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熱交換器(産業用)のメーカー8社比較【2026年】

熱交換器は、温度の高い液体から低い液体へ、
金属の板や管を通して熱を移す装置です。

ABOUT

熱交換器(産業用)⁠と⁠⁠⁠⁠は

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温度の高い液体から低い液体へ、
金属の板や管を通して熱を移す装置です。
ヒートエクスチェンジャーとも呼び、工場では冷却水で油を冷やす・蒸気で液を温める・排水の熱を回収する、といった所で使います。

製品の特長

  • 2つの液体は混ざらない金属の板や管で仕切って熱だけを移す
  • 形で性能と手入れが変わるプレート式・多管式・スパイラル式
  • 熱を捨てずに回収できる排水や排ガスの熱で、入ってくる液を予熱する

使うメリット

  • 電気やボイラーの燃料を減らせる捨てていた熱を回収して使う
  • 冷却塔の水やチラーの冷水で、装置の油や液を冷やせる混ぜずに温度だけ下げる
  • プレート式は場所を取らない同じ熱量なら多管式より小さく収まる

選ぶときに注意すること

  1. 流体の種類・流量・入口と出口の温度・圧力損失を先に決め、メーカーに選定してもらう
  2. 汚れやすい液体は、分解できる形かスパイラル式を選び、洗い方まで決めておく
  3. 蒸気で温める・加圧した気体を持つなら、圧力容器の決まりに当たるかを確かめる
  4. ガスケット型は、ガスケットの劣化で漏れるので定期的に交換する

※種類と仕組みの説明は日阪製作所の熱交ドリルと総合カタログ、スパイラル式はアルファ・ラバルとクロセの公式資料による。製品の数字は各メーカーの公式の製品ページ・カタログによる。

LIST

熱交換器(産業用)の比較表

コストは、値段を公開している製品どうしで比べています。値段を出していない製品は「要見積」。

CSV

熱交換器(産業用)10製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

プレート式

3製品
株式会社ゼネシス全溶接型プレート式熱交換器 XPプレート高温・高圧やガスの熱回収口コミを書く要見積

ガスケットを使わない全溶接のプレート式で、400℃・4MPaまでの高温・高圧に使えます。まっすぐな流路で圧力損失が小さく、ガスや汚れやすい流体の熱回収に向きます。多管式からの置き換えを、予備実験から相談できます。

種類
プレート式
伝熱面積
5〜450m²
最高使用圧力
最大4MPa
最高使用温度
最大400℃
材質
純チタン・SUS316L・SUS304L
特長
ガスケットを使わない全溶接構造
記載なし
処理流量
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
株式会社日阪製作所ガスケット型プレート式熱交換器 UX・RXシリーズ分解して洗いたい水・油・薬液の加熱冷却口コミを書く要見積

締め付けボルトをゆるめるとプレートを1枚ずつ外せるので、伝熱面を目で見て洗えます。伝熱面積は1台0.18m²から3,400m²まで、処理量は0.1〜7,300m³/hまでそろいます。プレートの枚数を足し引きして、あとから能力を変えられます。

種類
プレート式
伝熱面積
0.18〜3,400m²(⁠1台⁠)
最高使用圧力
最大4.0MPaG
最高使用温度
最大180℃
材質
SUS304・SUS316・TP270(標準)
処理流量
0.1〜7,300m³/h
特長
水-水のU値は4,000〜8,000W/(m²・⁠⁠⁠℃)
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
株式会社日阪製作所ブレージングプレート式熱交換器 BXC型装置に組み込む小型の冷却・⁠⁠⁠加熱口コミを書く要見積

プレートをろう付けで一体にした形で、ガスケットが無いぶん小さく軽く、圧力にも強くなります。型式によって真空から4.5MPaまで、−100〜200℃まで使えます。分解はできないので、汚れの少ない流体に向きます。

種類
プレート式
最高使用圧力
F.V.〜4.5MPa
最高使用温度
−100〜200℃
材質
SUS316(ろう材は銅)
特長
ガスケットを使わないろう付け構造
記載なし
伝熱面積・処理流量
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)

