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高吸水性樹脂・アクリル酸エステル・凝集剤・粘接着剤の原料や、合成・重合の試験に使うアクリル酸を選ぶ、購買・研究・品質管理の担当者へ

アクリル酸のメーカー7社比較【2026年】

アクリル酸は、高吸水性樹脂やアクリル酸エステル・
凝集剤・粘接着剤の原料になる、重合しやすい液体のモノマーです。

ABOUT

アクリル酸とは

比較表を見る ↓

アクリル酸とは、プロピレンを酸化して作る、酢酸に似た強いにおいの無色の液体です。
AA・GAAとも呼び、
高吸水性樹脂(SAP)やアクリル酸エステル・凝集剤・粘接着剤の原料になります。
工業用は精製品と80%の水溶液で、試薬は500mL・500gの瓶で届きます。

製品の特長

  • 工業用は精製品と80%水溶液で、ローリー・ドラム・缶で届く
  • 重合を止めるため、MEHQなどの重合禁止剤を入れて出荷する
  • 凝固点は13.2℃で、冷やしすぎると固まる

使うメリット

  • 東亞合成は純分・水分・重合禁止剤の規格を公開している
  • 試薬は品番で純度・保存条件・価格を照合できる
  • 工業用は20kg缶やNC缶から受け入れられ、試作の量に合わせやすい

選ぶときに注意すること

  1. 毒劇法の劇物。鍵のかかる場所にしまう
  2. 消防法の危険物第4類第2石油類(水溶性液体)。貯める量と置き場所を確かめる
  3. 高温では重合しやすい。熱源から離してしまっておく
  4. 凝固点は13.2℃。保存条件は品番で違うので、製品のラベルとSDSで確かめる
  5. 値段は容量と税区分をそろえてから比べる

※仕様・価格は各社の公式製品ページと製品データ・規格書、法規は三菱ケミカル・東亞合成・関東化学の製品ページによる。2026年10月30日確認。

LIST

アクリル酸の比較表

コストは、値段を公開している製品どうしで比べています。値段を出していない製品は「要見積」。

CSV

アクリル酸9製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

工業用(精製品)

3製品
東亞合成株式会社98%アクリル酸 GAA精製品を20kg缶から受け入れる口コミを書く要見積

純分98.0%以上・水分0.5%以下・重合禁止剤200±20ppmと、規格の数字を製品データで公開している精製アクリル酸です。20kg缶から200kgドラム・ローリーまで選べるので、少量の試作から量産まで同じ品で通せます。用途は吸水性樹脂(SAP)・高分子凝集剤・光硬化性樹脂などです。

濃度・⁠⁠⁠用途
工業用(精製品)
純度・⁠⁠⁠濃度
98.0%⁠⁠⁠以上
重合禁止剤
200±20ppm
荷姿
20kg缶、200kgドラム、ローリー
主な用途
吸水性樹脂(SAP)、粘度調整剤、高分子凝集剤、光硬化性樹脂
水分
0.5%⁠⁠⁠以下
記載なし
規格・等級・凝固点・沸点・保存条件
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
株式会社日本触媒アクリル酸 AAローリーからNC缶まで荷姿を選ぶ口コミを書く要見積

ローリー・ドラムに加えて、ポリエチ容器のNC缶でも受け入れられる精製アクリル酸です。重合防止剤にはMEHQを使い、凝固点は13.2℃、引火点(密閉)は51℃と公開しています。純度などの規格は公式ページに無いため、見積りのときに照合します。

濃度・⁠⁠⁠用途
工業用(精製品)
重合禁止剤
MEHQ
荷姿
ローリー、ドラム、NC缶(ポリエチ容器)
主な用途
アクリル酸エステル、高吸水性樹脂、繊維改質剤・凝集剤
凝固点
13.2℃
沸点
141℃
記載なし
純度・濃度・規格・等級・水分・保存条件
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
三菱ケミカル株式会社アクリル酸100%直接酸化法の精製品を石油缶から口コミを書く要見積

