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GUIDE / DIAPHRAGM-MEMBRANE

ダイヤフラムとは?ポンプ・バルブ・調圧器で使うダイヤフラム(隔膜)の種類(ゴム・布入り・ローリング・PTFE)と⁠、材質・大きさの選び方

ポンプや弁の中で流体を仕切り、圧力を動きに変えるダイヤフラム(隔膜)の3つの種類、布入りとゴムだけの違い、NBR・EPDM・FKM・PTFEの選び方、ベロフラム(ローリング式)の特長、作れる大きさと注文のしかたを、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年10月28日更新

この記事の答え

ダイヤフラムは、ポンプや弁の中で流体を仕切り、圧力を動きに変える膜の部品です。隔膜・ダイアフラムとも呼びます。種類は、ゴムや布入りゴムの膜、深く絞って転がるように動くローリング式(ベロフラム)、薬品に強いふっ素樹脂(PTFE)の膜に分かれます。選ぶときは「流体の種類と温度」「かかる圧力」「大きさとストローク」の3つを先に決めます。

ダイヤフラムとは

ダイヤフラムは、流体どうしを混ぜないように仕切り、圧力の差を弁の開け閉めやポンプの往復のような動きに変える膜です。ショウエーの解説では、ポンプ・調圧バルブ・電磁弁・給水弁・エアブレーキ・半導体の装置などに使われています。内外ゴムの解説のとおり、ダイヤフラムは単体では使わず、機器に組み込んで働きます。

比較ページには、日本の会社が自社で作り、公式サイトで材質や大きさなどを案内しているダイヤフラムを載せています。ポンプや弁の完成品、特定の機器の交換用部品、金属のダイヤフラム、膜にする前のシートだけの品は載せていません。

3つの種類

  • ゴム・布入りゴムの膜は、柔らかく形を作りやすいので、ポンプ・弁・ガスメーターに広く使います。例は藤倉コンポジットの布入りダイヤフラム、バルカーの合成ゴムダイアフラム No.2810、内外ゴム・イナバゴム・ショウエーの膜です
  • ローリング式(ベロフラム)は⁠、深く絞った帽子の形の膜で、円筒の部分を折り返して転がるように動きます。例は藤倉コンポジットのBFダイヤフラムです
  • ふっ素樹脂(PTFE)の膜は、薬品と熱に強く、薬液のポンプや半導体の弁に使います。例はニチアスのナフロン ダイヤフラム TOMBO No.9080と、バルカーのバルフロン ダイアフラム No.7810です

布入りとゴムだけの違い

  • ゴムだけの膜は、高い圧力で破れるおそれがあります。ショウエーの解説では、合成繊維の布を間に入れて、耐圧と寿命を上げます
  • 布はナイロン・ポリエステル・耐熱のアラミド繊維が多く、イナバゴムとショウエーはここから選べます
  • イナバゴムは、布を真ん中に入れたダイヤフラムと、布を上側に寄せたベロフラムを作り分けています

材質の選び方

  • ショウエーの解説では、NBRは油、EPDMは熱水、FKMは薬品と熱に強いゴムです
  • 流体の種類と温度、最大と最低の圧力を先に確かめてから、材質を決めます
  • PTFEは薬品にとても強い反面、ゴムより柔らかさが低い材質です。曲げの大きい所に使うときは形と厚さをメーカーと決めます
  • バルカーは、PTFEを焼き付けて耐圧と耐薬品性を上げたゴムのダイアフラムも作っています

ローリング式(ベロフラム)⁠の⁠特⁠⁠⁠⁠長

  • 藤倉コンポジットのBFダイヤフラムは、転がって動くので摩擦損失がなく、ストロークの間ずっと有効受圧面積が変わりません
  • 直径に対して長いストロークがとれ、250Paの極微圧から9.81MPaの高圧まで設計できます
  • サイズは、シリンダー径とストローク量で決めます

大きさと注文のしかた

  • ショウエーは直径5mmから415mmまで、ニチアスのPTFEの膜は最大直径930mmまで作ります
  • 内外ゴムのガスメーター用は、膜厚0.15mmからの薄い膜です
  • ショウエーは硬さを30°から90°まで合わせられ、1個から受けます。製品はすべて受注生産で、カタログや在庫品はありません
  • このページの製品で値段を公式に出しているものはありません。材質・寸法・数量・使う条件を伝えて見積もりを取ります
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