多管式(シェル&チューブ)

4製品
臼井国際産業株式会社多管式熱交換器(固定管板式)給湯・温浴・熱回収の液体どうしの熱交換口コミを書く要見積

管を管板に固定した形で、動く部品やOリングのシールが無く、長く使えます。伝熱面積0.1〜11m²と1・2・4パスの標準品から、条件に合う型式を選べます。給湯や温浴、予熱、熱回収の設備で使われています。

種類
多管式(シェル&チューブ)
伝熱面積
0.1〜11m²
材質
高耐食材料(一次側・二次側とも)
特長
パス数は1・2・4パスの標準品
記載なし
最高使用圧力・最高使用温度・処理流量
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
大生工業株式会社シェル&チューブ式オイルクーラ FCF油圧ユニットの作動油を水で冷やす口コミを書く要見積

油圧の作動油を冷却水で冷やすオイルクーラで、自社製のφ9mmのローフィンチューブで小さくまとめています。伝熱面積0.15〜10m²で、胴側(油)は400L/minまで流せます。固定管板式なので、汚れやすい冷却水側の管を掃除しやすくなります。

種類
多管式(シェル&チューブ)
伝熱面積
0.15〜10m²
最高使用圧力
最大1.0MPa(胴側・⁠⁠⁠管側)
材質
管はりん脱酸銅
処理流量
最大400L/min(胴側)
特長
φ9mmの自社製ローフィンチューブ
記載なし
最高使用温度
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
株式会社ハシテックコンパクト型多管式熱交換器 HTF圧力容器にしたくない小さな熱交換口コミを書く要見積

外径5.3mmのステンレスの細い管を使い、内容積を小さくして圧力容器にならない範囲で使えるようにしています。最高使用圧力は0.7MPaで、伝熱面積0.21〜24.2m²の規格寸法があります。縦にも横にも付けられ、配管の途中に入れられます。

種類
多管式(シェル&チューブ)
伝熱面積
0.21〜24.2m²
最高使用圧力
最大0.7MPa
材質
SUS304・SUS316・SUS316L・チタン
特長
管は外径5.3mm・厚さ0.3mm
記載なし
最高使用温度・処理流量
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
藤産業株式会社コンパクト多管式熱交換器 HE型配管の途中に入れる小さな液体の熱交換口コミを書く要見積

外径5.3mmの細い管を束ねた小型の多管式で、管の中の流れが速いぶん水あかが付きにくくなります。伝熱面積0.10〜23.40m²の規格品を、胴の太さと長さで選べます。標準の材質はSUS304で、チタンも選べます。

種類
多管式(シェル&チューブ)
伝熱面積
0.10〜23.40m²
材質
SUS304・SUS316・SUS316L・チタン
特長
管は外径5.3mm・厚さ0.3mm
記載なし
最高使用圧力・最高使用温度・処理流量
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)

スパイラル式

3製品
アルファ・ラバル株式会社標準スパイラル式熱交換器 SHE LTLスラリーや繊維を含む汚れた液体口コミを書く要見積

2本の渦巻きの流路がそれぞれ1本道なので、汚れが付くと流れが速くなり、汚れを押し流します。ふたを外すと伝熱面を全部見られ、高圧水で洗えます。2S型から30L型まで標準の型式があり、横にも縦にも置けます。

種類
スパイラル式
伝熱面積
2m²(⁠2S型)〜30L型
最高使用圧力
最大12barg(⁠100℃⁠)
最高使用温度
−40〜400℃
材質
伝熱面は316L
特長
1本の流路で汚れを押し流す
記載なし
処理流量
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
株式会社クロセ標準型スパイラル熱交換器 KSHS汚れや詰まりが出やすい液体の熱交換口コミを書く要見積

小型のスパイラル式を規格にして在庫しているので、特注より早く手に入ります。伝熱面積2〜12m²で、横型と竪型、流量に合わせたH・Lの2タイプから選べます。12m²を超える大きさは特注で作ります。

