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GUIDE / KNOCK-PIN

ノックピンとは?治具・金型の位置を合わせるノックピン(位置決めピン)の種類(丸ピン・ダイヤピン・ボール形)と、径・公差・材質・価格の選び方

治具・金型・機械部品の穴に入れて位置を合わせるノックピン(位置決めピン・ロケートピン)の3つの種類、丸ピンとダイヤピンの組み方、公差の記号、材質と硬さ、値段を、メーカーの公式資料から整理しました。

2026年11月2日更新

この記事の答え

ノックピンは、部品やワークの穴に入れて位置を合わせるピンです。治具では位置決めピン・ロケートピンとも呼びます。頭の形で、丸ピン・ダイヤピン・ボール形の3つに分かれます。2つの穴で位置を決めるときは、1本目に丸ピン、2本目にダイヤピンを使います。

ノックピンとは

ノックピンは、部品やワークの穴に入れて、位置を合わせるピンです。イマオコーポレーションは、位置決めピンを、切削加工や組立作業でワークや治具を正確に位置決めする部品と説明しています。多くの場合、ワークの2か所の精度穴にピンを入れて位置を決め、加工の基準に使うこともあります。

比較ページには、日本の会社が自社で作る、または自社ブランドで売る位置決めピンを、代表の品番で載せています。穴の径を測るピンゲージと、油圧やエアで動く位置決めクランプは、別の比較に分けています。

3つの種類

  • 丸ピンは、頭が真円のピンで、穴の中心を決めます。例はイマオコーポレーションのストレートピンBJ790-12001と、ナベヤのロケーティングピンA型LP253Aです
  • ダイヤピンは、頭の両脇を削ったピンで、穴の間隔のずれを逃がします。例はイマオコーポレーションのBJ792-12001と、ナベヤのロケーティングピンB型LP253です
  • ボール形は、先が球のピンで、ワークを入れるときに穴を導きます。例はハルダーのEH 22630.0512で、日本ではロームヘルド・ハルダーが売っています

丸ピンとダイヤピンの組み方

  • 2本とも丸ピンにすると、穴の間隔のずれでワークが入らなくなります
  • 1本目の主基準に丸ピン、2本目の副基準にダイヤピンを使います
  • ナベヤも、A型(丸)を主基準、B型(ダイヤ)を副基準に分けています

径と公差

  • 径は、ワークの精度穴に合わせて選びます。イマオコーポレーションのBJ790とBJ792は、径8・10・12・16mmがあります
  • ワークが入る頭の公差は、表の品はどれもg6です
  • 治具に打ち込む取付け側は、ナベヤのロケーティングピンがp6、ハルダーの位置決めピンがn6です
  • ハルダーのEH 22630.0512は、取付け穴をH7で開けます

材質と硬さ

  • イマオコーポレーションのBJ790とBJ792は、SK95を焼入焼戻して研磨仕上げしています
  • ナベヤのロケーティングピンはSUM22相当で、A型の仕上品はHRC50〜60、B型はHRC60です。表面は黒染めです
  • ハルダーのEH 22630.0512は、工具鋼です

セルフカット品と仕上品

  • ナベヤのロケーティングピンには、外径を自分で削るセルフカット品と、研削仕上げ済みの仕上品があります
  • セルフカット品は、許容差に合わせて外径を削り、取付け穴もそれに合わせて開けます
  • 表のLP253AとLP253は仕上品で、届いたらそのまま使えます

値段

  • イマオコーポレーションのBJ790-12001は4,700円、BJ792-12001は5,900円です
  • ナベヤのLP253Aは6,550円、LP253は8,250円です
  • どちらも、税込か税抜かは書かれていません
  • ハルダーの品は、公式のページに値段が出ていないので、見積もりで確かめます
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