プロピレンを直接酸化して作る、不純物の少ない精製アクリル酸(GAA)⁠で⁠す⁠。ローリー・ドラム缶に加えて石油缶でも受け入れられ、各種エステル・高吸水性樹脂(SAP)・粘接着剤の原料に使います。純度などの規格は公式ページに無いため、見積りのときに照合します。

濃度・⁠⁠⁠用途
工業用(精製品)
荷姿
ローリー、ドラム缶、石油缶
主な用途
各種エステルの原料、高吸水性樹脂(SAP)、分散剤、凝集剤、増粘剤、粘接着剤
沸点
142℃
記載なし
純度・濃度・重合禁止剤・規格・等級・水分・凝固点・保存条件
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

工業用(⁠80%水溶液)

2製品
東亞合成株式会社80%アクリル酸 GAA水で薄めた品を20kg缶から使う口コミを書く要見積

純分80.0%以上・水分20%以下の水溶液で、重合禁止剤は160±20ppmと精製品より少なめです。20kg缶・200kgドラム・ローリーで届き、吸水性樹脂(SAP)や高分子凝集剤の原料に使います。国連番号は精製品と違うUN 2922です。

濃度・⁠⁠⁠用途
工業用(⁠80%水溶液)
純度・⁠⁠⁠濃度
80.0%⁠⁠⁠以上
重合禁止剤
160±20ppm
荷姿
20kg缶、200kgドラム、ローリー
主な用途
吸水性樹脂(SAP)、粘度調整剤、高分子凝集剤、光硬化性樹脂
水分
20%⁠⁠⁠以下
記載なし
規格・等級・凝固点・沸点・保存条件
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
三菱ケミカル株式会社アクリル酸80%SAPや分散剤を水系で作る口コミを書く要見積

沸点が104℃の、80%のアクリル酸水溶液です。高吸水性樹脂(SAP)・分散剤・凝集剤・増粘剤など、水系で重合する製品の原料に使います。ローリー・ドラム缶・石油缶で届きます。

濃度・⁠⁠⁠用途
工業用(⁠80%水溶液)
荷姿
ローリー、ドラム缶、石油缶
主な用途
各種エステルの原料、高吸水性樹脂(SAP)、分散剤、凝集剤、増粘剤、粘接着剤
沸点
104℃
記載なし
純度・濃度・重合禁止剤・規格・等級・水分・凝固点・保存条件
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

試薬

4製品
関東化学株式会社アクリル酸 01081-⁠0115〜25℃で保管する試薬を500gで口コミを書く3,400円税抜

保存温度を15〜25℃と決めている、鹿1級のアクリル酸です。純度は滴定で97.0%超、500gの価格は3,400円(税抜)⁠で⁠す⁠。凝固点の文献値は13℃なので、冷やしすぎると固まります。

濃度・⁠⁠⁠用途
試薬
純度・⁠⁠⁠濃度
97.0%超(滴定)
荷姿
500g
規格・⁠⁠⁠等級
鹿1級
凝固点
13℃(文献値)
沸点
141.0℃(文献値)
保存条件
15〜25℃
記載なし
重合禁止剤・主な用途・⁠⁠⁠水分
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
ナカライテスク株式会社アクリル酸 00810-⁠45MEHQの量がわかる試薬で重合を試す口コミを書く3,450円税抜・⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠定価

安定剤のMEHQを約200ppm入れていると明記した試薬です。純度はGCで98.5%以上、500mLの定価は3,450円(税抜)⁠で⁠す⁠。重合の試験で禁止剤の量をそろえたいときに照合しやすい品番です。

濃度・⁠⁠⁠用途
試薬
純度・⁠⁠⁠濃度
98.5%以上(GC)
重合禁止剤
MEHQ約200ppm
荷姿
500mL
規格・⁠⁠⁠等級
ナカライ規格一級
凝固点
約13℃
沸点
141℃
記載なし
主な用途・水分・保存条件
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
富士フイルム和光純薬株式会社アクリル酸 011-00776凝固点と水分の規格で受け入れを照合口コミを書く3,700円希望納入価格

凝固点11〜14℃・水分0.5%以下まで規格書で決めている、和光特級のアクリル酸です。含量は98.0%以上で、500mLの希望納入価格は3,700円です。保存条件は暗所です。