種類
スパイラル式
伝熱面積
2〜12m²
最高使用圧力
FV-0.5または0-0.6MPaG
最高使用温度
200℃(設計温度)
材質
SUS316L
特長
小型を規格化してロット生産・⁠⁠⁠在庫
記載なし
処理流量
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
株式会社クロセ超小型ミニスパイラル KMSA・KMSB実験室・試験設備の小さな熱交換口コミを書く要見積

スパイラル式を手で持てるほど小さくした形で、専用の架台がいりません。伝熱面積0.3〜1.8m²、重さ8〜51kgで、配管にバルブのように付けられます。半導体の装置の薬液の温度調整や、パイロットプラントで使われています。

種類
スパイラル式
伝熱面積
0.3〜1.8m²
最高使用圧力
最大0.6MPaG
最高使用温度
最大185℃
材質
SUS316・SUS316L
特長
製品重量8〜51kg
記載なし
処理流量
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

プレート式3製品

株式会社ゼネシス

全溶接型プレート式熱交換器 XPプレート

高温・高圧やガスの熱回収

ガスケットを使わない全溶接のプレート式で、400℃・4MPaまでの高温・高圧に使えます。まっすぐな流路で圧力損失が小さく、ガスや汚れやすい流体の熱回収に向きます。多管式からの置き換えを、予備実験から相談できます。

コスト要見積

種類
プレート式
伝熱面積
5〜450m²
最高使用圧力
最大4MPa
最高使用温度
最大400℃
材質
純チタン・SUS316L・SUS304L
特長
ガスケットを使わない全溶接構造
記載なし
処理流量
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株式会社日阪製作所

ガスケット型プレート式熱交換器 UX・RXシリーズ

分解して洗いたい水・油・薬液の加熱冷却

締め付けボルトをゆるめるとプレートを1枚ずつ外せるので、伝熱面を目で見て洗えます。伝熱面積は1台0.18m²から3,400m²まで、処理量は0.1〜7,300m³/hまでそろいます。プレートの枚数を足し引きして、あとから能力を変えられます。

コスト要見積

種類
プレート式
伝熱面積
0.18〜3,400m²(⁠1台⁠)
最高使用圧力
最大4.0MPaG
最高使用温度
最大180℃
材質
SUS304・SUS316・TP270(標準)
処理流量
0.1〜7,300m³/h
特長
水-水のU値は4,000〜8,000W/(m²・⁠⁠⁠℃)
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株式会社日阪製作所

ブレージングプレート式熱交換器 BXC型

装置に組み込む小型の冷却・⁠⁠⁠加熱

プレートをろう付けで一体にした形で、ガスケットが無いぶん小さく軽く、圧力にも強くなります。型式によって真空から4.5MPaまで、−100〜200℃まで使えます。分解はできないので、汚れの少ない流体に向きます。

コスト要見積

種類
プレート式
最高使用圧力
F.V.〜4.5MPa
最高使用温度
−100〜200℃
材質
SUS316(ろう材は銅)
特長
ガスケットを使わないろう付け構造
記載なし
伝熱面積・処理流量
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多管式(シェル&チューブ)4製品

臼井国際産業株式会社

多管式熱交換器(固定管板式)

給湯・温浴・熱回収の液体どうしの熱交換

管を管板に固定した形で、動く部品やOリングのシールが無く、長く使えます。伝熱面積0.1〜11m²と1・2・4パスの標準品から、条件に合う型式を選べます。給湯や温浴、予熱、熱回収の設備で使われています。

コスト要見積

種類
多管式(シェル&チューブ)
伝熱面積
0.1〜11m²
材質
高耐食材料(一次側・二次側とも)
特長
パス数は1・2・4パスの標準品
記載なし
最高使用圧力・最高使用温度・処理流量
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大生工業株式会社

シェル&チューブ式オイルクーラ FCF

油圧ユニットの作動油を水で冷やす

油圧の作動油を冷却水で冷やすオイルクーラで、自社製のφ9mmのローフィンチューブで小さくまとめています。伝熱面積0.15〜10m²で、胴側(油)は400L/minまで流せます。固定管板式なので、汚れやすい冷却水側の管を掃除しやすくなります。

