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GUIDE / BUSINESS-ROUTER

業務用ルーターとは?本社・支店・店舗で使うVPNルーターの種類(拠点向け・センター向け・LTE内蔵)と、VPN対地数・スループット・価格の選び方

本社・支店・店舗のインターネット接続と拠点間のVPNに使う業務用ルーター(VPNルーター)の3つの種類、VPN対地数とIPsecスループットの見方、LTE内蔵型の使いどころ、冗長化、値段を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月4日更新

この記事の答え

業務用ルーターは、会社のネットワークをインターネットにつなぎ、離れた拠点どうしをVPNで結ぶ機械です。VPNルーターとも呼びます。置く場所と回線で、支店・店舗に置く拠点向け、多くの拠点を本社で束ねるセンター向け、LTEを中に持つLTE内蔵型に分かれます。選ぶときは「つなぐ拠点の数」「VPNで流す速さ」「予備の回線が要るか」の3つを先に決めます。

業務用ルーターとは

業務用ルーターは、本社・支店・店舗・工場の回線の出入口に置き、インターネットへの接続と、拠点どうしを暗号化した通り道(VPN)でつなぐ仕事を受け持ちます。在宅勤務の人を社内につなぐリモートアクセスにも使います。

比較ページには、自社で開発するメーカーのVPNルーターを型番の単位で載せています。持ち歩くモバイルルーター、防御が主役のUTM、家庭用のWi-Fiルーターは載せていません。

3つの種類

  • 拠点向けは、支店・店舗・小さな事務所に置く型です。ヤマハのRTX830、NECプラットフォームズのIX2107、アライドテレシスのAT-AR2050V、バッファローのVR-U500Xがこれにあたります
  • センター向けは、本社やデータセンターで多くの拠点のVPNを受ける型です。ヤマハのRTX3510、NECプラットフォームズのIX3315、センチュリー・システムズのNXR-650、IIJのSEIL/X4、エフサステクノロジーズのSi-R GX500がこれにあたります
  • LTE内蔵型は、SIMを挿して携帯電話の回線につなぐ型です。古河電気工業のFITELnet F221、センチュリー・システムズのNXR-G540/L-CA Rev2、エフサステクノロジーズのSi-R G121がこれにあたります

VPN対地数の見方

  • VPN対地数は、1台が同時にVPNでつなげる相手の数です。本社側には、支店の数より多い機種を置きます
  • 拠点向けでは、バッファローのVR-U500Xは30対地、ヤマハのRTX830は20対地で、拡張すると最大100対地です
  • センター向けでは、ヤマハのRTX3510は1,000対地(拡張で最大3,000)、エフサステクノロジーズのSi-R GX500は3,000対地、NECプラットフォームズのIX3315は最大5,000拠点です

スループットの見方

  • スループットは暗号をかけずに流せる速さで、IPsecスループットはVPNで暗号をかけたときの速さです
  • ヤマハのRTX3510は、スループットが最大9.9Gbit/s、IPsecスループットが最大3.8Gbit/sです
  • センチュリー・システムズのNXR-650は、IPsec接続時に約1.9Gbpsです。拠点間の通信が多いなら、IPsecの数字で比べます

LTE内蔵型と冗長化

  • 古河電気工業のFITELnet F221は、SIMを2枚挿せるので、別の通信会社の回線に切り替えられます
  • センチュリー・システムズのNXR-G540/L-CA Rev2は、-20〜50℃で動くことを保証していて、暑い現場や機械の中にも置けます
  • 2台で組んで止まった側を引き継ぐVRRPは、ヤマハ・センチュリー・システムズ・IIJの機種が持ちます。アライドテレシスのAT-AR2050Vは、電源が落ちても回線を通すバイパスポートを持ちます

値段

  • 値段を公式に出しているのは、ヤマハのRTX830が119,900円(税込)、RTX3510が991,100円(税込)、アライドテレシスのAT-AR2050Vが90,200円(税込)、古河電気工業のFITELnet F221が290,000円(税別)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • NECプラットフォームズ、センチュリー・システムズ、IIJ、バッファロー、エフサステクノロジーズの機種はオープン価格で、販売店で見積もりをとります
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