濃度・⁠⁠⁠用途
試薬
純度・⁠⁠⁠濃度
98.0%以上(GC)
荷姿
500mL
規格・⁠⁠⁠等級
和光特級
水分
0.5%⁠⁠⁠以下
凝固点
11〜14℃
保存条件
暗所
記載なし
重合禁止剤・主な用途・⁠⁠⁠沸点
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
米山薬品工業株式会社アクリル酸 01017純度98.5%以上の試薬を500mLで口コミを書く2,500円

純度98.5%以上のアクリル酸を、500mLで2,500円と公開している試薬です。保存条件は冷蔵で、試薬の一覧では製造元の欄が空いた米山薬品工業の品です。価格の税区分は書かれていません。

濃度・⁠⁠⁠用途
試薬
純度・⁠⁠⁠濃度
98.5%⁠⁠⁠以上
荷姿
500mL
保存条件
冷蔵
記載なし
重合禁止剤・主な用途・規格・等級・水分・凝固点・⁠⁠⁠沸点
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

工業用(精製品)3製品

東亞合成株式会社

98%アクリル酸 GAA

精製品を20kg缶から受け入れる

純分98.0%以上・水分0.5%以下・重合禁止剤200±20ppmと、規格の数字を製品データで公開している精製アクリル酸です。20kg缶から200kgドラム・ローリーまで選べるので、少量の試作から量産まで同じ品で通せます。用途は吸水性樹脂(SAP)・高分子凝集剤・光硬化性樹脂などです。

コスト要見積

濃度・⁠⁠⁠用途
工業用(精製品)
純度・⁠⁠⁠濃度
98.0%⁠⁠⁠以上
重合禁止剤
200±20ppm
荷姿
20kg缶、200kgドラム、ローリー
主な用途
吸水性樹脂(SAP)、粘度調整剤、高分子凝集剤、光硬化性樹脂
水分
0.5%⁠⁠⁠以下
記載なし
規格・等級・凝固点・沸点・保存条件
公式ページへ
株式会社日本触媒

アクリル酸 AA

ローリーからNC缶まで荷姿を選ぶ

ローリー・ドラムに加えて、ポリエチ容器のNC缶でも受け入れられる精製アクリル酸です。重合防止剤にはMEHQを使い、凝固点は13.2℃、引火点(密閉)は51℃と公開しています。純度などの規格は公式ページに無いため、見積りのときに照合します。

コスト要見積

濃度・⁠⁠⁠用途
工業用(精製品)
重合禁止剤
MEHQ
荷姿
ローリー、ドラム、NC缶(ポリエチ容器)
主な用途
アクリル酸エステル、高吸水性樹脂、繊維改質剤・凝集剤
凝固点
13.2℃
沸点
141℃
記載なし
純度・濃度・規格・等級・水分・保存条件
公式ページへ
三菱ケミカル株式会社

アクリル酸100%

直接酸化法の精製品を石油缶から

プロピレンを直接酸化して作る、不純物の少ない精製アクリル酸(GAA)⁠で⁠す⁠。ローリー・ドラム缶に加えて石油缶でも受け入れられ、各種エステル・高吸水性樹脂(SAP)・粘接着剤の原料に使います。純度などの規格は公式ページに無いため、見積りのときに照合します。

コスト要見積

濃度・⁠⁠⁠用途
工業用(精製品)
荷姿
ローリー、ドラム缶、石油缶
主な用途
各種エステルの原料、高吸水性樹脂(SAP)、分散剤、凝集剤、増粘剤、粘接着剤
沸点
142℃
記載なし
純度・濃度・重合禁止剤・規格・等級・水分・凝固点・保存条件
公式ページへ

工業用(⁠80%水溶液)2製品

東亞合成株式会社

80%アクリル酸 GAA

水で薄めた品を20kg缶から使う

純分80.0%以上・水分20%以下の水溶液で、重合禁止剤は160±20ppmと精製品より少なめです。20kg缶・200kgドラム・ローリーで届き、吸水性樹脂(SAP)や高分子凝集剤の原料に使います。国連番号は精製品と違うUN 2922です。

