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GUIDE / DRAIN-TRAP

ドレントラップとは?圧縮空気のドレントラップ(エアトラップ・オートドレン)の種類(フロート式・間欠式・電動式)と⁠、圧力・排出量・電源の選び方

圧縮空気の配管やエアタンクにたまるドレンを自動で出すドレントラップの3つの種類、コンプレッサーの大きさとの合わせ方、詰まりと凍結の対策、出したドレンの扱いを、主なメーカーの公式資料でまとめました。

2026年10月30日更新

この記事の答え

ドレントラップは、圧縮空気の配管やタンクにたまったドレン(水と油)を⁠、空気を逃がさずに自動で出す弁です。エアトラップ・オートドレンとも呼びます。弁を開けるしくみで、フロート式・間欠式(バケット・ディスク)・電動式(電磁式・モータ式・電子式)に分かれます。電源を引けない所はフロート式か間欠式、粘りのあるドレンや決まった間隔で出したい所は電動式を選びます。

ドレントラップとは

ドレントラップは、圧縮空気の配管・エアタンク・アフタークーラー・エアードライヤーにたまったドレンを、空気を逃がさずに外へ出す弁です。コンプレッサーで空気を圧縮したときや、タンクや配管で空気が冷えたときに、空気の中の水分が水になって出てきます。これを放っておくと、空気で動く機器や製品に水と油が流れ込みます。

比較ページには、日本の会社が自社で作るドレントラップを、各社の代表の型の単位で載せています。蒸気用のスチームトラップ、建物の排水トラップ、ドレンの油を分ける処理装置は除いています。

3つの種類

  • フロート式は、ドレンに浮くフロートが、たまった量に合わせて弁を開けます。電気を使わず、ドレンを出し続けます。例はテイエルブイのJA3、ミヤワキのAG11、ヨシタケのLD-16、SMCのADH4000です
  • 間欠式は、バケットの浮き沈みやディスクの開け閉めで、ドレンをためては出します。電気を使いません。例はテイエルブイのTATSU2、ミヤワキのAV-4、フシマンのB-10A、オリオン機械のAD-5-G1です
  • 電動式は、タイマーやセンサで電磁弁やモータの弁を開けます。電源を引いて使います。例はオリオン機械のADE450、SMCのADM200、明治機械製作所のADT-2C、フクハラのUPII-1Cです

最高使用圧力の違い

  • テイエルブイのJA3は、最高使用圧力1.6MPaです
  • 明治機械製作所のADT-2Cは、最高使用圧力1.47MPaです
  • フクハラのUPII-1Cは、最高使用圧力1.5MPaです
  • ミヤワキのAG11とAV-4は、どちらも最高使用圧力0.97MPaです
  • オリオン機械のADE450は、使用圧力0.25〜0.93MPaで使います

コンプレッサーの大きさとの合わせ方

  • オリオン機械の適合表では、2.2〜15.0kWのコンプレッサーにフロート型のFD2を合わせています
  • 同じ表で、75.0kW以上のコンプレッサーにはディスク型のAD-5を合わせています
  • フクハラのUPII-1Cは、0.4〜37kWのコンプレッサーのタンクに付けられます
  • フクハラの計算では、夏に37kWのコンプレッサーを圧力0.7MPa・気温30℃で動かすと、ドレンは1時間に8.4L出ます

排出量と選び方

  • テイエルブイは、選ぶときに1.5倍以上の安全率を見るよう書いています
  • テイエルブイのJA3の最大排出流量は、275kg/hです
  • ミヤワキのAG11の最大排出量は、700kg/hです
  • テイエルブイのTATSU2は、最大7.4t/hのドレンを出せます
  • オリオン機械のAD-5-G1は、ドレン水だけなら450L/h出せます

詰まりと凍結の対策

  • 油やさびの混じるドレンには、弁口の大きい型を選びます。テイエルブイのTATSU2は、直径16mmの弁口です
  • SMCのADM200は、モータで弁を動かし、高粘度のドレンも出します
  • ミヤワキのAG11は、ハンドルを押すと弁を強制的に開けて、詰まりを抜けます
  • 電動式は凍らせないようにします。オリオン機械のADE450は、2〜48℃で使います

出したドレンの扱い

  • コンプレッサーのドレンにはオイルが混じります。そのまま流すと環境を汚すうえ、法律違反になります
  • フクハラの解説では、ドレンを産業廃棄物として処理すると1Lあたり25〜50円かかります
  • 油を分ける処理装置を通してから流します

値段

  • このページに載せた製品は、どの社も公式に値段を出していません
  • 方式・口径・材質を決めてから、各社に見積もりを取ります
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