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GUIDE / ACRYLIC-RESIN-PAINT

アクリル樹脂塗料とは?工場で使うアクリル樹脂塗料の種類(焼付形・プラスチック用)と⁠、焼付の温度・膜厚・シンナーの選び方

鋼製家具・家電・金属建材の焼付塗装や、ABS・PPなど樹脂の成形品に塗るアクリル樹脂塗料の2つの種類、焼付の温度と時間、標準膜厚、プラスチックに塗るときの注意、うすめ液の選び方を、メーカーの公式資料でまとめました。

2026年10月30日更新

この記事の答え

アクリル樹脂塗料は、アクリル樹脂を主成分にした工業用の塗料です。炉で焼いて固める焼付形は鋼製家具・家電・金属建材に、1液のプラスチック用はABS・スチロール・PPの成形品に使います。焼付形の多くは150〜160℃で20〜30分焼き、プラスチック用は常温か60℃の強制乾燥で乾かします。

アクリル樹脂塗料とは

アクリル樹脂塗料は、アクリル樹脂を主成分にした、金属や樹脂の部品を工場で塗る塗料です。炉で焼いて固めるものは、アクリル焼付塗料・アミノアクリル樹脂塗料とも呼びます。硬く、汚れや薬品に強い塗膜が持ち味です。

比較ページには、日本の会社が自社で作るアクリル樹脂塗料を、品番の単位で載せています。速乾のアクリルラッカー、2液のアクリルウレタン塗料、水性塗料、建物用の溶剤形の塗料は、それぞれの比較ページで扱います。

2つの種類

  • 焼付形は、アクリル樹脂にメラミン樹脂などを組み、炉で焼いて固めます。大日本塗料のNEWアクローゼ、ロックペイントのコーロック 100番級、関西ペイントのマジクロン1000、大橋化学工業のネオハードがこの形です
  • プラスチック用は、樹脂の部品に塗る1液の塗料です。大橋化学工業のポリナール№500、イサム塗料のユニプラPPエコ、藤倉化成のレクラック 87Eがこの形です

焼付の温度と時間

  • NEWアクローゼは150℃で20分、コーロック 100番級は160℃で20分、ネオハードは160℃で30分焼きます
  • 大日本塗料の条件は、厚さ0.6〜0.8mmの薄板で素材の温度を保つ時間です
  • 厚い物や炉の風速によって、焼付の条件を合わせ直します
  • 塗ったまま焼かずに置くと、結露やほこりで硬化不良や外観の不良が起きます

膜厚と仕上がり

  • NEWアクローゼの標準膜厚は20〜30μm、コーロック 100番級は25〜35μmです
  • ロックペイントには、60μmまで塗れる厚膜タイプのコーロック 3000番級もあります
  • 傷の付きにくさを重く見るなら、鉛筆硬度6Hのネオハードがあります

プラスチックに塗るとき

  • ポリナール№500は、スチロール・ABS・アクリル・硬質塩ビに使えます。乾燥条件は60℃です
  • ユニプラPPエコは、PP・ABS・AES・FRP・アクリルに使え、PPには下塗りなしで付きます。23℃で指触5〜10分、強制乾燥なら60℃で30分です
  • 樹脂は素材で付き方が違います。本番の前に、同じ素材で試し塗りをして付着を確かめます

うすめ液と取り扱い

  • うすめ液は、メーカーが決めたシンナーを使います。マジクロン1000はカンペ焼付用シンナー、コーロック 100番級は工業用シンナーか静電用シンナーです
  • コーロック 100番級をエアスプレーで塗るときは、塗料100に対しシンナー20〜25で薄めます
  • 塗料を50℃以上に温めると、ブツが出ることがあります
  • NEWアクローゼ・マジクロン1000・ユニプラPPエコは、消防法の第4類第2石油類です。火気と換気に気をつけます

値段

  • このページの製品は、どれもメーカーが値段を公開していません。荷姿と色数を伝えて、メーカーか販売店に見積もりを取ります
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