コスト要見積

濃度・⁠⁠⁠用途
工業用(⁠80%水溶液)
純度・⁠⁠⁠濃度
80.0%⁠⁠⁠以上
重合禁止剤
160±20ppm
荷姿
20kg缶、200kgドラム、ローリー
主な用途
吸水性樹脂(SAP)、粘度調整剤、高分子凝集剤、光硬化性樹脂
水分
20%⁠⁠⁠以下
記載なし
規格・等級・凝固点・沸点・保存条件
公式ページへ
三菱ケミカル株式会社

アクリル酸80%

SAPや分散剤を水系で作る

沸点が104℃の、80%のアクリル酸水溶液です。高吸水性樹脂(SAP)・分散剤・凝集剤・増粘剤など、水系で重合する製品の原料に使います。ローリー・ドラム缶・石油缶で届きます。

コスト要見積

濃度・⁠⁠⁠用途
工業用(⁠80%水溶液)
荷姿
ローリー、ドラム缶、石油缶
主な用途
各種エステルの原料、高吸水性樹脂(SAP)、分散剤、凝集剤、増粘剤、粘接着剤
沸点
104℃
記載なし
純度・濃度・重合禁止剤・規格・等級・水分・凝固点・保存条件
公式ページへ

試薬4製品

関東化学株式会社

アクリル酸 01081-⁠01

15〜25℃で保管する試薬を500gで

保存温度を15〜25℃と決めている、鹿1級のアクリル酸です。純度は滴定で97.0%超、500gの価格は3,400円(税抜)⁠で⁠す⁠。凝固点の文献値は13℃なので、冷やしすぎると固まります。

コスト3,400円税抜

濃度・⁠⁠⁠用途
試薬
純度・⁠⁠⁠濃度
97.0%超(滴定)
荷姿
500g
規格・⁠⁠⁠等級
鹿1級
凝固点
13℃(文献値)
沸点
141.0℃(文献値)
保存条件
15〜25℃
記載なし
重合禁止剤・主な用途・⁠⁠⁠水分
公式ページへ
ナカライテスク株式会社

アクリル酸 00810-⁠45

MEHQの量がわかる試薬で重合を試す

安定剤のMEHQを約200ppm入れていると明記した試薬です。純度はGCで98.5%以上、500mLの定価は3,450円(税抜)⁠で⁠す⁠。重合の試験で禁止剤の量をそろえたいときに照合しやすい品番です。

コスト3,450円税抜・⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠定価

濃度・⁠⁠⁠用途
試薬
純度・⁠⁠⁠濃度
98.5%以上(GC)
重合禁止剤
MEHQ約200ppm
荷姿
500mL
規格・⁠⁠⁠等級
ナカライ規格一級
凝固点
約13℃
沸点
141℃
記載なし
主な用途・水分・保存条件
公式ページへ
富士フイルム和光純薬株式会社

アクリル酸 011-00776

凝固点と水分の規格で受け入れを照合

凝固点11〜14℃・水分0.5%以下まで規格書で決めている、和光特級のアクリル酸です。含量は98.0%以上で、500mLの希望納入価格は3,700円です。保存条件は暗所です。

コスト3,700円希望納入価格

濃度・⁠⁠⁠用途
試薬
純度・⁠⁠⁠濃度
98.0%以上(GC)
荷姿
500mL
規格・⁠⁠⁠等級
和光特級
水分
0.5%⁠⁠⁠以下
凝固点
11〜14℃
保存条件
暗所
記載なし
重合禁止剤・主な用途・⁠⁠⁠沸点
公式ページへ
米山薬品工業株式会社

アクリル酸 01017

純度98.5%以上の試薬を500mLで

純度98.5%以上のアクリル酸を、500mLで2,500円と公開している試薬です。保存条件は冷蔵で、試薬の一覧では製造元の欄が空いた米山薬品工業の品です。価格の税区分は書かれていません。

コスト2,500円

濃度・⁠⁠⁠用途
試薬
純度・⁠⁠⁠濃度
98.5%⁠⁠⁠以上
荷姿
500mL
保存条件
冷蔵
記載なし
重合禁止剤・主な用途・規格・等級・水分・凝固点・⁠⁠⁠沸点
公式ページへ
Q&A

アクリル酸選びで、よくある疑問

購買担当の疑問アクリル酸の価格はいくら?

