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GUIDE / ALUMINUM-MIRROR

アルミミラーとは?光学実験・レーザーで使うアルミミラー(アルミ蒸着の平面鏡)の種類(保護膜付き・反射強化・UV反射強化)と、反射率・面精度・価格の選び方

光学実験・レーザー・分光器で光を折り返すアルミミラーの3つの種類、保護膜付きと反射強化(増反射)の違い、UV反射強化アルミの使いどころ、面精度と基板の選び方、値段を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月2日更新

この記事の答え

アルミミラーは、ガラスの表面にアルミを蒸着して光を折り返す平面鏡です。表面鏡・アルミ蒸着ミラーとも呼びます。アルミ膜の上に何を重ねるかで、保護膜付き・反射強化(増反射)⁠・UV反射強化に分かれます。選ぶときは「使う光の波長」「要る面精度」「基板の材質」の3つを先に決めます。

アルミミラーとは

アルミミラーは、磨いたガラスの表側にアルミを蒸着し、その上に保護膜を付けた鏡です。ガラスを通さずに表面で光を返すので、像が二重になりません。光学実験の光路、レーザーの折り返し、分光器や計測装置の中で使います。

比較ページには、メーカーが自社のブランドで型番を出しているアルミ平面ミラーを、型番の単位で載せています。販売店が売る他社のミラー、金・銀・誘電体だけのミラー、光学フィルターは載せていません。

3つの種類

  • 保護膜付きアルミは、アルミ膜の上に薄い保護膜を付けた基本の型です。例は渋谷光学の高反射表面鏡 AL3-50S と、ソーラボジャパンの PF10-03-G01 ⁠⁠です
  • 反射強化アルミ(増反射)は、アルミの上に誘電体の膜を重ねて反射を上げた型です。例は中央精機の SMR-25EA と、渋谷光学の HR780A-1T ⁠⁠です
  • UV反射強化アルミは、紫外で反射率が落ちないように膜を作った型です。例はソーラボジャパンの PF10-03-F01 と、エドモンド・オプティクス・ジャパンの 39-216 ⁠⁠です

反射率で選ぶ

  • ソーラボジャパンの PF10-03-G01 は、450nm〜2µmで平均90%超、2〜20µmで平均95%超です
  • 渋谷光学の HR780A-1T は、400〜2000nmで反射率75%以上です
  • 紫外で使うなら、ソーラボジャパンの PF10-03-F01(250〜450nmで平均90%超)や、エドモンド・オプティクス・ジャパンの 39-216(250〜450nmで平均89%超)を見ます

面精度と基板で選ぶ

  • 干渉計やレーザーの光路で面を崩したくないなら、合成石英でλ/10の型を選びます。中央精機の SMR-25EA、ソーラボジャパンの PF10-03-G01、エドモンド・オプティクス・ジャパンの 39-216 がそうです
  • 合成石英は熱で伸びにくく、中央精機は熱膨張係数が低いことを特長に書いています
  • 光を折り返すだけなら、青板ガラスの安い型で足ります。渋谷光学の AL3-50S は面精度が2波長で、1枚4,840円(税込)⁠で⁠⁠⁠⁠す

値段

  • 渋谷光学の AL3-50S は4,840円(税込)、HR780A-1T は9,680円(税込)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • ソーラボジャパンの PF10-03-G01 と PF10-03-F01 は、どちらも8,669円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 中央精機の SMR-25EA は17,000円、エドモンド・オプティクス・ジャパンの 39-216 は24,500円(1〜5個の単価)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • エドモンド・オプティクス・ジャパンは、6〜25個で単価19,600円に下がります

手入れ

  • 膜に指で触れず、ほこりはブロワーで飛ばします
  • ソーラボジャパンの解説では、保護膜付きアルミは湿気の多い所でも保護膜付き銀より変色しにくいです。それでも湿気の多い所に置きっぱなしにせず、ケースにしまっておきます
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