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GUIDE / CHOONPA-HASSHINKI

超音波発振器とは?洗浄装置に組み込む超音波発振器の種類(単周波・多周波・メガソニック)と、周波数・出力・許可の選び方

洗浄装置や今ある槽に組み込む超音波発振器(超音波発生装置)の3つの種類、28kHzと40kHzの違い、メガソニックの仕組み、高周波利用設備の許可、外部制御と振動子の組み方を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月5日更新

この記事の答え

超音波発振器は、振動子に高周波の電気を送り、液の中に超音波を出させる装置です。超音波発生装置・超音波電源とも呼びます。出す周波数で、1つの周波数で鳴らす単周波・周波数を切り替える多周波・数百kHzからMHzで鳴らすメガソニックに分かれます。選ぶときは「何を落としたいか」「何Wで鳴らすか」「装置から動かすか」の3つを先に決めます。

超音波発振器とは

超音波発振器は、洗浄槽の底や横に付けた振動子、槽に沈める投込の振動子に高周波の電気を送り、液の中に超音波を出させる装置です。洗浄装置に組み込むほか、今ある槽を超音波洗浄に変えるときにも使います。

比較ページには、日本の会社か日本法人が自社で作る超音波洗浄用の発振器を、各社の代表の型式の単位で載せています。槽と一体の超音波洗浄機、溶着やカッター用の発振器、代理店が売る他社製品は載せていません。

3つの種類

  • 単周波は、28kHzや40kHzなど1つの周波数で鳴らします。例は国際電気セミコンダクターサービスの UO1200PG、本多電子の WG-1200-28、日本アレックスのネオソニックです
  • 多周波は、1台の発振器と振動子で周波数を切り替えます。例はカイジョーのクオーバ マルチ 70111型と、日本アレックスのマルチソフト MSG2 ⁠⁠⁠です
  • メガソニックは、数百kHzから1MHzほどで鳴らします。例はカイジョーのクオーバ、本多電子の W-357BM-1200、国際電気セミコンダクターサービスの UO1200PMCX ⁠⁠⁠です

周波数の選び方

  • 本多電子の案内では、28kHzは頑固な汚れの強力洗浄に、40kHzは洗浄ムラやダメージが少ない精密洗浄に向きます
  • 超音波工業の USV-1200Z70DPS は70kHzで、キャビテーションを弱めてダメージを抑えて洗います
  • カイジョーの案内では、750kHz・950kHzのメガソニック洗浄は主に加速度で洗い、キャビテーションがほとんど出ません
  • 日本アレックスのマルチソフト MSG2 は、40kHzから270kHzまでの周波数を1台で切り替えられます

出力と鳴らし方

  • このページの型式の多くは、500Wから1200Wです。日本アレックスのネオソニックは、300Wから3600Wまでそろえています
  • スイープやFMは、周波数を少し動かして定在波による洗浄ムラを減らす鳴らし方です
  • 国際電気セミコンダクターサービスの UO1200PG は、単一周波・スイープ・FMとAMの組み合わせを1台で選べます

許可と外部制御

  • 総務省の型式指定を取った機器は、総合通信局への高周波利用設備の許可申請をせずに使えます。エスエヌディの MU-600A1 は型式指定を取っています
  • カイジョーの案内では、周波数50kHz以上の機種は型式指定が受けられないので、許可状の交付を受けてから使います
  • 本多電子の WG-1200-28 と W-357BM-1200 は、RS485のMODBUSで洗浄装置から設定と状態を見られます

値段

  • 値段を公式に出しているのはエスエヌディで、MU-600A1 は発振機と投込の振動ユニットの組で750,000円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • ほかの6社は公式に値段を出しておらず、見積もりで決まります
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