試薬は、米山薬品工業01017が500mLで2,500円、関東化学01081-01が500gで3,400円(税抜)、ナカライテスク00810-45が500mLで3,450円(税抜)、和光011-00776が500mLで3,700円(税抜の希望納入価格)⁠で⁠す⁠。和光は25mLも2,600円で出しています。工業用は見積りです。

設備担当の疑問アクリル酸の化学式・分子量は?

化学式はCH2=CHCOOH、分子量は72.06です。CAS番号は79-10-7で、AA・GAAとも書きます。

設備担当の疑問アクリル酸は何に使う?用途は?

三菱ケミカルは、各種エステル・高吸水性樹脂(SAP)・分散剤・凝集剤・増粘剤・粘接着剤の原料と案内しています。東亞合成は、吸水性樹脂・粘度調整剤・高分子凝集剤・光硬化性樹脂を用途として示し、自社のアクリルポリマーの原料にも使っています。

工場長の疑問アクリル酸はどうやって作る?

三菱ケミカルは、プロピレンを原料に直接酸化して作ると案内しています。製品は、アクリル酸100%とアクリル酸80%の2つです。

工場長の疑問工業用のアクリル酸のメーカーは?

日本触媒・東亞合成・三菱ケミカルが、公式サイトで自社の製品として案内しています。純分・水分・重合禁止剤の数字まで公開しているのは東亞合成だけで、ほかは見積りのときに規格を照合します。

設備担当の疑問98%アクリル酸と80%アクリル酸の違いは?

東亞合成の98%品は水分0.5%以下・重合禁止剤200±20ppm、80%品は水分20%以下・重合禁止剤160±20ppmです。国連番号も98%品がUN 2218、80%品がUN 2922と違います。三菱ケミカルの沸点は、100%品が142℃、80%品が104℃です。

設備担当の疑問重合禁止剤(MEHQ)は入っている?

日本触媒は重合防止剤にMEHQを使い、高温では重合しやすいと書いています。ナカライテスク00810-45は安定剤のMEHQを約200ppm含み、東亞合成は98%品の重合禁止剤を200±20ppmと決めています。

購買担当の疑問工業用の荷姿は?

東亞合成は20kg缶・200kgドラム・ローリー、三菱ケミカルはローリー・ドラム缶・石油缶です。日本触媒は、ローリー・ドラムに加えてポリエチ容器のNC缶でも出しています。

購買担当の疑問試薬の純度はどれくらい?

ナカライテスク00810-45と米山薬品工業01017は98.5%以上、和光011-00776は98.0%以上(GC)、関東化学01081-01は滴定で97.0%超です。和光は水分0.5%以下と凝固点11〜14℃も規格書で決めています。

施設管理の疑問アクリル酸の保管方法は?凝固点は?

日本触媒の資料では凝固点は13.2℃で、冷やしすぎると固まります。保存条件は、和光011-00776が暗所、関東化学01081-01が15〜25℃、米山薬品工業01017が冷蔵と品番で違います。高温では重合しやすいので、熱源から離してしまっておきます。

施設管理の疑問アクリル酸の危険性・法規は?

毒劇法の劇物で、消防法の危険物第4類第2石油類(水溶性液体)⁠で⁠す⁠。引火点は、日本触媒が密閉で51℃、関東化学が文献値で54℃と示しています。扱う前に、換気と保護具の条件を製品のSDSで確かめます。

TYPES

アクリル酸の濃度・用途の違い

ボタンを押すと、表がその濃度・用途の製品だけになります。

工業用(精製品)

純度を高めた精製アクリル酸(GAA)で⁠、アクリル酸エステルや高吸水性樹脂を作る工場が受け入れます。純分・水分・重合禁止剤の数字を公開しているのは東亞合成で、ほかは見積りのときに照合します。

向いている使い方

  • アクリル酸エステル・高吸水性樹脂を作る
  • ローリーやドラムで受け入れる

根拠:東亞合成の98%アクリル酸は、純分98.0%以上・水分0.5%以下と製品データで決めています。(出典3)

