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GUIDE / DEUTERIUM-LAMP

重水素ランプとは?D2ランプの種類(標準・高輝度・交換用・光源セット)と、波長・寿命・窓材の選び方

分光光度計や液体クロマトグラフの紫外の光源に使う重水素ランプ(D2ランプ)の4つの種類、窓材と波長の関係、寿命の見方、交換用ランプの選び方を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月6日更新

この記事の答え

重水素ランプは、紫外の連続した光を出すランプで、D2ランプとも呼びます。分光光度計や液体クロマトグラフの光源に使います。種類は標準・高輝度・交換用・光源セットの4つです。選ぶときは「使う装置」「波長と窓材」「寿命」の3つを先に決めます。

重水素ランプとは

重水素ランプは、400nm以下の紫外で強く光るランプです。分光光度計、液体クロマトグラフ、原子吸光光度計、膜厚計などの光源に使います。

比較ページには、メーカーが公式に案内している重水素ランプと光源セットを、型番の単位で載せています。輸入販売の品、製造を終えた品、ハロゲンランプは載せていません。

4つの種類

  • 標準ランプは、分析機器に組み込むランプです。例は浜松ホトニクスの L7296 ⁠⁠です
  • 高輝度ランプは、明るさを上げた型です。例は浜松ホトニクスの L9518 とエクセリタスの HSR100 ⁠⁠⁠です
  • 交換用ランプは、装置の型式に合わせて選びます。例はミトリカの A6211S と S6601J ⁠⁠⁠です
  • 光源セットは、ランプに電源やホルダなどを組み合わせたものです。例は分光計器の Dseries とエクセリタスの FiberLight D2 Basic ⁠⁠⁠です

窓材と波長

  • UVガラスは、L9518 で185nmから400nmまでです
  • 合成石英ガラスは、L7296 で160nmから400nmまでです
  • MgF2は、L9841 で115nmから400nmまでです
  • 短い側の波長は、窓材の透過率で決まります。ミトリカも、要望に応じてMgF2の面板の仕様を作ります

寿命の見方

  • L7296 と L9518 は、保証寿命2000時間です
  • ミトリカの A6211S と S6601J は、平均寿命2000時間です
  • エクセリタスの HSR100 は、2000時間です
  • 浜松ホトニクスのカタログには、4000時間の L6565-56 があります
  • 浜松ホトニクスは、230nmの光出力が初期値の50%に下がるか、フラツキが0.05%を超えた時点を寿命としています

交換用ランプの選び方

  • 装置の型式と、元のランプ番号を先に控えます
  • ミトリカの互換表では、液体クロマトグラフの SPD10A・SPD20A に A6211S が載っています
  • 分光光度計の V500・V600・V700シリーズには、S6601J が載っています
  • 表に無い装置は、メーカーに問い合わせて確かめます

電源と予熱

  • L7296 と L9518 の陽極電流は、300±30mAです
  • 予熱の電圧は、L7296 が10V、L9518 が2.5Vです。予熱の時間はどちらも20秒以上です
  • ミトリカの専用電源は、MD310 が2.5V用、MD330 が10V用です

値段

  • 表の7製品は、どれも公式に値段を出していません
  • 型番と本数を伝えて、見積もりを取ります
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