口コミを書く 製品を比べる種類から探す・⁠⁠⁠⁠⁠⁠無料
GUIDE / KONGOU-SUISEN

混合水栓とは?厨房・施設向けの種類、壁付・台付の違いと選び方

厨房や施設の手洗いで使う混合水栓を、シングルレバー・2ハンドル・サーモスタット付き自動水栓に分け、取付穴、吐水量、節水、電源、価格、交換時の確認点をメーカーの公式資料からまとめました。

2026年10月27日更新

この記事の答え

混合水栓は、湯と水を混ぜて温度と水量を調節する蛇口です。厨房・施設の手洗いでは、先に「壁付か台付か」「穴径と穴の間隔」「操作方法と電源」を確かめます。サーモスタットは湯温を調節する機能で、自動水栓にも付いています。温度調節と吐水・止水の方式を分けて比べると、既設の設備に合う型を絞れます。

混合水栓とは

混合水栓は、給水管と給湯管から来た水を混ぜて出す蛇口です。湯水混合栓とも呼びます。湯か水のどちらかだけを供給する単水栓と区別します。

混合水栓の比較ページには、厨房の流し台・スロップシンクや、施設の共用洗面・手洗いに使う蛇口本体を載せています。家庭のリフォーム専用セット、単水栓、部品だけの商品、浴室・シャワー専用品は含めていません。医療施設に付ける際も、手術用などの特殊な性能は別に確認します。

操作方式の違い

  • シングルレバーは、レバーで温度と水量を調節します。KVKのMSK110KLLは長尺ハンドル付きの壁付、カクダイの192-027はフレキパイプを曲げて吐水位置を変える型です
  • 2ハンドルは、湯と水を別々に操作します。KVKのKM8GNは台付2穴で、取付ピッチは204mm、吐水口は200mmです
  • 自動水栓は、手を差し出すとセンサーが感知して水を出します。TOTOのTLE26SS2Aはサーモ機能部付き、ハンスグローエの31171000は側面レバーで温度を調節します

レバー・ハンドル・サーモスタットの仕組みは、SANEIの混合栓の説明でも確認できます。サーモスタットとセンサーは役割が異なるため、比較ページでは自動水栓を重複して数えていません。

壁付・台付と取付穴を合わせる

壁付は壁側の配管につなぎ、台付は流し台やカウンターの穴を使います。既設水栓の型番だけで判断せず、穴径・穴の間隔・取付面の厚さを測って、施工説明書や承認図と照合します。

  • カクダイの713-401は、取付穴径25〜38mm、厚10〜30mmです
  • ミナミサワのSM3-VFは、取付穴径22〜27mm、はさみ込み厚5〜35mmです
  • KVKのKM8GNは、取付穴径22〜25mm、取付ピッチ204mmです
  • カクダイの192-027は、取付芯々120mm仕様です。既設クランクを利用する場合は、逆止弁付きという条件を確かめます

出典は、カクダイの713-401、ミナミサワの混合水栓タイプ、KVKのKM8GN、カクダイの192-027です。

吐水量・節水を比べる

流量の数字は、最大値なのか、使用可能な範囲なのか、施工時に合わせる適正範囲なのかを確認します。泡沫吐水という表記だけから、節水率を計算してはいけません。

  • LIXILのAM-330TCV1は、施工説明書で適正流量2〜3L/min、内蔵の定流量弁2.5L/minと記載しています
  • ハンスグローエの31171000は、3bar時の最大流量5L/minです
  • グローエの3632720Jは、取扱説明書の使用可能流量範囲が2〜5L/minです。最大値と現場で合わせる流量は別に読みます

出典は、LIXILの施工説明書、ハンスグローエの仕様資料、グローエの取扱説明書です。給水圧力と使用条件が異なる数字を並べ、節水の優劣を付けることはできません。

電源と止水方式を確認する

  • TOTOのTLE26SS2AとTLE26SP2Aは、AC100Vで動く自動水栓です。台付と壁付を取り違えないよう手配します
  • ミナミサワのSM3-HとSM3-VFは、単3電池2本で動きます。手動スイッチでも吐水と止水を操作でき、手動の連続吐水時間は60秒です
  • SANEIのEK500-13は、単3電池4本で動きます。コンセントで使う場合はACアダプターを別に用意します
  • グローエの3632720Jは、6Vリチウム電池のCR-P2を使います。電池交換ができ、水がかからない場所に電池ボックスを収めます

出典は各製品の公式仕様と説明書です。SANEIのEK500-⁠13は、感知しなくなって約1秒後に止水し、約1分間連続感知しても自動止水します。連続吐水を使う作業では、止まる条件まで確かめます。

給湯器と洗面器の組合せ

サーモスタット付きでも、実際に出る湯温を確かめて使います。給水圧力・給湯圧力・給湯温度が変わると、ハンドルの表示通りにならないことがあります。

  • LIXILのAM-330TCV1の施工説明書は、水道直圧式の瞬間式ガス給湯器・石油給湯器を使わず、貯湯式と組み合わせるよう記載しています。少流量では着火しないためです
  • カクダイの713-401は、ステンレス製の器や十分な吐水口空間がない組合せで誤作動のおそれがあります
  • グローエの3632720Jは、センサー正面の障害物に反応し続けるため、立ち上がりがある洗面器には使えません
  • ミナミサワのSM3-HとSM3-VFは、設定温度40℃以下で使い、浴室には取り付けません

厨房や共用洗面は器の形も材質も異なります。センサー式を選ぶ前に、メーカーの組合せ表と現場の器を照合します。

価格と交換の見積もり

  • KVKのKM8GNは、メーカー価格25,000円です
  • カクダイの192-027は、メーカー価格42,000円です
  • ミナミサワのSM3-Hは、希望小売価格84,000円です
  • SANEIのEK500-13は、メーカー価格120,000円です
  • TOTOのTLE26SS2Aは、希望小売価格154,000円です

いずれも2026年10月27日に確認した税抜価格です。取付工事費は含まず、止水栓・配管・電源工事・既設品の撤去を含めた見積もりを別に取ります。方式と付属品が異なるため、本体価格だけで工事の総額を決められません。

旧型番を交換するときは、現行品かを確認します。グローエのJP210801は限定在庫となり、3632720J⁠へ切り替わっています。後継品も、取付条件と同梱品を確かめてから注文します。

比較記事にしてほしい製品の依頼はこちら👉