コスト要見積

種類
多管式(シェル&チューブ)
伝熱面積
0.15〜10m²
最高使用圧力
最大1.0MPa(胴側・⁠⁠⁠管側)
材質
管はりん脱酸銅
処理流量
最大400L/min(胴側)
特長
φ9mmの自社製ローフィンチューブ
記載なし
最高使用温度
公式ページへ
株式会社ハシテック

コンパクト型多管式熱交換器 HTF

圧力容器にしたくない小さな熱交換

外径5.3mmのステンレスの細い管を使い、内容積を小さくして圧力容器にならない範囲で使えるようにしています。最高使用圧力は0.7MPaで、伝熱面積0.21〜24.2m²の規格寸法があります。縦にも横にも付けられ、配管の途中に入れられます。

コスト要見積

種類
多管式(シェル&チューブ)
伝熱面積
0.21〜24.2m²
最高使用圧力
最大0.7MPa
材質
SUS304・SUS316・SUS316L・チタン
特長
管は外径5.3mm・厚さ0.3mm
記載なし
最高使用温度・処理流量
公式ページへ
藤産業株式会社

コンパクト多管式熱交換器 HE型

配管の途中に入れる小さな液体の熱交換

外径5.3mmの細い管を束ねた小型の多管式で、管の中の流れが速いぶん水あかが付きにくくなります。伝熱面積0.10〜23.40m²の規格品を、胴の太さと長さで選べます。標準の材質はSUS304で、チタンも選べます。

コスト要見積

種類
多管式(シェル&チューブ)
伝熱面積
0.10〜23.40m²
材質
SUS304・SUS316・SUS316L・チタン
特長
管は外径5.3mm・厚さ0.3mm
記載なし
最高使用圧力・最高使用温度・処理流量
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スパイラル式3製品

アルファ・ラバル株式会社

標準スパイラル式熱交換器 SHE LTL

スラリーや繊維を含む汚れた液体

2本の渦巻きの流路がそれぞれ1本道なので、汚れが付くと流れが速くなり、汚れを押し流します。ふたを外すと伝熱面を全部見られ、高圧水で洗えます。2S型から30L型まで標準の型式があり、横にも縦にも置けます。

コスト要見積

種類
スパイラル式
伝熱面積
2m²(⁠2S型)〜30L型
最高使用圧力
最大12barg(⁠100℃⁠)
最高使用温度
−40〜400℃
材質
伝熱面は316L
特長
1本の流路で汚れを押し流す
記載なし
処理流量
公式ページへ
株式会社クロセ

標準型スパイラル熱交換器 KSHS

汚れや詰まりが出やすい液体の熱交換

小型のスパイラル式を規格にして在庫しているので、特注より早く手に入ります。伝熱面積2〜12m²で、横型と竪型、流量に合わせたH・Lの2タイプから選べます。12m²を超える大きさは特注で作ります。

コスト要見積

種類
スパイラル式
伝熱面積
2〜12m²
最高使用圧力
FV-0.5または0-0.6MPaG
最高使用温度
200℃(設計温度)
材質
SUS316L
特長
小型を規格化してロット生産・⁠⁠⁠在庫
記載なし
処理流量
公式ページへ
株式会社クロセ

超小型ミニスパイラル KMSA・KMSB

実験室・試験設備の小さな熱交換

スパイラル式を手で持てるほど小さくした形で、専用の架台がいりません。伝熱面積0.3〜1.8m²、重さ8〜51kgで、配管にバルブのように付けられます。半導体の装置の薬液の温度調整や、パイロットプラントで使われています。

コスト要見積

種類
スパイラル式
伝熱面積
0.3〜1.8m²
最高使用圧力
最大0.6MPaG
最高使用温度
最大185℃
材質
SUS316・SUS316L
特長
製品重量8〜51kg
記載なし
処理流量
公式ページへ
Q&A

熱交換器(産業用)選びで、よくある疑問

購買担当の疑問熱交換器の価格は、いくら?