この濃度・用途の3製品を表で見る

工業用(⁠80%水溶液)

水で80%に薄めたアクリル酸です。水系で重合する高吸水性樹脂・分散剤・凝集剤の原料に使い、東亞合成と三菱ケミカルが出しています。

向いている使い方

  • 高吸水性樹脂や分散剤を水系で作る
  • 精製品より水分の多い原料で足りる工程

根拠:東亞合成の80%アクリル酸は、純分80.0%以上・水分20%以下です。(出典3)

この濃度・用途の2製品を表で見る

試薬

合成や重合の試験、評価の試料作りに使う500mL・500gの試薬です。純度は97.0%超から98.5%以上まで品番で違い、保存条件も暗所・15〜25℃・冷蔵と分かれます。

向いている使い方

  • 合成・重合の試験の原料
  • 品質管理や評価の試料作り

根拠:ナカライテスク00810-45は、純度98.5%以上(GC)で⁠、安定剤のMEHQを約200ppm含みます。(出典9)

この濃度・用途の4製品を表で見る
MAKERS

アクリル酸の主なメーカー7社

アクリル酸の主なメーカーは、次の7社です。社名を押すと、その会社のページ(ほかの製品と所在地)に移ります。

関東化学株式会社

保存温度を15〜25℃と決めている、鹿1級のアクリル酸です。

東京都

東亞合成株式会社

純分98.0%以上・水分0.5%以下・重合禁止剤200±20ppmと、規格の数字を製品データで公開している精製アクリル酸です。

東京都

ナカライテスク株式会社

安定剤のMEHQを約200ppm入れていると明記した試薬です。

京都府

株式会社日本触媒

ローリー・ドラムに加えて、ポリエチ容器のNC缶でも受け入れられる精製アクリル酸です。

大阪府

富士フイルム和光純薬株式会社

凝固点11〜14℃・水分0.5%以下まで規格書で決めている、和光特級のアクリル酸です。

大阪府

三菱ケミカル株式会社

プロピレンを直接酸化して作る、不純物の少ない精製アクリル酸(GAA)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

東京都

米山薬品工業株式会社

純度98.5%以上のアクリル酸を、500mLで2,500円と公開している試薬です。

大阪府

この比較表のデータ:CSV・JSON(出典を明記すれば引用できます)

掲載基準と並び順

掲載基準:高吸水性樹脂(SAP)・アクリル酸エステル・凝集剤・分散剤・粘接着剤・光硬化性樹脂の原料に使う工業用のアクリル酸(GAA・AA、CAS番号 79-10-7⁠)の精製品と80%水溶液、合成や試験に使う試薬のアクリル酸を対象に、日本法人があり、自社の製品として公式サイトで案内する、または自社ブランドの試薬として製造・供給するメーカーを掲載します。工業用は濃度ごと、試薬は品番ごとに載せ、1社2製品までに絞りました。工業用で純分・水分・重合禁止剤の数字を公開しているのは東亞合成だけで、日本触媒と三菱ケミカルは見積りのときに規格を照合します。米山薬品工業は、試薬の一覧で製造元の欄が空いている自社品を載せています。このページはアクリル酸そのものだけを扱います。アクリル酸メチル・アクリル酸ブチルなどのアクリル酸エステル、メタクリル酸・MMA、アクリル酸ナトリウムやポリアクリル酸などの塩・重合物、特殊アクリレート、標準品、家庭用の完成品、中古・販売終了品、代理店の他社製品、海外ブランドの輸入販売元・総代理店は除きます。重合したあとのアクリル樹脂は acrylic-resin、アクリルアミドは acrylamide、アクリロニトリルは acrylonitrile で扱います。東京化成工業は製品ページの文字を取得できず、純正化学は試薬の検索でアクリル酸そのものが見つからず、キシダ化学は公式サイトから製品ページにたどり着けなかったため掲載していません。値段は試薬の4品番だけが公開しており、容量と税区分がそろわないため、高い・安いの判定は付けていません。並びは区分ごとにメーカーの五十音順です。

並び順:濃度・用途ごとに分け、その中はメーカー名の五十音順です。おすすめ順ではなく、掲載料で順番は変えません。

アクリル酸を作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

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