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GUIDE / ALUMINUM-SENBETSUKI

アルミ選別機とは?空き缶や破砕物から非鉄を分ける渦電流選別機の種類(同芯・偏芯)と、処理幅・回転数・価格の見方

磁石のロータで渦電流を起こし、アルミや銅を飛ばして分けるアルミ選別機の、同芯型と偏芯型の違い、処理幅と回転数の見方、磁選機との違い、選ぶときの注意をまとめました。

2026年11月6日更新

この記事の答え

アルミ選別機は、磁石のロータを高速で回し、渦電流の力でアルミや銅を前へ飛ばして分ける機械です。ロータの付け方で同芯型と偏芯型に分かれます。空き缶なら同芯型でも足り、破砕物やシュレッダーダストなら偏芯型が傷みにくい。選ぶときは原料の粒径と処理幅を先に決めます。

アルミ選別機とは

アルミ選別機は、ベルトの先に磁石のロータを入れたドラムを付け、ロータを高速で回す機械です。アルミや銅に渦電流が起き、磁界との反発で前へ飛びます。プラスチックや木くずのような非金属は、そのまま下へ落ちます。

比較ページには、日本の会社が自社で作るアルミ選別機を型式の単位で載せています。海外メーカーの機械を輸入して売る会社は載せていません。

2つの種類

  • 偏芯型:ロータをドラムの中心からずらします。例は三菱長崎機工の MSH360S・MSK360S、日本磁力選鉱の AR-600H、カネテックの BMR-C50A ⁠⁠です
  • 同芯型:ロータをドラムの中心に置きます。例はカネテックの MES-J、テクノリンクスの同芯タイプ、エリーズの RevX ⁠⁠⁠です

カネテックの資料では、同芯型は単純な構造で安く、偏芯型は鉄片が噛み込みにくく、ベルトとドラムシェルが長持ちします。

選ぶときの3つの点

選ぶときは「原料の粒径」「処理幅」「前段の鉄取り」の3つを先に決めます。

  • 粒径:三菱長崎機工の MSH360S は粒径20mm、MSK360S は粒径10mmの非鉄を回収します
  • 処理幅:エリーズの RevX は300mm幅から2000mm幅まであります。RevX-E は1500mm幅までです
  • 鉄取り:磁石が強いので、前段で鉄を取ってから流します。エーイーエムもドラム磁選機での除鉄を注意に書いています

回転数と磁束密度の見方

  • カネテックの BMR-C50A は、毎分2500回転で Max.350mT以上です
  • 日本マグネティックスの ALS-L 型は Max.1800rpm、破砕物に使う ALS-S 型は Max.2500rpm ⁠⁠です
  • エーイーエムの ALS-9025C は、適正回転数が1200rpmで、磁石は7,000Gです

磁選機・風力選別機との違い

磁選機は鉄を磁石で吸い付けて取ります。アルミは磁石につかないので、磁選機では取れません。風力選別機は重さの差で分けるので、軽い物と重い物が混ざるときに使います。実際のラインでは、磁選機で鉄を取り、そのあとにアルミ選別機を置きます。

値段と頼み方

公式に価格を出しているメーカーはありません。原料の種類と大きさ、1時間に流す量、今のコンベヤの幅を伝えて見積もりを取ります。三菱長崎機工はサンプルテスト機を持っているので、原料を流して確かめられます。

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