載せた8社10製品とも、値段を公開していません。流体・流量・入口と出口の温度・圧力損失を決めて、メーカーに選定と見積もりを頼みます。日阪製作所は小型のガスケット型やブレージングプレート式のBXC型を通販サイトでも扱っていますが、値段は会員のログイン後に出ます。

総務の疑問熱交換器とは?しくみをわかりやすく知りたい

温度の高い液体から低い液体へ、金属の板や管を通して熱だけを移す装置です。2つの液体は混ざりません。板や管の両側に液体を流し、高温側の液体は冷え、低温側の液体は温まります。

設備担当の疑問熱交換器の種類は?

工場で液体どうしに使う主な形は、プレート式・多管式(シェルアンドチューブ)・スパイラル式です。ほかに、2本の管を2重にした二重管式、空気を温めたり冷やしたりするフィンチューブ、空冷式などがあります。この比較には、プレート式・多管式・スパイラル式の8社10製品を載せています。

工場長の疑問プレート式と多管式の違いは?

プレート式は波形の板で流れを乱すので伝熱がよく、高温側と低温側の温度を1℃差まで近づけられ、小さくまとまります。多管式は昔からの形で、低い圧力から高い圧力まで使え、材料も幅広く選べます。日阪製作所のガスケット型は最大4.0MPaG・180℃、ゼネシスの全溶接型XPプレートは4MPa・400℃までです。

設備担当の疑問シェルアンドチューブ(多管式)熱交換器の構造は?

太い円筒の胴の中に細い管を何本も通し、胴の側と管の側に流す液体どうしで熱を移します。管の固定のしかたで、固定管板式・U字管・遊動頭(フローティングヘッド)に分かれます。大生工業のFCFや臼井国際産業の多管式は、動く部分の無い固定管板式です。

施設管理の疑問二重管式熱交換器とは?

太さの違う2本の管を内と外の2重に組み合わせた、いちばん簡単な形の熱交換器です。配管のような形なので詰まりに強く、コイル状に巻いて場所を取らないようにもできます。この比較には載せていません。

総務の疑問全熱交換器とは違うもの?

違うものです。全熱交換器は、ビルや住宅の換気で、出ていく空気の熱と湿気を入ってくる空気に移す空調の機器です。このページの熱交換器は、工場で液体どうしの熱をやりとりする機器で、全熱交換器は載せていません。

施設管理の疑問熱交換器の洗浄は、どうする?

ガスケット型のプレート式は、締め付けボルトをゆるめると分解でき、伝熱面を目で見て洗えます。スパイラル式は、ふたを外すと伝熱面を全部見られ、アルファ・ラバルのSHE LTLは高圧水で洗えます。ブレージング型はろう付けで一体にしているので分解できず、薬品を流して洗います。

設備担当の疑問汚れやすい液体には、どれがいい?

スパイラル式を見ます。流路が1本道で、汚れが付くとそこだけ流れが速くなり、汚れを押し流します。アルファ・ラバルは、シェルアンドチューブより熱効率が2〜3倍高いと案内しています。クロセのKSHSは2〜12m²の規格品を在庫しています。

経営者の疑問圧力容器の届け出は、⁠⁠⁠いる?

蒸気で温める機械や、加圧した気体を持つ機械は、圧力容器としてボイラーと同じような規制を受けます。日阪製作所は、プレート式は中の容積が小さいので、多管式で第一種圧力容器になる条件でも小型圧力容器や簡易圧力容器で済むことがあるとしています。ハシテックのHTFは、細い管で内容積を小さくし、圧力容器の範囲の外で使えるようにしています。

購買担当の疑問シェアが大きいメーカーは?

