

導電シートとは?静電気対策・電磁波シールド・接地に使う導電シートの種類(透明・カーボン・金属箔・熱圧着)と、表面抵抗・厚さ・価格の選び方

電気を通す層を持つ導電シートの4つの種類、帯電防止シートとの抵抗値の違い、銅箔とアルミ箔の使い分け、熱圧着で回路をつなぐシート、公開されている値段を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月6日更新

この記事の答え

導電シートは、電気を通す層を持つシート状の材料です。導電性シート・導電フィルムとも呼びます。作りと使い方で、透明導電シート・カーボン練り込みシート・金属箔の粘着シート・熱圧着の導電シートに分かれます。選ぶときは「何に使うか」「抵抗値をいくつにするか」「中を見たいか」の3つを先に決めます。

導電シートとは

導電シートは、電気を通す層を持つシート状の材料です。静電気を逃がす、電磁波を遮る、接地を取る、回路をつなぐといった場面で使います。導電性テープより広い面に貼れて、樹脂のシートならトレイや袋の形にも加工できます。

導電シートの種類

  • 透明導電シートは、中を見たまま静電気を逃がせます。マルアイのSCS・TCはトレイの中身のスキャンや検査ができ、アキレスのST-8は厚さ0.25mmの透明なPETです。
  • カーボン練り込みシートは黒く、樹脂の中にカーボンが入っています。日本プラスチック工業のミクローム PSは電子部品の搬送トレイ、デンカのEC-Rはキャリアテープ、サンプラスチックのHL-Bは包装に使います。
  • 金属箔の粘着シートは、切って貼るだけで接地とシールドが取れます。タカチ電機工業のCUTSは銅箔、ALTSはアルミ箔です。
  • 熱圧着の導電シートは、熱と圧力で回路をつなぎます。化研テックのTKS-240は透明導電フィルムの電極取り出し、タツタ電線のCBF-900-D40はFPCのGND接続に使います。

表面抵抗値の見方

導電と帯電防止は抵抗値で分けます。サンプラスチックは帯電防止のHL-Mを10の13乗Ω以下、HL-SSSを10の11乗Ω以下、導電のHL-Bを10の4乗Ω以下としています。

  • ミクローム PSとデンカのEC-Rは、10⁴〜10⁶Ωです。
  • マルアイのSCS・TBとSCS・TCは、10の6乗Ω以下です。この数値は成形前のシートのものです。
  • アキレスのST-8は、1×10の7乗Ω以下です。
  • タカチ電機工業のCUTSは、接着面の抵抗値が0.5Ω/inch²以下です。

値段

公式に値段を出しているのは、今回確かめた中ではタカチ電機工業だけです。

  • CUTSは、1枚630円と760円(税別)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。
  • ALTSは、1枚400円と470円(税別)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

トレイ用やフィルム用のシートは、厚さ・幅・数量で見積もりになります。マルアイのSCSは原反1本から、サンプラスチックのHL-Bは最小製造数1,000mから相談できます。

選ぶときの注意

  • アースをつながないと、静電気の逃げ場ができません。
  • デンカのリーフレットとタツタ電線の数値は測定の例で、保証値ではありません。
  • マルアイのSCSの表面抵抗値は成形前の数値なので、成型後のトレイで測ります。
  • 銅箔にハンダ付けするならCUTSを選びます。ハンダ付けの案内があるのはCUTSだけです。
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