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GUIDE / BLOW-MOLDING-MACHINE

ブロー成形機とは?PETボトル・容器・タンクを作るブロー成形機の種類(射出延伸・2ステップ延伸・ダイレクトブロー)と選び方

PETボトル・化粧品や薬品の容器・ポリタンクを作るブロー成形機(中空成形機)の3つの方式、作れる容器の容量・取り数・型締力・樹脂、電動と油圧の違い、価格の出し方を、日本のメーカーの公式資料でまとめます。

2026年11月5日更新

この記事の答え

ブロー成形機は、溶かした樹脂を金型の中で空気で膨らませ、ボトルやタンクのような中空の容器を作る機械です。中空成形機とも呼びます。方式は、射出延伸ブロー・2ステップ延伸ブロー・ダイレクトブローの3つです。選ぶときは「容器の樹脂」「容量と口径」「1時間の本数」の3つを先に決めます。価格はどのメーカーも公開していないので、容器と生産量を伝えて見積もりを取ります。

ブロー成形機とは

ブロー成形機は、溶かした樹脂を金型の中で空気で膨らませて、中が空の容器を作る機械です。継ぎ目の無いボトル・ポリタンク・自動車のタンクやダクトを一度で作れます。

比較ページには、日本の会社が自社で作るか自社グループの製品として売るブロー成形機を、各社の代表の型式の単位で載せています。

3つの方式

  • 射出延伸ブロー:樹脂を射出してプリフォームを作り、その熱が残るうちに伸ばしながら膨らませます。例は日精エー・エス・ビー機械の ASB-70DPH と PF6-2B、青木固研究所の AL-300-50 ⁠⁠です
  • 2ステップ延伸ブロー:別に作ったプリフォームを温め直して膨らませます。例はフロンティアの FRB-12 と FRB-6/10L ⁠⁠です
  • ダイレクトブロー(押出ブロー):押し出した筒状の樹脂を金型で挟み、空気を吹き込みます。例はタハラの MSE-55E/54M-AP(E2) と INNOVAREX400D、プラコーの EA-55型と 6SOB-1型、キョーラクエンジニアリングの ES5000 と S150K ⁠⁠⁠です

作れる容器の大きさ

  • 日精エー・エス・ビー機械の ASB-70DPH は、内容量10Lまで、口径158mmまで
  • 日精エー・エス・ビー機械の PF6-2B は、1.5L〜3Lの細口ボトル
  • フロンティアの FRB-6/10L は、12Lまで、口径53mmまで
  • タハラの INNOVAREX400D は、0.5L〜10Lの多層容器
  • プラコーの 6SOB-1型は、40L前後の自動車用ガソリンタンク

1ステップと2ステップの違い

  • 1ステップは、樹脂の投入から完成容器までを1台で作ります。日精エー・エス・ビー機械の ASB-12M がこの形です
  • 2ステップは、プリフォームを別の機械で作るか買ってきて、温め直して膨らませます
  • 日精エー・エス・ビー機械の PF シリーズは、その間の1.5ステップです

生産量と取り数

  • フロンティアの FRB-6/10L は、10LのPETボトルを最高で毎分100本
  • フロンティアの FRB シリーズは、4個取りから24個取りまで
  • タハラの INNOVAREX400D は、3頭〜12頭のパリソンを出します

電動と油圧

  • タハラは、全電動機は油圧式と比べて消費電力を40%〜60%減らせると案内しています
  • プラコーの全電動機は、油圧式と比べて約20%の省エネです
  • 油圧機は、作動油やパッキンを定期的に替えます。全電動機はこの交換が要りません
  • 青木固研究所の AL-300-50 は、回転数制御を載せて消費電力が15.2kWです

選び方

  • PETの容器なら延伸ブロー。多品種なら1ステップ、同じボトルを大量に作るなら2ステップのロータリー式
  • 取っ手付きの容器や多層の容器なら、ダイレクトブロー
  • 油を嫌う医療・化粧品の工場なら、全電動機
  • 金型は容器ごとに別に作ります。ダイレクトブローの金型は、延伸ブロー用より安く作れます
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