ターンバックルとは?建築用(JIS A 5540)・枠式・パイプ式・ステンレス製の違いと使い方・選び方
鉄骨の

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ターンバックルは、
ターンバックルとは
ターンバックルは、
比較ページには、
4つの種類
- 建築用
(ブレース):鉄骨造や 木造の 筋かいに 入れて、 丸鋼の 筋かいを 張ります。胴 1個と ターンバックルボルト 2本の 組です。例は コンドーテック のJISコンブレース、 フルサト工業の フルブレース、 浪速鉃工の ナニワブレース、 アキテック、 光陽鍛造の 建築用 ターンバックルです - 枠式
(吊り・張り用):胴が 細長い枠で、 真ん中に 棒を 差し込んで 回します。 ねじが 入ってくるのが 見えます。例は コンドーテックの 枠式 ターンバックル、 未来工業 のYKT‑W2です - パイプ式
(吊り・張り用):胴が 筒で、 真ん中に スパナを 掛けて 回します。 細くて 目立ちません。例は コンドーテック のPS式 ターンバックルです - ステンレス
製:さびに 強く、 海の 近く や 屋外の ワイヤーに 使います。例は 浅野金属工業の ターンバックルオーフ、 スガツネ工業の DFTB‑311EEです
建築用ターンバックルの規格
JIS A 5540とJIS A 5541
- JIS A 5540
(建築用ターンバックル)は、胴 1個と ターンバックルボルト 2本の 組を 決めた 規格です。 1971年に 制定され、 1982年・ 2003年・ 2008年に 改正されました - JIS A 5541
(建築用ターンバックル胴)は、 主に JIS A 5540に 使う胴だけを 決めた 規格です
告示との関係
- 2000年の
建設省告示第1446号で、 建物の 主要構造部などに 使う ターンバックルは、 JIS A 5540・ JIS A 5541に 合う ものと 決められています - 2001年の
国土交通省告示第1024号で、 ターンバックルの 基準強度は 235N/mm²、 長期許容応力度は 基準強度 (F)を 1.5で 割った 値と 決められています
強さの見方
- コンドーテック
のJISコンブレースは、 M16で 保証荷重 38.3kN、 引張荷重 65.2kNを 構造計算用の 表で 出しています - 浪速鉃工の
ナニワブレースは、 M16でねじ 長さ125mm、 中あき 120mm、 枠長 250mmと 寸法を 表で 出しています
ブレースの張り方
- 取り付けたら
最初から 張らせて おきます。 筋かいに 緩みが あると、 建物が ある 程度 傾くまで 筋かいが 効きません - 胴は、
スパナの 柄の 長さを 決めて 片腕の 力だけで 回します - 両ねじボルトは、
取付ナット 2個が おねじに 十分かみ合う 余長を とります
吊り・張り用の選び方
枠式とパイプ式
- 枠式は、
中の ねじが 見えるので、 ねじの 掛かりを 目で 確かめられます - パイプ式は、
中は 見えませんが 細くて 目立たず、 人目に つく 所や 狭い所に 向きます - コンドーテックの
呼び12 (W1/2)の 両オーフは、 枠式も パイプ式も 使用荷重 7.8kNです
ねじの呼び
- 吊り・張り用には、
ミリねじ (M12など)と インチねじ (W1/2など)の 製品が あります。 今付いている 金具と 合わせる ときは、 呼びを 確かめます - M12の
使用荷重は、 浅野金属工業の ステンレスで 550kg、 スガツネ工業の DFTB‑311EE‑12 (耐荷重)で 5390Nです
吊りに使うとき
- 軸の
向きに まっすぐ、 静かに 引いて 使います。 横引き・下引き・ 斜め引きは しません (コンドーテック) - 大洋製器工業は、
総合カタログで 枠式 ターンバックルを 吊り具には 不適当としています - 玉掛けに
使う 金具は、 クレーン 等安全規則で、 その 日の 作業の 前に 点検する ことが 決まっています。 変形やき裂の ある 金具は 使えません
ステンレス製の選び方
- 塩分の
ある 所では、 ステンレス でも 孔食やすき間腐食が 起きます。 クロムや モリブデンを 多く 含む 鋼種を 選ぶのが 対策です (ステンレス協会) - スガツネ工業の
DFTB‑311EEは SUS316、 浅野金属工業の ターンバックルオーフ は 胴が SCS13 (SUS304相当)、 ねじが SUS304です。 SCSは ステンレスの 鋳物の 記号です - ほかの
金属と 組むと、 異種金属の 腐食が 起きる ことがあります
使うときの注意と点検
- 胴と
ボルトは、 同じ メーカーの 組で 使います。 ねじの 材料と 精度で、 ねじ部の 強さが 大きく 変わります - 水の
中や 腐食の 強い所では、 使用荷重が 大きく 下がります - 両端の
ボルトは 同じ量だけ調整し、 片側だけねじ込みが 浅くならないようにします - 使う
前に 必ず 点検し、 ねじに 傷が ある もの、 変形した もの、 フックの 口が 開いた ものは 使いません
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