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GUIDE / INSERTION-MACHINE

部品挿入機とは?ラジアル・アキシャル・異形部品挿入機の違いと、挿入速度・対象部品・基板サイズ・価格の選び方

電子基板の穴にリード付きの部品を差す部品挿入機(自動挿入機)の3つの種類、ラジアルとアキシャルの違い、異形部品挿入機でできること、挿入速度と部品の大きさ、価格の出し方を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月2日更新

この記事の答え

部品挿入機は、リード付きの電子部品を基板の穴へ自動で差す機械です。自動挿入機とも呼びます。差す部品の形で、ラジアル部品挿入機・アキシャル部品挿入機・異形部品挿入機に分かれます。選ぶときは「差す部品の形」「部品の大きさ」「基板の大きさ」の3つを先に決めます。

部品挿入機とは

部品挿入機は、電解コンデンサーや抵抗、コネクタなど、リードの付いた部品を基板の穴へ差す機械です。差したあとはフローはんだなどで基板に付けます。

比較ページには、日本の会社が自社で作る部品挿入機を、各社の代表の型の単位で載せています。表面実装のチップマウンター、はんだ付け装置、中古機、商社が売る他社製品は載せていません。

3つの種類

  • ラジアル部品挿入機:リードが片側から出た部品を、テーピングから切り出して差します。例はパナソニック コネクトの RL133 ⁠⁠⁠です
  • アキシャル部品挿入機:リードが両端から出た抵抗やダイオード、ジャンパー線を差します。例はパナソニック コネクトの AV132 ⁠⁠⁠です
  • 異形部品挿入機:コネクタや大型部品を、ノズルやチャックでつかんで差します。例は JUKI の JM-100 と JM-E01 ⁠⁠です

挿入速度

  • AV132 は、0.12s/点で差します
  • RL133 は、0.14s/点で差します
  • JM-100 は、吸着ノズルで0.6秒/部品、グリッパノズルで0.8秒/部品です
  • 異形部品挿入機は部品をつかんで見てから差すので、ラジアル・アキシャルより1点にかかる時間が長くなります

部品の大きさ

  • RL133 は、ピッチ2.5〜10mm、高さ最大26mm、直径最大13mmまで差せます
  • JM-100 は、高さ最大30mmまでの部品を扱います
  • JM-E01 は、高さ最大90mm、重さ400gまでの部品を扱います

基板の大きさ

  • RL133 と AV132 は、508×381mmまでです。オプションで650×381mmまで広げられます
  • JM-100 は、2回クランプで800×360mmまでです
  • JM-E01 は、2回クランプで800×560mmまでです

価格

  • このページの4製品は、どれも公式に価格を出していません
  • 部品の種類と数、基板の大きさで機械の構成が変わるので、メーカーに見積を頼みます

選び方

  • テーピングのラジアル部品が多いなら、ラジアル部品挿入機を選びます
  • 抵抗やジャンパー線が多いなら、アキシャル部品挿入機を選びます
  • コネクタや大型部品を手で差しているなら、異形部品挿入機で置き換えます。パナソニック コネクトの NPM-VF は、手挿入の3〜5人分の作業を自動にします
  • ねじ締めも一緒に自動にしたいなら、JUKI の JM-E01 が挿入とねじ締めを1台でこなします
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