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GUIDE / CONTROL-VALVE

コントロールバルブ(調節弁)⁠と⁠は⁠?グローブ形とバタフライ形の違いと、Cv値・口径・温度・駆動の選び方

プラントや工場の配管で流量・圧力・温度を自動で合わせるコントロールバルブ(調節弁)の仕組み、グローブ形とバタフライ形の違い、Cv値とレンジアビリティの見方、空気式と電動式、弁座漏れの等級を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月2日更新

この記事の答え

コントロールバルブは、調節計の信号で開き具合を変え、流量・圧力・温度を自動で合わせる弁です。調節弁・制御弁とも呼びます。弁の形で、弁棒が上下するグローブ形と、円板が回るバタフライ形に分かれます。選ぶときは「流す量(Cv値)」「温度と圧力」「空気式か電動式か」の3つを先に決めます。

コントロールバルブとは

コントロールバルブは、調節計やDCSからの信号を受けて開き具合を連続で変え、温度・流量・圧力を決めた値に保つ弁です。ヨシタケは製品の分け方で、空気・電気を動力にして各種機器と組み合わせ、温度・流量・圧力などを制御する弁をコントロール弁と呼んでいます。開け閉めだけの空気操作弁や電磁弁とはここが違います。

比較ページには、日本の会社が自社で作るか、海外メーカーの日本法人が自社グループの製品として売るコントロールバルブを、代表の型式の単位で載せています。建物の空調に使う電動の調節弁と、自力式の減圧弁は別の比較に分けています。

2つの形

  • グローブ形は、弁棒の先のプラグが上下に動いて流れを絞ります。アズビルのACTとAGVB、ヨシタケのCT-1とCT-100、日本工装の501T、スパイラックス・サーコのSpira-trol KEがこの形です
  • バタフライ形は、管の中の円板が回って流れを絞ります。巴バルブの508Vと日本工装の710Cがこの形で、大口径でも小さく軽く作れます
  • 中北製作所は、二方口・三方口の調節弁を使う条件に合わせて1台ずつ設計しています

Cv値とレンジアビリティ

  • Cv値は全開のときの流れやすさで、大きいほど多く流せます。アズビルのACTは0.4〜100、AGVBは0.1〜200です
  • ヨシタケのCT-1は、呼び径15AでCv値6、100Aで175です
  • レンジアビリティは、制御できる最大の流量と最小の流量の比です。巴バルブの508Vは100:1以上、ヨシタケのCT-100は50:1です
  • Cv値を大きく選びすぎると、少し開いただけで流れすぎて制御が荒れます

温度と圧力

  • 中北製作所の調節弁は、-253〜600℃、JIS5K〜63K、CLASS150#〜4500#の範囲で作ります
  • 日本工装の501Tは、流体温度-196〜538℃、ANSI/ASME Class 150〜1500です
  • アズビルのACTはJIS10K専用で、仕様をしぼって選びやすくしています

空気式と電動式

  • 空気式は、計装用の圧縮空気でダイヤフラムやシリンダを動かします。ヨシタケのCT-100の操作空気圧力は0.1〜0.3MPaです
  • 圧縮空気の無い場所では電動式を選びます。アズビルのACTは電気式の操作器も選べ、日本工装は全電子式の駆動部を用意しています
  • 空気が止まったときに開くか閉じるか(正作動・逆作動)を先に決めます。ヨシタケのCT-1は逆作動型(フェイルクローズ)⁠で⁠⁠⁠⁠す

弁座漏れ

  • 全閉のときの漏れは等級で表します。メタルシートはクラスIV・V、ソフトシートはクラスVIが多く、VIのほうが漏れが少なくなります
  • ヨシタケのCT-100はCv×0.01%以下(ANSIクラスIV)⁠で⁠す⁠。巴バルブの508Vはゴムシートで、最高1.6MPaでも締め切れます
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