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GUIDE / JISSEKI-SHUSHU-SYSTEM

生産実績収集システム(POP)⁠と⁠は⁠?タブレット入力・カード打刻・設備データ・作業指示一体の4つの集め方と、価格・連携・提供形態の選び方

工場の作業時間・出来高・不良・設備の稼働を現場から集める生産実績収集システム(POPシステム)の4つの集め方、タブレット入力とICカード・ビーコンの違い、設備データの取り込み、生産管理システムとの連携、クラウドとオンプレミス、公開価格を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月2日更新

この記事の答え

生産実績収集システム(POP)は、工場の作業時間・出来高・不良・設備の稼働を、現場で記録して集めるシステムです。生産時点情報管理とも呼びます。集め方で、画面に打ち込むタブレット入力型、作業員証やビーコンカードを使うカード打刻型、設備やセンサーのデータを取り込む設備データ型、作業指示と実績を一体で扱う作業指示一体型に分かれます。選ぶときは「誰が何を記録するか」「どこにデータを置くか」「どのシステムに渡すか」の3つを先に決めます。

生産実績収集システム(POP)⁠と⁠⁠⁠⁠は

生産実績収集システムは、紙の作業日報や生産実績の記録表をやめて、現場で起きたことをその場でデータにするシステムです。集めた出来高・不良・停止・工数は、その日のうちに集計され、遅れや不良の多い工程が見えるようになります。受注・手配・在庫まで扱う生産管理システムとは別に入れることが多く、集めた実績を生産管理システムへ渡して使います。

4つの集め方

  • タブレット入力型は、作業者が画面に出来高・不良・検査結果を打ち込みます。例はカミナシ 生産実績、シムトップスの i-Reporter、テクノアの Ez-Collect ⁠⁠⁠です
  • カード打刻型は、作業員証やビーコンカードで作業の開始と終了を記録します。例はマーストーケンソリューションの WMステーション、テクノアの Ez-Bee ⁠⁠⁠です
  • 設備データ型は、設備・センサー・PLCのデータを人の手を通さずに取り込みます。例はビジネスエンジニアリングの mcframe SIGNAL CHAIN ⁠⁠⁠です
  • 作業指示一体型は、生産計画を時間単位の作業指示に分け、その指示に対して実績を集めます。例はビジネスエンジニアリングの mcframe 7 LiteMES ⁠⁠⁠です

何を記録するか

  • カミナシ 生産実績は、出来高・不良・停止の3つをタブレットに入れると、可動率やサイクルタイムが自動で出ます
  • i-Reporterは、今使っているExcel帳票を取り込み、その形のまま入力画面にできます。生産実績記録表や作業日報も電子化できます
  • WMステーションは、作業の開始と終了に加え、作業終了時に製造個数も入力できます
  • 停止の理由や不良の中身など、人にしかわからない情報は、タブレット入力型で残します

入力の手間を減らすには

  • WMステーションは、ICカードをかざしてタッチするだけで作業の開始と終了が記録されます。交通系ICカードやおサイフケータイも打刻に使えます
  • Ez-Beeは、作業指示書と担当者カードをビーコンボックスに入れて出すだけで、担当者・工程ごとの着手と完了がクラウドに集まります
  • mcframe SIGNAL CHAINは、カウンタで数えた製造実績を mcframe 7 の製造指図へ自動でつなぎます

生産管理システムとの連携

  • Ez-Beeの実績は、テクノアの生産管理システムTECHSにすぐ反映されます
  • mcframe 7 LiteMESは、mcframe 7 SCMの製造指図を取り込み、実績を送り返します
  • Ez-CollectとWMステーションはCSVで出力でき、i-ReporterはCSV・Excel・PDFへの自動出力とWeb APIを持ちます

提供形態と値段

  • カミナシ 生産実績とEz-Beeはクラウドで使います。Ez-CollectはWindows Serverに入れて使い、i-Reporterはクラウド版とオンプレミス版を選べます
  • 値段を公式に出しているのは2製品です。i-Reporterのクラウド版は月額42,000円(税抜)⁠か⁠ら⁠で⁠、どのプランも5ユーザーから契約します
  • Ez-Beeは、基本ソフトが300,000円から、月額利用料が12,500円からです
  • ほかの製品は見積もりです。入力する人数と端末の数、生産管理システムとつなぐ作業の費用も分けて見積もります
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