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GUIDE / CATECHOL

カテコールとは?特級・EP・工業用・高純度品の違いと、純度・不純物・容量の選び方

カテコール(ピロカテコール)の試薬特級、一般試薬(EP)、工業用、半導体向け高純度品の違いを整理。メーカーの公式資料から、純度の試験方法、強熱残分・水分、容量、価格、保存と管理の確認点をまとめました。

2026年11月1日更新

この記事の答え

カテコールは、合成原料や重合防止剤、試薬に使う化合物で、ピロカテコールとも呼びます。選ぶときは「使う目的」「規格の項目」「容量と税区分」の3つを先に決めます。試薬の特級は純度99.0%以上(GC)でそろうので、差は強熱残分などの規格と容量・値段に出ます。

カテコールとは

カテコールは、ベンゼンの隣り合う位置に水酸基を2つ持つ化合物です。和光の製品ページでは、ヒドロキノン(パラ位)とレソルシノール(メタ位)の異性体と説明しています。還元性が強く、空気中と光で色が付きやすい性質があります。用途は、医薬や香料などの有機合成の原料、酸化防止剤、重合防止剤です。

カテコールのメーカー比較では、カテコールそのもの(CAS RN 120-80-9)を扱います。ヒドロキノン・レソルシノールなどの異性体、グアイアコールなどの誘導体、溶液の標準品は別の製品です。

特級・EP・工業用・高純度品の違い

  • 試薬特級は、試験研究や分析に使います。和光・関東化学・純正化学・ナカライテスクの特級は、どれも純度99.0%以上(GC)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 一般試薬のEPは、規格の項目が少ない分、値段を抑えられます。米山薬品工業の01749は、純度99.0%以上で500gが5,700円です
  • 工業用は、医薬・農薬の中間体原料として量で納めます。UBEは白色フレーク状の粉体で供給し、純度と荷姿は個別に取り決めます
  • 高純度品は、半導体フォトレジスト剥離剤に使います。UBEは金属含有量を極限まで減らした品を出し、国内唯一のメーカーと示しています

純度と不純物の見方

  • 和光特級の038-13755は、含量99.0%以上(キャピラリーカラムGC)、水分0.2%以下、強熱残分0.05%以下です。JIS K8240特級に適合すると書いています
  • 純正化学の23215-0410は、純度99.0%以上(cGC)、融点104〜107℃、強熱残分0.05%以下です
  • ナカライテスクの29619-72は、純度99.0%以上(GC)、強熱残分0.05%以下です
  • 関東化学の07155-00は、製品ページでは純度99.0%超(GC)の表示です。強熱残分などは規格書で確かめます

純度の数字がそろっていても、試験法が指定する等級と項目は製品ごとに違います。JISの特級を指定する試験では、JIS K8240への適合表示を確かめます。

容量と価格を比べるとき

  • 米山薬品工業の01749は、500gで5,700円です。税区分の記載はありません
  • 関東化学の07155-00は、500gで11,600円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 和光特級の038-13755は、500gで希望納入価格12,900円(税抜)⁠で⁠す⁠。25gは3,000円、100gは6,700円です
  • 純正化学の23215-0410は、25gで2,700円の本体価格です
  • ナカライテスクの29619-72は、25gで定価3,940円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す

価格は2026-11-01に公式ページで確認しました。容量と税区分をそろえて比べます。UBEの工業用と高純度品は公開価格がないため、数量と品質条件を伝えて見積もりを取ります。

保存と購入前の管理

関東化学の製品ページでは、カテコールは毒劇法の劇物で、化管法の第一種指定化学物質です。ナカライテスクのSDSは、飲み込むと有毒・皮膚に接触すると有毒、発がんのおそれを示しています。保管は直射日光を避け、涼しい場所で容器を閉めておきます。劇物の管理と保護具を用意してから注文します。

出典は各メーカーの製品ページ・規格書・SDSです。個別の資料は比較ページの出典⁠にまとめています。

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