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GUIDE / KAIGO-ROBOT

介護ロボットとは?介護施設で使う介護ロボット(装着型・移乗・歩行支援・排泄支援⁠)の種類と、使える人・電源・価格・補助金の選び方

介護施設で使う介護ロボット(ロボット介護機器)の4つの種類、厚生労働省の定義と重点分野、腰のアシストスーツと移乗支援ロボットの違い、電動の歩行車と装着型の歩行支援、排泄予測と排泄センサー、価格と補助金を、メーカーの公式資料と厚生労働省の資料をもとにまとめました。

2026年10月29日更新

この記事の答え

介護ロボットは、ロボットの技術を使って、介助する人の負担を減らし、利用者の自立を支える介護機器です。ロボット介護機器とも呼びます。介護施設で使う型は、腰に着ける装着型、抱え上げを機械に任せる移乗の型、歩くのを支える型、排泄のタイミングを知らせる型に分かれます。選ぶときは「どの介助がいちばんつらいか」「使う人の身長と体重が範囲に入るか」「電源と置き場所をどうするか」の3つを先に決めます。

介護ロボットとは

厚生労働省は、情報を感じる(センサー)・判断する(制御)・動く(駆動)の3つの技術を持つ機械をロボットと呼び、その技術で利用者の自立支援や介護者の負担を減らす介護機器を介護ロボットとしています。厚生労働省と経済産業省は、移乗支援・移動支援・排泄支援・見守りとコミュニケーション・入浴支援・介護業務支援の6分野13項目を重点分野にしています。

比較ページには、このうち移乗支援・移動支援・排泄支援の機器を、日本の会社が自社で作るか自社ブランドで売る型の単位で載せています。見守りセンサー、会話のロボット、動力の無い歩行器、治療に使う医療機器は載せていません。

4つの種類

  • 装着型(腰のアシスト)は⁠、介助する人が腰に着けて、かがむ・持ち上げる動作を補助します。例はCYBERDYNEのHAL腰タイプ 介護・自立支援用と、イノフィスのマッスルスーツ Everyです
  • 非装着型(移乗・移動)は⁠、ベッドと車いすの間の移乗で、抱え上げる力を機械が受け持ちます。例はマッスルのROBOHELPER SASUKEと、アクセスエンジニアリングのmovBot Nurseです
  • 歩行支援は、上り坂を押し、下り坂でブレーキをかける電動の歩行車と、足に着ける型があります。例はRT.ワークスのRT.3とRT.2、AssistMotionのcuraraです
  • 排泄支援は、センサーでトイレやおむつ交換のタイミングを知らせます。例はDFreeのDFree Professionalと、abaのHelppad2です

装着型の選び方

  • HAL腰タイプは、着けた人の生体電位信号を読んで動きに合わせて補助します。質量は3.1kgで、IP54の防水なので入浴介助にも使えます
  • マッスルスーツ Everyは、圧縮空気の人工筋肉で動くので電気がいりません。最大補助力は25.5kgfで、本体は3.8kgです
  • どちらも身長でサイズが分かれます。マッスルスーツ Everyは、S-Mが150〜165cm、M-Lが160〜185cmです

移乗の型の選び方

  • SASUKEは、体重120kg以下・身長140〜180cmの方に使えます。標準バッテリー装着時で70kgあるので、置き場所と通り道を先に決めます。防水機能はなく、浴室では使えません
  • movBot Nurseは、フルフラットにしてベッドと同じ高さにそろえ、スライド式の移乗装置で移します。耐荷重は100kgで、満充電で10km走ります

歩行支援の選び方

  • RT.3とRT.2は、使用者の体重が最大100kgで、連続4時間歩けます。どちらも介護保険の福祉用具貸与の対象です
  • curaraは、股関節と膝に着けて歩く動きを補助します。フルセットでも2.9kgで、公式に医療機器ではないと書いています

排泄支援の選び方

  • DFree Professionalは、4つの超音波センサーで膀胱の尿のたまり具合を測り、トイレのタイミングを知らせます。センサーは20gで、約40時間動きます
  • Helppad2は、ベッドに敷いたシートがにおいなどから尿と便を検知します。体に何も着けません。使用者の体動や寝位置によっては正しく検知できない場合があるので、おむつの確認と組み合わせます

価格と補助金

  • 値段を公式に出しているのは、イノフィス・RT.ワークス・AssistMotionの3社です。マッスルスーツ Every ソフトフィットは149,600円(税込)、RT.3は参考価格157,000円(税抜)、RT.2はメーカー直販価格133,800円(税別)、curaraのフルセットは1,590,000円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 都道府県の介護ロボット導入支援事業があります。厚生労働省のページでは、補助上限額は1機器30万円、移乗支援・入浴支援のロボットは100万円と案内しています。年度と都道府県で中身が変わるので、申し込む前に確かめます
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