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GUIDE / BLACK-LIGHT

ブラックライトとは?工場の検査で使う業務用ブラックライト(UVライト)の種類(ハンディ型・定置型)と⁠、波長・紫外線強度・照射範囲の選び方

蛍光探傷のきずや冷媒・オイルの漏れ、異物を光らせて見る業務用のブラックライト(紫外線探傷灯・UVライト)の2つの種類、365nmと395nmの違い、紫外線強度の比べ方、LEDとメタルハライドランプの違い、寿命と値段を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年10月28日更新

この記事の答え

ブラックライトは、紫外線を当てて、蛍光剤や蛍光磁粉、油やほこりを光らせて見るライトです。紫外線探傷灯・UVライトとも呼びます。業務用は、手に持って当てるハンディ型と、天井や架台に固定して広く照らす定置型に分かれます。選ぶときは「波長(365nmか)」「どの距離でどれだけの紫外線強度が出るか」「持ち歩くか、固定するか」の3つを先に決めます。

ブラックライトとは

ブラックライトは、可視光より波長の短い紫外線を中心に出すライトです。可視光をほとんど出さないので、蛍光する物だけが光って見えます。工場では、蛍光浸透探傷や蛍光磁粉探傷できずを探すほか、冷媒・オイルの漏れや、ほこり・繊維くずの確認に使います。

比較ページには、日本の会社が自社で作るか自社の製品として売る業務用のブラックライトを、各社の代表の型の単位で載せています。殺菌用のUV-Cの灯、接着剤やインクを固めるUV照射器、ブラックライト用の蛍光ランプだけの販売、家庭用・ホビー用だけの品は載せていません。

2つの種類

  • ハンディ型は、手に持って当てる型です。電池や充電池で動くコードレスと、電源ボックスやコンセントにつなぐ型があります。例は、マークテックのスーパーライト D-10L、栄進化学の ZB-365J、テクノアークの HB302Li ⁠⁠⁠です
  • 定置型は、天井や架台に固定して検査台やラインを広く照らす型です。両手が空きます。例は、栄進化学の LV-9、マークテックのスーパーライト E-40L、テクノアークの GB450 ⁠⁠⁠です

波長の選び方

  • 蛍光探傷では、365nmを中心とするUV-Aを使います。マークテックは、自社の探傷灯を365nm中心で設計しています
  • 395nmや405nmは可視光に近く、照らした面の余分な光が強くなって、蛍光が見えにくくなることがあります
  • コンテックの解説では、千円札のインクは370nm前後の光で蛍光します。照らす物によって、光る波長が違います
  • コンテックと飯田照明は、365nmのほかに375〜405nmの型もそろえています

紫外線強度の比べ方

  • 紫外線の強さは距離で変わります。同じ距離の値どうしで比べます
  • 照射距離381mmでは、マークテックの D-10L が4,050μW/cm²以上、テクノアークの HB302Li が8,000μW/cm²以上、栄進化学の ZB-365J が19,990μW/cm²以上です
  • 照射距離600mmでは、栄進化学の LV-9 が6,500μW/cm²以上、マークテックの E-40L が6,300μW/cm²以上、日本電磁測器の MIZ-500L が5,000μW/cm²以上です
  • 飯田照明は、照射距離10mmと100mmの値をmW/cm²で出しているので、ほかの社の値とはそのまま比べられません
  • 強さは紫外線強度計で測ります。マークテックの UV-2500Ⅲ は、15,000μW/cm²までをデジタルで測れます

LEDとメタルハライドランプの違い

  • LEDはすぐ点き、使わないときは消せます
  • 日本電磁測器の MIZ-500L は、寿命が10,000時間で、メタルハライドランプの約6倍です。消費電力は従来機の1/5以下です
  • 栄進化学は、メタルハライドランプを使ったブラックライトの製造をやめています

寿命と値段

  • 栄進化学の LV-9 は、設計寿命が14,000時間です。出力が初期の70%まで下がる時間で示しています
  • テクノアークの GB450 は20,000時間、飯田照明のハンディシリーズは16,000時間です
  • 値段を公式に出しているのはコンテックだけで、ハイドレンジア UV-SU365-01 が28,000円、6灯投光器 UV-FL365-06DC が77,000円(どちらも定価・税抜)⁠で⁠す⁠。ほかの社は見積もりを取ります

使うときの注意

  • UV-Aでも、長く肌に当てると悪い影響があります。光源や反射光を直接見ないようにします
  • 光沢のある面は反射でまぶしくなります。可視光をカットするフィルター付きを選ぶと見やすくなります
  • 殺菌灯に使うUV-C(200〜280nm)は⁠、探傷用のブラックライトとは別物です。人に当てません
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