日阪製作所は、プレート式熱交換器の総合カタログで、自社を国内トップシェアメーカーと案内しています(自社の記載)。プレート式の話で、多管式・スパイラル式を含めた熱交換器全体のシェアではありません。スパイラル式では、クロセが24,000基を超える納入実績を案内しています。

TYPES

熱交換器(産業用)の種類の違い

ボタンを押すと、表がその種類の製品だけになります。

プレート式

波形にプレスした薄い金属板を何枚も重ね、板の両側に高温と低温の液体を交互に流します。板のすき間で流れが乱れるので伝熱がよく、多管式より小さくまとまります。板をガスケットで締め付けて分解できるガスケット型のほか、ろう付けで一体にしたブレージング型、溶接で一体にした全溶接型があります。

向いている使い方

  • 水・油・薬液の冷却と加熱
  • 空調・冷凍機まわりの熱のやりとり
  • 小さな温度差での熱回収

根拠:高温側入口温度と低温側出口温度を1℃差まで近づけられます(日阪製作所の熱交ドリル)(出典2)

この種類の3製品を表で見る

多管式(シェル&チューブ)

太い円筒の胴(シェル)の中に細い管(チューブ)を何本も通し、管の中と外に流す液体どうしで熱を移します。昔から使われている形で、低い圧力から高い圧力まで幅広く使え、鉄・ステンレス・チタンなど材料も選べます。作動油を冷却水で冷やすオイルクーラもこの形です。

向いている使い方

  • 油圧ユニットの作動油の冷却
  • 給湯・温浴・予熱の熱交換
  • 高い圧力や温度のプロセス

根拠:多管式は低圧から高圧の領域まで幅広く使えます(日阪製作所の熱交ドリル)(出典3)

この種類の4製品を表で見る

スパイラル式

2枚の金属板を渦巻きに巻いて、高温と低温の2本の流路をつくります。流路が1本道なので、汚れが付くとそこだけ流れが速くなり、汚れを押し流します。スラリーや繊維を含む液、汚れやすい排水の熱交換に向き、ふたを外して中を洗えます。

向いている使い方

  • スラリー・汚泥を含む液の加熱冷却
  • 汚れやすい排水からの熱回収
  • 蒸気の凝縮(コンデンサー)

根拠:スパイラル式は単一の流路で、スケールが付くと流速が上がってはがれる自浄作用があります(日阪製作所の熱交ドリル)(出典4)

この種類の3製品を表で見る
MAKERS

熱交換器(産業用)の主なメーカー8社

日阪製作所は、プレート式熱交換器の総合カタログ(2026年6月作成)で⁠、自社を国内トップシェアメーカーと案内しています(自社の記載)。プレート式の話で、熱交換器全体のシェアではありません。
社名を押すと、その会社のページ(ほかの製品と所在地)に移ります。

この比較表のデータ:CSV・JSON(出典を明記すれば引用できます)

掲載基準と並び順

掲載基準:工場・プラント・設備で、液体どうし(一部は蒸気やガス)の熱をやりとりする産業用の熱交換器の本体で、プレート式(ガスケット型・ブレージング型・全溶接型⁠)⁠、多管式(シェルアンドチューブ・油圧のオイルクーラを含む)、スパイラル式の3種類のうち、メーカーが自社で作り、公式サイトやカタログで伝熱面積・圧力・温度などを文字で確かめられる製品です。型式がとても多いので、各社の代表シリーズを1つの製品として載せ、1社1〜2製品に絞っています。エアコン・給湯器・ボイラーの中の熱交換器、ビルや住宅の換気に使う全熱交換器(熱交換換気)、制御盤用の熱交換器、空気を温めたり冷やしたりするフィンチューブのコイル、空冷式のオイルクーラ、冷凍機を持つチラー(チラーの比較にあります)、電気のヒーター(工業用ヒーターの比較にあります⁠)⁠、殺菌装置に組み込んだプレート、交換用のガスケットだけ、洗浄などのメンテナンスだけ、中古品、代理店や商社が売る他社製品は除いています。勝川熱工は多管式とプレートフィンを作っていますが、公式サイトで数字の仕様を確かめられなかったため、今回は載せていません。値段を公開している製品が無いため、安め・平均的・高めの判定はしていません。

並び順:種類ごとに分け、その中はメーカー名の五十音順です。おすすめ順ではなく、掲載料で順番は変えません。

熱交換器(産業用)を作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

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